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2012年7月12日 (木)

健康食品やサプルメントは効くのか?

 特定保健用食品(トクホ)は5月に1000品目に達したという。トクホは、科学的な試験で健康の維持に役立つ効果が認められた食品で、消費者庁が許可するものだ。その他にも健康食品と呼ばれるものや栄養機能食品(ビタミン剤)などもある。

 毎日の新聞やテレビの広告、インターネットで一番目に触れるのは、こういった健康食品で、昔からあるのは青汁だがクロレラもかなり古い。何とかニンニク、ウコンなどというのもある。プロポリスとかDHAとかヒアルロン酸とかグルコミン酸とかとにかく枚挙にいとまがない。

 製造している会社でいえば、小林製薬のような薬品会社からサントリーのような飲料会社まである。やれ黒ゴマがいいのとか、黒酢ニンニクがいいのとか、サメのグルコミン酸がいいのとか新聞1ページの大宣伝をしている。

 私の知人で母親が八千草薫の宣伝する「皇潤」を長年飲んでいるがあんなもの高いだけで効かないと言っていた。

 私はビタミン類を毎日飲んでいる。ビタミンB,C,Eは活性酸素除去によいと言われる。ミネラルはミネラルを補うため、ブルーべり―アイは目にいいと聞き、アホエンは無料だから・・・と結構マニアであると自分でも思う。

 でも、これらのサプルメントを飲んでいても効能があると感じられたことは一度もない。例えばブルーベリーアイは目にいいといい、会社は宣伝のために体験記を毎回掲載しているが、私は実感はなにもないのに勝手に思い込んでいるのだと思っている。

 残念ながら、自分で飲まない場合と飲んだ場合を比較して体験できないので証明できないのだ。

 以前テレビでサプルメント大好き人間を取り上げていたが、その人は54種類のサプルメントを毎日摂取していると言っていた。でも、効果については言っていなかった。

 だから効くか効かないかは信じるか信じないかの違いだと思う。ちょうど薬の効能試験のときの偽薬・プラシーボと同じである。効くと思えば効く人もあるということだ。

 以下は、朝日新聞からトクホについての引用。

 「日本健康・栄養食品協会によると2011年度のトクホ市場は約5200億円。「おなかの調子を整える食品」や「血圧が高めの方の食品」、「骨の健康が気になる方の食品」といった分野で、1000品目以上のトクホが生まれた。キリンの特定保健用食品部の矢吹昭部長は「新しい分野のトクホが生まれれば、さらにヒット商品につながる可能性もあり、企業も研究を続けている」と話す。

 東京都が09年に行った福祉保健基礎調査によると、健康食品を使用したことのある人は約62%。健康食品のイメージについては約26%が「病気の予防や治療につながる」と回答した。明確な根拠もないまま効果をうたう怪しい健康食品もあるなかで、トクホは商品を選択する際の判断材料となっている。

 だが、国立健康・栄養研究所の梅垣敬三情報センター長は「トクホは科学的な根拠のある優れた製品だが、あくまでも食品。薬のような効果・効能はない。トクホさえ利用していれば健康になれるというものではない。正しく利用することが大切」と話す。」

 

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コメント

豆類とかイモ類玄米などや魚肉などもよいと思います。自然にある食品から必要なものを摂るのが一番ですね。そういう私はビタミンを飲んでいますが。

私は健康食品は儲けのためにだけあるものと思っている。黒ごまが体にいいのならば、無理に加工したものを買わなくても黒ごまを買って来て食べればいいと思っている。自然食品が一番いい。といっても土壌が汚染されていないことが前提ではあるが。
クロレラを飲んだことがある。私の今の健康はそのためであると思うことにしている。
家内がなくなる前に、がんに効くと言われて3年分の契約をした。当時80数万円、車1台分だと思った。「お父さんは、健康食品が嫌いだけれど、必ず全部支払ってよ。」と家内は言った。私は80万円で家内が生きられるなら安いものだと思った。家内は間もなく亡くなったので残りは私が飲んだ。だから、私の元気なのはクロレラのおかげだという訳である。
私はここ1年半ほど野菜食である。ご飯は食べたことはない。それで腹いっぱいで、体重が10㎏も増えて、食べすぎではないかと量を半分に減らしている。
自然のものというと例えばドクダミ、ハコベ、イヌタデは名前を知っているが、名前を知らないミョウガのような芽とか、ショウガのような根を生でかじる。
ヘチマのつるやカボチャのつる、つぼみなどはゆでて食べる。食べる物はいくらでもある。毒でし死ななければいいのである。
健康食品は高い分だけ濃度が高いから、体にいいのだろうが、例えばビタミンCならばそれを含んだ果物を、その値段だけ買って食べればおいしいのにと思う。


健康食品やサプルメントは高価です。効果があるかどうかわからないのに金を払うのはどうかと思いますが、きっと大きなマーケットなのだと思います。

ご多分にもれず、我々の世代も出会うと健康や健康法についてのことが話題になります。私はサプリメントの類は一切飲んでいませんが、私以外の人は何がしらのものを飲んでいました。その中の一人は毎月、夫婦で5万円以上サプリメントに支払っていると聞いて驚きました。確かにTV、新聞、インターネットに頻繁に広告がでるということはそれだけ大きな市場があることの証左だと思います。医薬品ではないので厳しい規制もありません。価格が安いと逆に効き目が少ない?ような錯覚もあります。国民の健康意識の高まり、高齢人口の増加を背景に益々マーケットは拡大の一途と思われます。サントリーや味の素のような大手企業の商品であれば信用も高まります。愛用している人にとやかく言うつもりはまったくありません。でも個人的には額面通りのような効果があるようにはとても思えませんが、、、。

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