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2012年7月 3日 (火)

医療と死について考える―④―終末期の胃瘻について

 老化は避けられない、死も必ずやってくる。老化に伴って身体に様々な支障や不具合が現れ、それがひどいときには、医者にかかることになる。脳卒中や心臓麻痺などで入院しなければいけない状況になれば手を尽くした医療が施される。

 食べられなくなった場合、経鼻チューブ栄養補給や中心静脈栄養補給や胃瘻という方法で人工的に栄養が補給される。その中で胃瘻が一番簡単で患者の負担も少ないのでこの方法取られることが多いそうだ。

 胃瘻は腹に穴を開けて胃まで直接管を通して流動食や水などを入れる。不要になれば閉じることもできる。そのためか現在日本中に40万人もの胃瘻をつけた患者がいるといわれる。

 中には胃瘻によって食事ができるように回復する例もあるそうだが、やってみないとわからないそうある。厚生労働省の調査では、900名の高齢者の中で、胃瘻にしてから外せるほど回復した人は6.5%だったそうだ。(6月28日朝日新聞)

 また、意識もなく寝たきりで長く生きる高齢者が増加し、本人も望まない延命治療ではないかと悩む医師や家族も多いという。NHKでは、4年間も延命した例を取り上げていた。

 中村医師は、胃瘻をつけて家族で面倒を見るならともかく、介護施設に任せるのなららやるべきでないと言っている。その通りだと思う。

 朝日新聞と日本老年医学会の共同調査では、回答した1000人の医師の51%が過去1年以内に人工栄養を中止したり、差し控えたりした経験があったそうだ。中止は22%、差し控えは48%だった。(6月28日朝日新聞)

 6月29日の朝日新聞は、胃瘻について引き続き取り上げた。それによると、

 ◎人工栄養の中止や差し控えを検討する際の問題点

  患者・家族の認識不足   53%

  医者の認識不足       34%

  医療施設側の人材不足   32%

  医療施設側の時間不足   30%

  診療報酬などの制度面   22%

  特に問題なし          14%

 ◎人工栄養の中止や導入をめぐる最近の変化について

  変化なし                  55%

  差し控えが増えた            22%

  患者側から差し控え要求が増えた  21%   

  患者側から中止要求が増えた     4%

  中止が増えた               2%

 私は、もし自分が終末期になった場合、胃瘻はしてほしくないと考えている。その時は自然に死んでいきたいと思う。

                          ―つづくー    

 

 

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生き方」カテゴリの記事

コメント

私の義父母は二人とも入院して1週間から10日ぐらいで亡くなりましたから付き添いもありませんでした。でも、そのとき器具につながれた姿を見て自分は絶対に嫌だと思いました。自然死を選ぶつもりです。

返信ありがとうございます。
皆で交代しての深夜付き添いが始まりましたが
いつまで出来るのか不安です。
深夜になると極端に不安がりナースコールを連打
してしまうので取り上げてなだめての繰り返しです。私はもう回復の見込みはないような気がするのですが身内のなかでも意見が違うので何も言えません。
でも自分は絶対こんな最後は嫌です。
いかなる状態でも栄養チューブ器官切開はしないでと言いたいです。

お気持ちお察しします。経鼻チューブ栄養補給の欠点は、痰ができやすいこと肺炎になりやすいこと、本人が不快であることなどだと聞きます。胃瘻の方が簡単でよいのですが、それも延命だけで本人だけでなく家族も大変です。
 栄養補給をやめれば本人も楽になるのですが。難しい問題です。

義父が術後の後遺症で寝たきりになりました。
器官切開し鼻から流動食が入っています。
痰の吸引を求め5分おきにナースコールを押すようになり病院に転院か泊り込みでの付き添いをと言われています。ナースコールを押しすぎないでと家族が言ったら涙を浮かべられてしまったそうです。誰か付き添いがいれば頻度が減るので皆無理をして付き添っています。義母も体力の限界、支える私たちも苦しいです。あとどれくらい続くのでしょうか?延命治療のこと嫁の私からは何も言えません。義父は幸せなのでしょうか?
口も聞けなくなりただ宙を見ています。
動かない足とは裏腹に肌つやがいいのが怖いです。

 食べられなくなってまだ生きたいという意思が本人にあれば、さらに家族に介護してあげる気持ちがあれば胃瘻などもいいと思います。私自身はそうまでして生きようとは思っていませんが。

医療付きの老人ホームで胃瘻をしていた知人が亡くなりました。
2食が胃瘻で、1食が口から摂る事になっていましたが、食べさせるのに時間がかかるので、殆ど手をつけないで下げてしまう。奥さんが食べさせると、殆ど食べてくれるが彼女自身も身体が悪く毎日行けないのです。骨と皮のようになってきたと心配して居ました。
知人の奥さんのガンが広がり広範囲に内臓を切り取り管でつながっているのです。さかずき1杯しか食べない。盃3杯しか1日に食事が取れない状態で2年以上が過ぎました。どんどん痩せてゆくが、夫婦の温かい日常は美しいと思います。

治療によってQLOが取り戻せる場合はいいですか、機器につながれた医療は過酷ですし、家族も大変です。それでも本人が望んでいる場合は別です。長引くと家族は不安になりますね。

友人に現在全くの寝たきりになり心臓の施術を4回も過去15年間でカテーテルを2回と昨年11月に心臓に通う血管の取り換え施術をしてすぐ12月にも同じ大施術をしている人がこの半年間は集中治療室と一般病室とでベットに寝たきりになっているが、家屋の話では長くなると本人の回復は望めなくなるような気がするし、このような状態はいつまで続くのだろうという不安がいっぱいになると言って見えました。

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