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2012年6月 5日 (火)

グミ酒を仕込む

 昨年は、どういう訳かほとんど実がつかなかった我が家の大王グミだが、今年はたくさんの実をつけた。毎日ザルを持って庭に出てよく熟した実を取っている。

前にも書いたように、我が家のグミは、無農薬、無施肥なのだが立派な実をつけるのだ。自然のままにしてあるのだが、野生のDNAがつよく働くのであろうか。

 グミは実が赤く輝いているとよさそうにみえるが、食べてみると渋さがある。やや暗い感じの赤色になると渋みが抜けている。

 今年は、新しい発見をした。グミをザルに取って半日以上放置しておくと、色が黒ずんでくるのだ。グミが熟して行くのはかなり速いと知った。しかも、黒ずんできたグミは甘いのである。

 これまでは実をとるとすぐに食べていたのでわからなかったのだ。今年はたくさん取れたのでしばらく置いておいたからわかったのだ。

 妻は、「こんなにグミを食べたのは初めてだわ。」と言った。例年だとグミの酒を仕込んだとき数粒食べるぐらいであった。

 今年は豊作だったのでグミ酒を仕込むことができた。イオンでトップバリューのホワイトリカー1800ml入りを1130円で1パック買って来た。メーカー品より200円ほど安く買えた。ホワイトリカーでも35度なので結構高いのだ。

 専用のガラス瓶にグミを入れて、ホワイトリカーを6.5カップ、氷砂糖を100g入れた。グミは毎日少しずつ増やして、最終的には700gになった。瓶の中6割ぐらいがグミである。

 毎日グミの色が変わっていく。このまま3か月余り放置すると黑っぽい色に変わる。そして焼酎をたっぷりと含む。そうするとグミは取り出して食べる。

 グミ酒はできたてはスキッとしてはいるが、コクがない。1年、2年・・・と放置しておくとだんだんと熟成してくる。透明だったホワイトリカーもこげ茶色に変わってくる。4~5年もたったものはとても良い味である。

 今年仕込んだグミ酒を楽しむのは4~5年後である。

 

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食・食事・食物」カテゴリの記事

コメント

4から5年熟成すると、おいしいグミ酒になりますよ。

わーっ!おいしそうですね。家庭の味が出てきっと美味しいお酒ができるでしょうね。楽しみですね。

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