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2012年6月

2012年6月30日 (土)

死と医療について考える―②―医者も一般人も自然死を知らない

 現代日本では、病気になると必ず医者にかかるし、病気がひどくなると入院をする。そしてたいていの場合は病院で死を迎えることになる。

 私の父母も義父母も伯父や伯母もみな病院で亡くなった。病院では最後まで何とか手当てをする。点滴をしたり、酸素吸入をしたり、少しでも命を長らえさせようと試みる。幸いというか私の母も義父母も1週間程度の入院で亡くなった。父の場合はペースメーカーを入れていたので亡くなるまでの時間が長かったが。

 私の養父母の頃は、在宅治療が当たり前で、近所の医者に来てもらって手当てをしてもらったが、亡くなる前の治療と言っても聴診器をあてるぐらいでほとんど何もしなかった。

 養父は1週間静かに床に臥せって従容とした見事な最後であった。養母は割合長く床についてはいたが最後まで気が確かで私に礼を言ってくれて数日後に大きな息をしながら亡くなった。

 二人は本当の自然死であった。私は人間が死ぬというのはこういうことかと思い、できれば養父のような死に方をしたいと思ったものだ。

 昔は、自宅で自然に死を迎えるのが当たり前であったから、子どもでも人が死ぬ時にはどう死ぬのかを目の当たりにすることができた。

 ところが医療が発達して、いつの頃からか病院で死ぬのが当たり前になってしまった。

 病院では「最善?」の手を尽くすから自然死はあり得ない。だから医師も看護師も一般人も自然死を見ることはなくなった。

 中村医師は、ほとんどの医者は「自然死」を知らないと指摘している。たまたま彼の場合は老人ホームで自然死を数百例も見ることができたのだが、それは彼がそういう医療ポリシーをもっていたからできたことである。老人ホームでも医師が手を加えて最後まで医療づけにすることは普通なのだ。

 中村医師は、「医者は人間が自然に死んで行く姿を、見たことがありません。だから死ぬのにも医療の助けが必要だ、などと言い出すのです。」(P.5)と書いている。

 つづいて「『死』という自然の営みは、本来安らかだったはずです。それを医療が濃厚に関与することで、より悲惨で、より非人間的なものに変貌させてしまったのです。世の中で、一番の恐がりは医者でしょう。それは悲惨な死ばかりを目の当たりにしてきたせいだと思います。」と述べている。

 自分の身近な人たちを病院に入れて、その最後をいくつか見て、自分は病院では死にたくないと思ったものだ。点滴、心電計、脈拍計などの機器につながれて、酸素呼吸をあてがわれて、注射をされて・・・・ベッドの上の状態はまるで拷問のようなものであった。

 もし、自然死なら人生を終える時間は多少(2日ぐらい?)早くなるかもしれないがきっと楽なはずであった。でも、家族としては、医者の言うとおりに、できる限りの延命措置をとるのが当たり前だと思っていたのだ。自分は嫌だと思いながら。

 自分に関しては、医療措置によって元の状態(Quolity Of Life)をとりもどせる場合を除いて、ターミナルケアにおける医療は要らないと思うのだ。「大往生をしたけりゃ医療にかかわるな」を読んでそのことを強く感じるようになった。

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2012年6月29日 (金)

広瀬隆さんの呼びかけ―29日首相官邸を取り囲もう

 「おけらの いつかは青空 脱原発」からの転載です。緊急なので挟み込みます。

下記の広瀬さんの訴え。
以下をクリックしてみてください。
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-6160.html
♥6・29

 6月29日(金)午後6時からの毎週定例になっている首相官邸をとりまく「再稼働反対」「原発やめよ」「野田首相やめよ」の抗議行動に是非参加していただきたい、お知り合いにも呼びかけていただきたい、との訴えです。

 『6月29日、あさっての首相官邸前行動の呼びかけです。広めてください。お願いします。泣いています。広瀬隆』
~~~先週の首相官邸への5万人近い抗議行動も報道ステーションだけしか報道を行いませんでした。
 
 この5ch.番組は11分間をとり、その中に現場を空から「ヘリ中継」するなど、なかなかのものでしたが、NHKは全く報道せず!
 ※先回は、名古屋ではCBCだけが夕方のニュースで映像なしで触れました。これまで最大の45000名集まったが、どこも取り上げないと言っていました。
 今回は、野田首相に国民の声をもっともっと大きくとどけようと、更なる参加がよびかけられています。
 
 よびかけ人の鎌田慧さんなどと凄い相談がまとまったようです。
NHKなどが報道しないなら、市民の手で!ということです。
 「ヘリ」をチャーターしよう、空からの映像をカメラマンの綿井綿陽さんが撮影し、
岩上安身チャンネルで流そう(地上に降りてから流すことしか法的に許されないそうですが、それでも画期的。空からのレポです。)
という「市民的な正しい報道」を行うことを決定したそうです。
だいたいヘリチャーターが100万円。
その相談をしているところにいたある人物が100万円をポンと立替をしたとか。
 
 しかし、みなさんのカンパで賄いたいので、城南信用金庫に振り込んでください、もし余ったら原発裁判にカンパします、と粋な方法をとるそうです。
しかも、そのヘリに乗って、実況中継するのは、山本太郎クン! 面白いですね。
 ~~~~以上のようなことを、広瀬隆さんは訴えています。
参加される方は、ヘリからよく写るように懐中電灯を空に向けてとユニークな提案もあります。
 

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2012年6月28日 (木)

死と医療について考える―①―

 東京の娘の家に泊まった時、「大往生したけりゃ医療とかかわるな―自然死のすすめ」(幻冬舎新書、中村仁一著)という書物が置いてあった。私は、中村仁一という医師についてNHKのためしてガッテンで知って関心を持っていた。

 その番組は「胃瘻」について扱ったもので、その中で自然死ということについて中村医師の見解が紹介されていた。

 その中村医師が書いた本なので東京にいる間に読んでやろうと思い、朝起きたときなどにと読んだ。大変読みやすい本だ。

 中村医師は、社会福祉法人老人ホーム「同和園」付属診療所長である。前書きによると、そういうところの医師は医師界ランクでいうとホームレスレベルなのだそうだ。

 老人ホームでの12年間で彼は、最後まで点滴注射も、酸素吸入も一切しない「自然死」を数百例見て来たという。(P.5)その得難い体験を通して医療と死について考えるようになり、「自然死」が一番良いという結論に達した。その考えを広めるために何冊かの本を書いたり、「自分の死を考える集い」を主宰したりしているのだそうだ。

 娘の家で「大往生をしたけりゃ・・・・」を読んで、blogで取り上げたいと思っていた。不正確になってはいけないので本が欲しいと思い、読み終わったら送ってくれるように頼んでおいた。昨日届いたので早速再読した。

 結論から言って、私は中村医師のこの本を読んで自分の死に対する考え方をはっきりと決めることができた。

 自分もいつか死ぬ時が来る。死はどんな形でやってくるか誰にも分からない。死んでしまったらその時はもう自分には分からないのだ。死が分かるのは、死刑になるとか、ガンなどで死期を告げられるとかの場合である。

 でも、人間に限らず生きとし生けるものはすべてどんな形にしろ必ず死を迎えるのだ。大富豪でもアラブの王様でもお釈迦様のような悟者でも無名の民でも避けられないことである。

 私が育った新宮には、秦の始皇帝の命を受けて不老不死の薬を求めて中国からやってきたという徐福の墓がある。如何に強大な権力をほしいままにした皇帝でも死を免れることはできなかった。

 エジプトのファラオはいつの日かの再生を願ってミイラになった。でも、再生することはなかった。死ぬということは、この世に生まれ以上どうしようもない宿命なのである。

 いつかは必ず死ぬわけだから、死について覚悟を決めておかなけらばならない。若いときは、そんなこと遥か先のことだと思っていた。自分の掌の生命線を眺めて60歳ぐらいまで生きられたら・・・などと漠然と思ったこともあった。当時は人生50年と言われていた。

 それがいつのまにか平均年齢が男性が79.64歳、女性が86.39歳となった。そして自分もかなり接近してきた。私の高校同期でも2割は亡くなっている。ここまでくればいつ死んでもおかしくないところまできたのだ。だから死についての覚悟を決めておかなくてはならいと思っていた。

 自分の葬儀については家族に簡単な家族だけのものだよいと言ってあるが、死と医療措置については延命治療は要らないと言ってあるだけだ。

 中村医師の「大往生をしたけりゃ医療とかかわるな」を読んで初めてどのようにして死を迎えたらよいかについて覚悟ができた。

                      ―続く―

 大往生したけりゃ医療とかかわるな (幻冬舎新書)

 

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2012年6月27日 (水)

おべんとう箱通信から―原発を考える―

 町内に「おべんとう箱」というユニークなグループがある。8つのカテゴリーに分かれてグループ活動をしている。その中に食事会というのがあって、当日の会費(食事代)を払えば誰でも自由に参加できる。

  先日の食事会で原発問題をテーマに話し合いがされ、そのまとめが会報の「おべんとう箱通信」に載っていた。それをもとに私の解説も入れて紹介することにする。

 (1)原発が止まると自治体はすぐに財政破たんをするのか?

 おおい町など原発がある自治体が原発の稼働に拘るのは、原発が動かなくなると交付金が減ったり、働く場所がなくなることを恐れるからである。原発関連の自治体では、約60%の人が原発関連の事業に従事しているという。おおい町の場合人口は6500名だが町外からの人も含めて3500名も働いているのだ。

 だから原発が廃止になると働く場所がなくなるという心配が先に立つのだ。でも、原子炉を1基廃炉にするのに800億円~1000億円必要だと言われ、30年とか40年の長期にわたるのだ。だから「廃炉産業」という仕事ができ働く場は確保できると考えられる。

 原発が止まっていても、市町村には電力会社などから交付金の約8割が支給されるので、少しずつ減らされていくが、一気に財政が破たんするわけではないのだ。だからその間に新しい地場産業を起こすなどの措置をとればよいのである。

 私はおおい町民でないのでわからないが、町長はもし原発が稼働されなかったらどうなるのか、町民がどれほどこまるのか、本当に救いようがないのかなどの説明をしたであろうか。

 (2)野田首相は、なぜ、大飯原発の再稼働を認めたのか。

 大企業は安い電力料金で電気を使っている。東電の場合、企業への電力供給からの収入は僅か1割で、後の9割以上は家庭用の電力料金から得ている。関西電力でも同じに違いない。

 それなのに企業は強い。その企業から尻を叩かれて、関西の財界人が首相へ大飯原発の再稼働を強く要請したのだ。彼らは周囲の府・県知事や大阪市長などどにも電力不足で大変なことになると脅しをかけて、大飯原発再稼働を容認させたことは嘉田滋賀県知事が暴露した。

 かつて、福島県の佐藤栄佐久知事が原子力ムラに反する意見を述べ、国の方針を変更させたことがある。彼はその後ありもしない弟の汚職事件をでっち上げられ失職させられた。原発推進グループの裏の力は恐ろしいことを知事たちもよく知っているのだ。埼玉県の上田知事も電力料金値上げ反対を容認に転じてしまった。

 (3)日本のマスコミの力は弱い

 原発反対のニュースが、マスコミで取り上げられることは少ない。23日の夕方のCBCのニュースでちょっとだけ言っていたが、首相官邸を45000人のデモ隊が囲んだ。それはこれまでにない数字だがマスコミは取り上げないというのだ。

 確かに朝日新聞もNHKも何も報じていない。全く黙殺である。なぜ取り上げないのかというとそれには理由があるというのだ。

 その理由は、日本生産性本部が1999年に立ち上げた「新しい日本をつくる国民会議」(21世紀臨調)にあるのだ。委員は、経済界、労働界、学識経験者、自治体関係者、法曹関係者など各界の有志が活動を続ける政治改革の推進を目的とした提言体であり、合意形成組織である。

 その委員は112名だが、マスコミ関係者は43名もいる。それも大新聞の政治部長やテレビの編成局長などだ。これらの委員が年に100回(月に8~10回)も会合して21世紀の日本をどうすべきかを話し合っている。

 そういう中で、大新聞、テレビ報道は財界主導の報道が目立つようになっている。そして、原発反対や消費税増税批判の報道は少なくなっているのだという。

 東京新聞は原発反対の姿勢を打ち出したために大企業の広告が大幅に減ったそいわれる。山本太郎さんのように原発反対をはっきりさせたために仕事がなくなったタレントもいる。テレビは広告収入で成り立っているのでスポンサーを意向を無視できないのだ。 

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2012年6月26日 (火)

総武線を使って野田首相地元船橋まで行き原発反対をしたという

 東京では、24日の日曜日に、総武線に乗って千葉県の船橋市まで行き、原発再稼働反対の集会とデモをやるという企画があったそうだ。

 以下に、呼びかけを紹介する。

 6月24日(日)
「電車でGO! 野田退治デモ!」
集結地:西船橋駅北口「西船近隣公園」
14時集合!!!!!!
→船橋方面へデモ出発!

サウンドカー:
i ZooM i Rockers Soundsystem feat. 悪霊(Illeast records)
その他、イルコモンズ・ドラム大軍団、デモ割などなど、いろいろあり!

★さらに、とんでもない大作戦!
三鷹12:43発の中央・総武線に乗り込もう!
今回、地元船橋の人たちに加え、杉並・中野界隈の人たちも共催!
デモに間に合うように電車に乗ると、みんなが同じ電車になってしまう!!

ということで、三鷹12:43発の電車に乗って、各駅で人数を増やしながら、最後は満員電車で西船橋に到着してしまおうという大作戦!
そう! 杉並中野だけじゃなく、水道橋の人も両国の人も新小岩の人も、総武線沿線の人はみんな同じ電車に!!!!!!
※なるべく先頭車両(進行方向の1両目)から順番につめて乗りましょう。

【特典】脱原発っぽい感じでこの電車に乗り込めば拍手で迎え入れられ、一瞬で友達が出来ます。

ともかく明日はこの電車が熱すぎる!!!

 私は、同じ電車に乗り込んで集会に行くというアイディアが凄いと思った。同じ目的を持った人たちが、各駅から次々に乗車し、車内で連帯感を感じあうということだ。何でも、イギリスでこのような企画があったそうだ。

 当日の様子は、下記のURLのおけらさんのblogに詳しいルポが載っているので是非ご覧に頂きたい。とても楽しい雰囲気だったそうだ。一部を勝手にコピペした。

 http://blogs.yahoo.co.jp/okerastage/MYBLOG/yblog.html

 早めに着いたので、思い切って始発の三鷹駅まで行き、総武線12時53分発の一番前の車両に乗りこみました。
どうせなら、始めから見届けたかったからです。
多くが黄色のTシャツやエプロンを身につけ、手作りのアピールを手にしていらしたので、なぜか黒を着てきたおけらは、しまった~!でしたが、知らぬ同志が、

上手ねえ、とか素敵~と声をかけあい、電車はスタート。イメージ 1阿佐ヶ谷、高円寺と進むうちにどんどん乗客が増え、
  新宿あたりでもう満杯になってきましたがその後も各駅ごとに増え続けます。
イメージ 3
千葉(市川駅)に入ってからは、新客はワイワイと拍手で迎えたりで、もう車内は「昔なじみばかり」みたいなムードになりました。
 さすがは東京だと思いました。東京では、首相官邸を囲んだり、国会議事堂に出かけたり、いろいろな企画があるようだ。

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2012年6月25日 (月)

ご用心!!――パスワードを盗んで詐欺を働く

 私のところに、下記のような英文のemailが届いた。読んでみると何やら怪しげである。しかし、差出人を見ると知人の外国人であった。

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 でもクリックしては危険だと思い、送り主に原文を転送した。返事が来てemailアドレスのパスワードがアメリカから盗られたということであった。それで知人のmailアドレスを使って詐欺のmailが送られたようだ。

 新聞などではこのような被害に遭う危険性を警告していることがあるが、実際に自分の近辺で起きたのは初めてであった。

 昨日の新聞にも、「あなたの知らない間に大事な情報が盗まれている」と警告した記事があった。

 私はウイイルスバスターというソフトをパソコンでい入れてあるが、果たして安全なのかどうか。

 怪しげなサイトには近づかないようにしているが、今回のように知人の名を使って送られるとうっかり引っかかってしまうかも知れない。疑わしいと思ったら、クリックしないことが大事である。

ご用心!ご用心!

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2012年6月24日 (日)

1年10か月で覚えたテクニック不要カード・マジックのリスト

テクニック不要カードマジック・リスト 2012.6.18
通し A-1 セット不要(デックを使用) 赤字は13枚でやれる
1 1  Aに3枚載せ4枚のA出現(Hirayama
2 2  26枚のカードで「必ず当たりますように」(Oya
3 3  52枚のカードで「必ず当たりますよ」Oya)
4 4  ペアのカード(Oya)
5 5  誕生日おめでとう(Oya)
6 6  2人のカード当て(Oya
8 8  12枚から選んだカード当て(Oya
9 9  ジェニミ・ツインズ(Hirayama)
10 10  選んだカードの出現(割れ目利用)(Hosoda)
11 11  選んだカードが現れる(トップを見ておいて)
12 12  えらんだカアドおしえて(Ooya&Hide)
13 13  あなたの選んだカード表向け!(Oya)
14 14  相手に操作させて当てる(楊)
15 15  カードめくり勝負の予言(Kuruwa)
16 16  脈が当てる選んだカード(Kuruwa)
17 17  術者が選んでカードを当てる(Kawabata)
18 18  覚えたカードがハンカチをすり抜ける(Oya)
19 19  ONEからTWELVEまでで当てる(Oya)
20 20  3つのK(楊)
21 21  天海ムーブ(Hirayama)
22 22  仲良しA
A-2 セット不要(パケット使用)
23 1  Aと絵カードでグループに分かれたり戻ったり
24 2   ペアを選ぶキューピット(Oya)
25 3  A10までのカードで移動枚数当て(Oya
26 4  4枚から8枚のカードで「どれかなどれかな」(Oya
27 5  DOWN UNDER①②③④(Hide&Oya)
28 6  8枚のカードで当てる「ある、ない」(Oya)
29 7  蘇武牧羊カード版(Hide)
30 8  水と油①②③(G.Suzuki&Hirayama)
31 9  黒、赤、黒、赤(8,9を使って)(Hirayama)
32 10  黒、赤、黒、赤(Aを使って)(Hirayama
33 11  左端のカードを覚えて(楊)
34 12  ダイスのカード(Oya)
35 13  家来を連れて(Oya)
36 14  赤だと思ったら黒だった(Hirayama)
37 15   相手が選んだカードを当てる(ナポオレオンズ)
38 16  王様はここだ(Oya)
39 17  A~4のカードが元に戻る①②(Hirayama)
B-1 セットが必要(デック使用)
40 1  デック4分割相手にやらせてAの出現
41 2  一番簡単な4枚のAの出現
42 3   4枚のAの出現(5枚から選んで)(Kuruwa)
43 4  ダイヤの5(簡単なフォーシングで予言)(Oya
44 5  キー・カードで相手が選んだカードを当てる
45 6  「3ですね」(Oya
46 7  二人の探偵
47 8  離れられない二人
48 9  カードメドレー(Oya)
49 10  エースが現れるA,B,C 3種(Takagi)
50 11  FOUR ACES(Oya)
51 12  予言・スペードの4とクラブの10だ(Oya)
52 13  カード・予言の時計(Oya)
53 14  謎の予言カードハートの9・スペードの7(Oya)
B-② セット必要(パケット使用)
54 1  相性占い
55 2  仲良しクイーン(Oya)
56 3  1杯やろう
57 4  同じ色のカードが現れる
58 5  oneからKまで(極道おやじ)(Oya&Kawabata)
59 6  1から13まで(よいジャック)(Oya&Hide)
60 7  1から13まで(ゴートージャック)(Oya&Hide)
61 8  エレベーター・カード

  

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2012年6月23日 (土)

記憶力との戦い―すぐ忘れてしまうカードマジック

 2年ほど前(2010年8月)に、カードマジックを覚える決心をして、その時「記憶力との戦いだ」ということを書いた。高齢になってカードマジックを覚えるのは大変難しいことだからだ。特にテクニックを要するカードマジックは無理なので、ロジカルなマジックを選んで覚えることにしたのだ。

 最初は4種類ぐらいと目標を低く置いて、それが覚えられたら次は8種類というように少しずつ増やして行った。そして半年くらい経ったら20種類ぐらい覚えられたように思う。

 カードマジックは復習をしないとすぐに忘れてしまう。それで覚えたのはできるだけ人に見せることにした。機会を捉えて人に見せることで復習になるのだ。

 それでも覚えたことを保持することは大変である。手順が似ているのがあって、それが混同してしまうことがよくあるのだ。先日勉強したカードマジックを整理したら60種類以上あることが分かった。いつの間にかそんな数になっていたので驚いた。

 このところ2週間ぐらいカードマジックの復習をしていなかった。それで昨日復習をして見たら、見事に忘れてしまっているのが20以上あった。中には大丈夫だと思っていたものまでが忘れていてがっくりとした。

 前にも書いたように、記憶を保持するには忘れないうちに復習するしか方法がないのだ。若い時と違って高齢になると忘れるのは当たり前なのだ。

 知り合いのカードマジシャンに聞くと、若いときに覚えたものは今でも覚えているが歳をとってからのものは忘れると言っていた。

 カードマジックに限らず、一般のマジックでもしばらくするとやり方を忘れてしまう。だからマニュアルを作って、やる前にそれを見て思い出すようにしている。

もう1つやっていることは、思い出して頭の中で操作をすることである。思い出すのは脳のためにいいことだと茂木健一郎の本に書いてあった。そういう副産物もあるのだ。

 朝のウオーキングのときとか、夜中に目が覚めてなかなか眠れないときなどに頭の中で思い出してカードマジックをやるのである。どうしても思い出せないものは後でマニュアルを見てカードを使って復習するのだ。

 テクニカルなカードマニュピレーションをやる人は毎日2時間から3時間ぐらいはカードに触れるようにしていると言っていた。若い時に勉強してテクニックを身につけてもそれを維持するにはそれなりの努力が必要なのだ。

 たとえテクニックが要らないカードマジックでも、高齢になって覚えようというのだから復習するしかないのだ。そのことを痛感させられたこの頃である。

 それと、後悔していることがある。それはカードマジックを敬遠して高齢になるまで覚えなかったことである。

 カードマジックは難しいという先入観があったことと、私の師がカードをやらなかったためである。

 カードは持ち運びに便利だし、カードマジックの種類は何万もあるし、簡単で不思議なマジックもたくさんあるのだ。それなのにやらなかったことを残念でならないが今更どうしようもないことだ。

 この続きとして、覚えた(忘れたのもあるが)テクニックの要らないカードマジックのリストを公開しようと思う。それを見て、自分もやってみようという人があれば嬉しい。

 

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2012年6月22日 (金)

巨人軍原監督の1億円ゆすられ問題

 プロ野球巨人軍の原監督が女性問題で1億円をゆすりとられたと、朝日新聞までが社会面で大きく報じた。

 この問題は、週刊文春が最新号で取り上げたので、負けじと記事にしたのであろう。週刊文春に対しては、巨人軍は「反社会的勢力に対する利益供与ではない」として、文春を名誉毀損の損害賠償訴訟を起こすという。

 原監督自身も1億円の求めを受け入れて支払ったことを認めたが、暴力団関係者ではないと言っている。しかし、1億円を要求した相手2人は暴力団組員であったことははっきりしている。それに女性問題で一般の人が1億円を脅し取るなどは考えられない。

 いくら巨人軍の監督で、超有名人だからと言って、1億円という大金をはいそうですかと支払うのはおかしい。1億円といえば普通の市民にとっては夢のような大金である。そんな大金を言いなりに渡しておいて「暴力団関係ではないから」と弁明するその感覚を疑う。

 仮に、暴力団関係者ではないとしても、脅されて1億円を払ったのだ。そのこと自体が社会的通念からして許されないことが分からないのであろうか。

 巨人軍球団関係者も、その事実を2006年に原監督に確認しながら、被害届も出さず黙認してきたという。原監督は借金をして金を作ったとも言われるが、いったい誰が金を貸したのだろうか?巨人球団かそれとも読売新聞関係者か?

 原監督は、2009年には、「暴力団に金を出さない」という警視庁のポスターのモデルにも起用されて、暴力団追放運動にもかかわっていた。

 1億円を渡したのが2006年8月下旬だというから、当然警視庁のポスターモデルは断るべきであったのだ。

 警視庁も2009年には、巨人軍は被害届を出すことで警視庁と相談をしたというのだから、原監督のポスター起用は共犯である。警視庁の暴力追放キャンペーンもいい加減なものだ。

 いずれにしても、有名人がスキャンダルで金を要求され、いとも簡単に金を出して分からなければ幸いうやむやにしてしまおうという風潮は普通の市民からは理解できないことである。絶対に屈してはならないことである。

 ハラタツノウ

 

 

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2012年6月21日 (木)

TEDカンファレンスで話す慈善事業家ビル・ゲイツを聴く

 マイクロソフトの創始者ビル・ゲイツは、巨万の富を得てCEOを退き、2000年に妻と共にゲイツ慈善事業財団を立ち上げた。あの有名な投資家のウォーレン・バフェットも財団に370億ドルの寄付をした。

 アメリカの事業家の凄いところはゲイツのように慈善事業などに寄付をすることだ。日本ではあまり聞いたことがない。

 そのビル・ゲイツがTEDカンファレンスでon mosquito,mararia and educationと題してスピーチをした。

 TEDカンファレンスについては、毎週月曜日にEテレで午後11時から放送されている。さまざまなスピーカーが登場し、英語で得意分野のスピーチをするのだが大変面白い。

 まず、ゲイツが話したのは、アフリカや南アメリカなどでマラリア対策に取り組んでいることだ。

 世界の乳幼児死亡率は1960年に1.1億人生まれて200万人死んだ。それが207年には1.3億人生まれて1000万人死んだが、死亡率は半減した。それで平均寿命は倍になった。それには予防接種の普及が大きく寄与している。

 今では乳幼児の死亡原因の主なものは、下痢、肺炎、マラリアだという。そしてゲイツはマラリアは撲滅できるというのだ。 

 北半球の豊かな国々では、マラリアはほぼなくなった。それは、特効薬と殺虫剤のおかげであるという。ところがアフリカなどでは金がないので現在地球上では2億人がマラリアに感染し、100万人が死んでいるという。

 マラリアをなくすには蚊を撲滅するのだが、その対策資金がない。頭の禿げを治す薬の開発には多額の金を使ってもマラリア対策には金が回らないのだという。

 蚊をなくすには、殺虫剤と蚊帳が必要だ。そのために世界中の啓蒙家や社会学者や数学家や製薬会社などの協力が必要だと訴える。

 私は、日本の蚊帳メーカーが画期的な蚊帳を製造してアフリカで貢献しているのを知っているが、ビル・ゲイツはそれには触れなかった。知らないのであろうか?

 ゲイツ財団では、マラリアのワクチン開発に資金を提供しており、近い将来それができればマラリア撲滅に役立つだろうと述べた。

 次に、ゲイツは、啓蒙家や学者などを育てるには、教育が大切で、とりわけ教育技術の高い教師を養成することが大事だと話した。そのためにゲイツ財団はアメリカで取組を始めていると言った。

 彼はスピーチの中で何度か「私は楽天家である。どんな問題も必ず解決できる」と述べた。

 UNISEFでは、発展に取り残されている国々の乳幼児を死亡から守るために寄付金を募っている。今日もUNISEFからの寄付要請が届いた。それによると、「今日もこの世に生を受けた赤ちゃんが、24時間もたないうちに命を落とす―そんな悲劇が、世界では年間約150万人に起こっています」と書いてある。

 UNISEFは、予防接種を普及させる運動にも取り組んできた。そうした活動やゲイツ慈善事業財団の活動などが乳幼児の死亡率の低下に貢献しているのだ。

 それにしても、ビル・ゲイツが儲けた金を慈善事業に投じていることに頭が下がる。中国や日本や韓国などの大金持ちも少しは見習ったらよいと思う。

 

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2012年6月20日 (水)

週刊文春のスクープ、小沢一郎元夫人の離婚挨拶の手紙

 週刊文春6月21日号の広告に「小沢一郎夫人が支援者に『離婚しました』と11枚の便せんに綴った手紙を送ったとあった。

 週刊現代も小沢一郎を取り上げて、文春記事からのポイントを引用していた。

 愛人がいたことや隠し子が20歳になっていることや結婚前の愛人に養育費付きで養子にさせたというようなことはタプロイド紙的な興味の範囲を出ない。彼が師と仰ぐ田中角栄にも愛人がいたし、その子どもが最近本を出して話題となっているがその程度のことだ。

 許せないのは、彼があの福島第一原発の事故の後、放射能を怖れて秘書と逃げ出したという事実である。

 和子夫人は、昨年3月の東日本大震災後の小沢元代表の言動について触れ、「このような未曾有の大災害にあって本来、政治家が真っ先に立ち上がらなければならない筈ですが、実は小沢は放射能が怖くて秘書と一緒に逃げだしました。岩手で長年お世話になった方々が一番苦しい時に見捨てて逃げだした小沢を見て、岩手や日本の為になる人間ではないとわかり離婚いたしました」と書いている。

 小沢一郎は、避難するために長野県に土地と家を買ったと週刊現代に書いてあった。彼が放射能を怖れるもう一つのエピソードが書いてあった。彼は福島や宮城や岩手などの支持者からの贈り物を捨てさせたというのだ。

 放射能がそんなにも怖いのか。卑しくも首相になろうと争った人間がそんなことでよいのか。もし、菅さんに勝って首相になっていたら、真っ先に逃げ出したのであろう。イタリアの豪華クルーザーの船長のように乗客(国民)を見捨てて。

 彼は政治資金の問題の時に、「いつも天下国家のことだけを考えている」とうそぶいていた。あれは真っ赤な嘘であったことがバレバレだ。小沢一郎が岩手に入らないことを不思議に思っていたが、図らずもその理由が暴露されてしまった。

 暴露したのが奥さんであるというところが重要である。一番身近にいて小沢の行動をよく知っている人の証言だからである。

 「3月11日、大震災の後、小沢の行動を見て岩手、国の為になるどころか害になることがはっきりわかりました」

「国民の生命を守る筈の国会議員が国民を見捨てて放射能怖さに逃げるというのです。何十年もお世話になっている地元を見捨てて逃げるというのです」

  和子夫人はさらに、

「かつてない国難の中で放射能が怖いと逃げたあげく、お世話になった方々のご不幸を悼む気も、郷土の復興を手助けする気もなく自分の保身の為に国政を動かそうとするこんな男を国政に送る手伝いをしてきたことを深く恥じています」

 和子さんは、その小沢の自分勝手な行動を見て離婚を決意したと言っている。見上げたものである。

 和子夫人は昨年7月に家を出て別居を始めたという。その後も現在まで別居は続いているが、小沢事務所は「離婚の事実はない」としているそうだ。

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2012年6月19日 (火)

朝日新聞スクープ?米の放射線実測図放置

 6月18日の朝日新聞朝刊トップ記事は、「米の放射線実測図放置」であった。非常に重要な内容であるが,NHKでも日本経済新聞でも中日新聞でも報道されなかったから、朝日新聞のスクープだと推測される。

 朝日新聞では、昨年の10月末ごろ、文部科学省や保安院がアメリカが飛行機を飛ばして実測した放射能汚染の実測地図を早くから入手していたらしいという情報をつかんだ。

 しかし、取材は「役所の壁」にはばまれて難航を極めたという。それがここに来てやっと本当のことがわかったということのようだ。

 本当のこととは、昨年3月11日の福島第一原発の事故の後、17日から19日の間に、米エネルギー省が米軍機を飛ばして、空から放射線測定を行って詳細な「汚染地図」を提供したのに、日本政府はこのデータを公表せず、住民の避難に活用していなかったことが分かったことだ。

 この汚染地図は放射能の広がりを正しく示しており、高濃度汚染地域が北西方向に帯状に広がっていることが一目で分かるものだ。

 アメリカのエネルギー省は、このデータを3月18日と20日の2回、電子メールで外務省に提供した。外務省はそれを文部科学省と原子力安全・保安院に転送したという。

 そのデータが文部科学省や保安院に伝えられたにもかかわらず、無視されて、首相官邸や原子力安全委員会にも知らされなかったのだ。そのために大勢の住民が汚染地域を避難先や避難経路に選ぶことになったのだ。

 福島県浪江町や飯館村などを含む福島第一原発の北西方向に、30kmにわたり、1時間当たり125マイクロシーベルトを超す線量が広がっていた。それは8時間で住民の年間被ばく線量の限度を超える数値であった。

 文部科学省の渡辺次官は「当時は提供されたデータを住民避難にいかすという発想はなかった」と述べている。政府が飯館村などを「計画的避難区域」に指定したのは事故から1か月以上たった4月22日であった。

 その間汚染地域の住民は高濃度放射線量にさらされ続け、しかも、避難も汚染の高い地域へ行われたのだ。

 政府の初動対応では、汚染の広がりを予測する緊急時迅速放射能予測システム(SPEEDI)の結果発表も遅れて結局活用されなかったが、それより大事なせっかくの貴重な実測データが放置されたのだ。

 役所のこの認識の甘さ、無責任さ、これはどれほど非難されてもしすぎではない。政府の官僚のいい加減さ、国民無視がこの件でも証明されたのだ。

 朝日新聞のスクープを讃えたい。保安院が公式取材に応じたのは、3か月後のやっと6月15日で、しかも、データを受け取った事実自体を確認中という回答だったという。

 保安院はどこまで無責任なのか呆れて物が言えない。

  

 

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2012年6月18日 (月)

自民党に助けられたマニュフェスト放棄

 消費税の増税を民主・自民・公明の三党が合意に達した。17日のサンデーモーニング岸井氏の説明によると、これは最初から決まっていた落ち所であったという。

 自民党は、民主党が先の衆議院選挙で掲げたマニュフェストの目玉である「後期高齢者医療制度の廃止」と「最低年金制度」を放棄させたが、実は民主党は何とかしてこれを放棄したかったというのだ。民主党が自らマニュフェストに掲げたことを放棄するわけにはいかないので、自民党に迫られて已むを得ず放棄することになったという形を作ったというのだ。

 自民党は最初からそれを見越して手を打ってきたという。自民党石原幹事長は民主党の公約は撤回されたと述べ、公明党の斉藤幹事長も同じ趣旨の発言をしている。

 (自民党の)石原伸晃幹事長も都内で記者団に「実質的に最低保障年金も後期高齢者医療制度廃止も、自公がそっぽを向いたら話もできないということが決まった」と述べ、民主党は今後、自公両党の公約撤回要求に従わざるを得ないとの考えを強調した。
 公明党の斉藤鉄夫幹事長代行も同日のTBSテレビの番組で「民主党の公約は実質的に撤回された」と自民党と足並みをそろえた。 (2012/06/16-18:27時事通信)

 これを内心一番喜んでいるのは、野田首相であり、岡田副総理だ。そしておそらく殆どの民主党員であろう。これからはマニュフェストに縛られなくて済むからである。

 岸井氏は、こうもコメントした。「民主・自民・公明は連立を狙っている」と。確かに公明党の幹部は連立をほのめかす発言をした。そのための障害となる民主党のマニュフェストの放棄は必須条件なのだ。

 また、岸井氏は「最後には小沢グループも態度を和らげて棄権とか欠席という手段に出るであろう」と指摘した。小沢氏ももともとは消費税増税を唱えていたのだ。

 それにしても民主党の変節は余りにも露骨で政党としての信義も何もあったものではない。選挙民を欺くにもほどがある。岸井氏は、これまでに政治の劣化がひどすぎると何度も述べていたが、本当にその通りである。

 民主党ももとはと言えば、自民党から出た人たちが主力である。だからこのような結果になっても何ら不思議ではない。同じ穴のムジナなのだ。

 政治が劣化する間隙をぬって和製ヒトラーを待望する雰囲気が醸成されることを怖れずにはいられない。

 

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2012年6月17日 (日)

小出裕章先生の話に納得そして嘉田知事の暴露 

 小出先生は「たねまきジャーナル」に出演し大飯原発の再稼働についてコメントしておられる。

 「大飯再稼動は、おおい町長が容認して、「大変残念」である。だが、残念だけでは済まない。原子力の長い歴史の中で、地域が原子力にすがらないといけない状況が作られた。一度受け入れたらそれに依存する町になり、さらにお金が要る。麻薬患者を作り、ますます麻薬付けにするのと同じものである。大事なのは、どうしたら、町が生き延びるのかを考ることだ。町長、県知事はそれを考えるべきなのだ。

 福井県議会では採決はせず知事に一任した。知事が決めたからと、責任逃れで、「情けない議会」である。一人ひとりが責任を負わないといけないが、原子力では個人の責任を負わないのだ。

 「大飯を動かすと危険度はどう違うか」というリスナーの質問について、「運転中に全面停電したら取り返しがつかない。動いている状態は危険であるが、動かないとそれも安全ではない。広島原爆の120万発分!の核のごみがたまる。福島事故は進行中で危機に直面している。しかし。まずは止めないといけない。」

 「東電の社内で最終報告書が出て、原発の北西の汚染は2号機から漏れたガスが原因となるのだが、詳しい原因の説明がなく意味がない。現場に誰も行けず、原因確定は20年30年後になる。しかし、2号機の漏洩はサプレッションチェンバー、本体とこれを結ぶところが破損して漏れたと推察される。これはGEの設計者も問題と思っていたところである。政府と東電は津波が原因としており、だから東電はこの部分に言及したくないのだ。」

 藤田さんが、再稼動を決定する模様について、「せっかく節電して原発なしでやれると証明するチャンスと思っていたのに」と言った。小出先生は、「去年の夏も乗り切れたし、節電しなくても乗り切れる。日本の国家の統計データがそれを示しており『原発なしでいついかなるときでもOK』なのに、国が電気が足りないと脅している。それでも国民は節電しようとしているのに、野田主将は、国民に恩着せがましくやっている。『異常な人たち』なのだ。

 次に、あの嘉田滋賀県知事がなぜ再稼働に態度を変えたのかについて、知事自身が暴露している。  

 関西電力が「停電」を武器に企業を焚き付け、自治体の首長たちを脅していたことが現職知事の証言によって明らかになった。「再稼働は認めない」から一転「夏場の再稼働は認める」とした滋賀県の嘉田由紀子・滋賀県知事がきょう、日本外国特派員協会で開かれた記者会見で暴露した。

 海外記者から「再稼働反対の声を過激にあげていたにも拘らず、180度スタンスを変えたのは何故か?」と問われた嘉田知事は次のように答えた―

 「(夏場の)電力不足で“停電になったらどうする?” “お前は責任取れるのか?”と関電、国、企業から脅された。大阪の橋下(徹)さんとも話し、“電気が停まったら仕様がないわね”ということになった」。

 以上は「おけらの いつかは青空 脱原発」から引用し、読みやすくした。
 

 

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2012年6月16日 (土)

健康寿命と長寿ホルモン=アディポネクチン

 11日の愛知テレビの「主治医見つかる診療所」という健康番組を録画しておいて見た。長寿ホルモンが多い人と少ない人の違いは?という説明に惹かれたからだ。

 長生きをする人は長寿ホルモンが多いということが分かったのだという。100歳以上の長生き女性の平均値は12.1だそうだ。これが4以下だとよくないという。

 長寿ホルモンはアディポネクチンといい、1996年に大阪大学の松沢教授のグループによって発見された。

 このホルモンは、内臓脂肪から産出されるそうだが、だからと言って内臓脂肪が多いのはよくないのだという。丁度よいくらいの内臓脂肪があるとこのホルモンがうまく出るのだ。

 内臓脂肪を測る器械で調べて、100㎠以上は危険なのだそうだ。また少なすぎてもホルモンはでないようだ。

 アディポネクチンは生活習慣病予防や老化防止効果がある。

 血管を広げて血圧を下げる。痛んだ血管を修復する。 血糖値を下げ、糖尿病を予防し改善する。中性脂肪を下げる。コレステロールを正常化する・・・・。

 内臓脂肪を適量にするためには、運動や食事に気を付けることが大事である。とトータルで1日1万歩のウオーキング、大豆などの豆類や海藻を食べるのもよい。

 番組では、「ちょい減らし」と呼んでいたが、食事から1日に150kalを減らすように心がけるとよいそうだ。

 長寿と言っても健康を維持しながら長生きをすることが望まれることで、「健康寿命」ということを厚生労働省は唱え始めたという。

 それによると愛知県の男性は日本トップで、71.74歳だそうだ。女性は 静岡県で75.32歳だ。有難いことに私はすでに平均を超えてしまった。これからも健康寿命を心がけていきたい。

 以下に参考資料を載せて置く。

 「厚生労働省は1日、国民が一生のうちで健康面の支障がなく日常生活を送れる期間を初めて算出し、「健康寿命」と名付けて公表した。

 2010年の健康寿命の平均は男性が70・42歳、女性が73・62歳で、生存期間を示す平均寿命(簡易生命表)とは男性で9・22年、女性は12・77年の差がある。同省は健康寿命を延ばすことを、改定中の国民の健康指標「健康日本21」に新たな目標として盛り込む。

 健康寿命は、同省が行っている国民生活基礎調査で、日常生活への健康上の問題の影響を尋ねた質問に、「ない」と回答した人の割合や年齢別の人口などから、同省の研究班が計算した。都道府県別では、男性は愛知(71・74歳)、女性は静岡(75・32歳)がトップ。最短は男性が青森(68・95歳)、女性は滋賀(72・37歳)だった。」

(2012年6月3日15時03分  読売新聞)

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2012年6月15日 (金)

65歳以上無収入主婦が国民健康保険で損しないために

 名古屋市では国民健康保険料納入の通知が配達された。内容に疑問を感じたので文書を読んだがさっぱり分からない。それで次の日に朝一で区役所に出かけた。

 9時丁度に窓口に着くと、若い吏員がすぐに応じてくれた。国民健康保険料の通知は私のところに来たが、それは私が世帯主だからだとわかった。後期高齢者のは年金から差し引かれるので別だということだ。

 話していると、「奥さんには収入がありますか?」と聞かれた。「ありません」と答えると、「それなら減免が受けられます」と言った。そして減免申請書を出して書くように言った。

 「印鑑を持っていませんが」というと、印鑑は要らないという。「健康保険の番号も分かりません」と言ったら、「こちらで記入しますから住所とお名前をかいてもらえばいいです」と言った。

 説明によると、65歳以上で前年度に収入がない場合は申請により保険料が30%減免になるというのだ。

 私は、そんなこと聞いたことがないと言ったら、「ここに書いてありますよ」と言って通知書の裏側の該当箇所を示した。私は、「書いてあると言ってもそんな細かいところまで見ないし、読んでも分からない」と話した。

 役所にしてみれば通知書に書いてあるのだから読まない方が悪いということなのだろう。それに申請をしなければ減免が適用されないというのが問題である。

 今回はたまたま減免制度があるのを知ってすぐにその場で申請できた。しかも減免額は30%である。妻の保険料は5万円余だから、15000円が減免になるのだ。

 妻が65歳になってからこれまで合計で6万円も余分に払ったことになる。僅かな年金で6万円は大きい。

 市役所はこういう大事なことはよく分かるように知らせるべきだと思った。おそらく私のように知らずに申請をしないで権利を捨ててしまった人がたくさんいるに違いないと思う。

 減免申請は毎年する必要があるそうだ。無収入の65歳以上の主婦はくれぐれも気を付けて頂きたい。資格があってまだ申請してない人は役所に行かれるとよいと思う。

 なお、減免制度はいろいろとあるらしいので役所で確かめられるとよい。

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2012年6月14日 (木)

なりふり構わず消費税増税か

 野田首相は、13日の政府・民主党三役会議で、自民党の社会保障制度改革基本法案について「民主党の考えを盛り込んだうえで修正して共同ていあんできるよう努力してほしい」と指示した。

 これは自民党が消費税関連法案の修正合意の前提として受け入れを求めているのに応じたものである。15日までの合意を目指すという。

 13日の参議院予算委員会で、野田首相は、基本法案のうけいれについて「可能性を含め子細に検討をしている」と述べ、柔軟な姿勢を示した。

 自民党の基本法案は、民主党の看板政策である「最低保障年金の創設」や「後期高齢者医療制度廃止」を否定するもので、自民党が強く求めているものである。

 政権を獲得した衆議院議員選挙で民主党が圧勝したのはマニュフェストに書かれたこうした目玉に期待して多くの国民が投票したからである。

 そもそも消費税の増税についてはマニュフェストに書いて無く、それを何が何でも実現しようというのは理屈が通らない。その点は小沢氏の言うとおりである。

 野田首相は、とにかく消費税の増税さえ実現させれば後のことはどうでもよいと開き直っている。いったいどこからそのエネルギーが出てくるのであろうか。

 背後に経団連などの大きな力が押しているのだろうと思われる。原発推進の原子力ムラの存在のように。

 明日の15日は自民党・公明党が期限としている。毎日新聞の岸井氏が指摘したように合意が成立するではないかと恐れる。

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2012年6月13日 (水)

素敵な邦楽コンサート―尺八の魅力―

 日曜日(10日)に中村文化小劇場で開かれた「竹の輪コンサート~尺八の魅力~」を聴きに行った。主催は岩田恭彦尺八音楽教室であった。

 私は、邦楽にはほとんど知識がなく、ときたま案内をもらうと聴きに行く程度である。長唄、常磐津と言われてもその区別さえ知らない邦楽音痴である。

 でも、聴くことは嫌いではないし、そういう機会を捉えて邦楽にも親しみたいと思っている。

 12時半開場であったが、予想に反して観客は少なく、好きなところに席を取ることができた。開演時刻の1時になっても聴衆は50名程度でなんだか気の毒な気がした。

 写真撮影や録音はまわりの人に迷惑を掛けない限り自由に・・・ということであった。それでICレコーダーに録音をさせてもらうことにした。

 1時になると幕が開き、まず、越後獅子(峰崎勾當作曲)が始まった。三絃は本手が5人、替手が3人、尺八が7人であった。写真を撮ったのだが前の人と後ろの尺八をが重なっていたのが残念であった。

 2番目は、北海民謡調(宮城道雄作曲)で、琴が4人、17絃が1名、尺八が11名もいた。ソーラン節、追分のソナタ形式だそうで親しみやすいものであった。

 3番目は、夕やけこやけ変奏曲(野村正峰作曲)で琴3名、尺八3名の合奏であった。とても聴きやすい変奏曲であった。

 4番目は、八千代獅子(藤永検校作曲)で、琴1名、三絃2名、尺八が1名。

 5番目は、出口の柳(初代杵屋長五郎作曲)三絃本手4名、替手2名、尺八1名。京都島原の遊女が、その心情を出口の柳にたとえて歌ったものという。新内に近い粋な作品だそうだ。300年前の古曲だという。以前にどこかで一度聴いたことがあるように思った。

 6番目は、残月(峰崎勾當作曲)で琴、三絃、尺八が1名ずつ。地歌手事の名曲中の名曲だそうだ。静かでしんみりとした歌が入り眠気を催す感じであった。

 休憩がないので、次の曲は聞かずに勝手に休憩にした。

 素晴らしいと思ったのは、勝手休憩の後からの演奏であった。15時から始まった。

 まず、和太鼓グループ打雅奴(ダガヤ)のエキサイトショー。曲目は、熊野、竹田の子守唄、打つ八丈で、尺八4名、打太鼓6名、津軽三味線1名。

 勇壮な力強い太鼓の響きに引き込まれた。

 9番目は、磨墨のうた(岩田恭彦、川崎絵都夫共作)

 第一楽章 せせらぎの道、第2楽章 里の歌、第3楽章 流れの中に

 郡上八幡の吉田川の流れを美しい旋律の中に求めたもの。今回は打楽器が加わった。やはり、打楽器のリズムがあると演奏が一層引き立つと感じた。素晴らしい演奏であった。

 琴4名、十七絃1名、和太鼓とパーカッション1名、尺八5名。

10番目は、子どものためのラプソディ(水野利彦作曲)

 第1楽章 空飛ぶじゅうたん、第3楽章 お化けのダンス、第4楽章 南の国のカーニバル

 琴4名、十七絃1名、尺八6名による演奏でこれも素晴らしい現代曲であった。

 最後は、飛翔スーパーステージ(岩田恭彦作曲)であったが時間の関係で「日本の響き」が割愛されたのが残念であった。ソーラン節最強バージョン、きらめき、とどろきの3曲が演奏された。

 尺八6名、ソロ尺八岩田恭彦、河西明風、和太鼓 柳川翼、琴1名、十七絃1名、シンセサイザー1名。

 すべての曲がのりのりで楽しんでいただける曲で、演奏者と観客が一緒に踊れるような曲だということで、岩田さんは実際に踊りながら演奏をしていた。

 15時以後の現代曲を聴いて驚いたのは、尺八の可能性で、私が持っていた尺八のイメージが完全に覆された。尺八でリズム感のある現代的なメロディを演奏できるとは思ってもいなからだ。

 和太鼓のリズム、琴と絃、そして尺八のメロディでまるで邦楽のオーケストラという感じであった。こういう曲を広めていけば若い人にも尺八や邦楽に興味を持つ人が増えるのではないかと思った。

 聴衆も15時以後には増えていたからやはり期待していたのであろう。

 竹の輪コンサートというのは、オリンピックイヤーに開かれるとプログラムに書いてあった。

 岩田恭彦 稲沢市稲葉4-1-18、ライオンズマンション108号

        TEL:0587-24-3029

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2012年6月12日 (火)

第21回橘座公演 柳家花緑独演会を聞く

 楽しみにしていた第21回橘座公演が、6月9日に、愛知産業大学工業高校のたちばなホールであった。

 12時にボランティアを終えると、すぐに地下鉄で会場へ向かった。愛知産業大学工業高校に着くと、前方に並んでいる人の列が見えた。そちらに行くと、開場5分前だったがすでに60名ぐらいが並んでいた。列の中に知人のOさんの顔があった。まだ良い席が取れると思いながら並んだ。

 12時半に開場してホールへ入って行くと、どういう訳かほとんどの席が詰まっていた。先に入った人が知人の分も確保するからのようであった。右の前の方に何とか席を見つけて座った。早く入ったO さんは中央の席に座っていた。

 演者は柳家花緑なのでいつもより早く客が来たのであろう。1時丁度に会が始まった。

 前座に弟子の柳家花どんという若手が上った。題名は分からないのだが、子どもが小遣い銭を欲しさに上手に父親を操って小遣いをせびる様子を面白く語る落語であった。この落語は何度も聞いたことがある。

 私は、花緑が3席ももやるとは思っていなかったが、その後は花緑の独演会であった。

 中入り前に続けて2席のせた。最初は、「高砂や」で店子の大工が大家のところに行き、伊勢屋さんから仲人を頼まれたのでいろいろと教えて欲しいというのであった。伊勢屋の息子の恋を大工が取り持ったので仲人を頼まれたということであった。

 話を聞きながら、大家は羽織・袴などやかみさんの衣装まで貸すことになる。そして仲人のマナーも教えるのだ。仲人は高砂を謡わなけらばならないと言ってそれを教えるのだがなかなかうまくいかない。その過程が面白おかしく語られる。

 そして本番だが案の定うまくできない。そのやり取りが面白いのだ。

 「高砂や」が終わると、落語を聞くとき、上手な人と比べて聞いてはいけない、その噺家の中によいところを探すとよいというような話をして、次の「天狗裁き」に入った。

 これは女房が亭主に、今見た夢の話をせよというのに対し絶対に夢を見ていないと言い張るので夫婦喧嘩になる。止めに入った友人ともどんな夢か教えろ、見てないでいさかいになる。そこへ大家が止めに来てまた夢を聞かせろ見てないと争う。とうとう大岡越前守の裁きになる。裁きのあと越前が俺には夢を教えというがやはり見てないと言い張る。

 そこへ一陣の風が吹いて来て天に舞い上がり高尾山に落ちる。そこに天狗がいて・・・・・という話しである。それがすべて夢の中の出来事であったという落ちである。

 これはテレビで聞いたことがあるが、テレビの場合は途中を簡略にしてあるので全部を聞いたのは初めてであった。

 中入り後は、祖父の人間国宝柳家小さんが大変な物覚えのよい人であるというエピソードなどを話した。落語家が600人ほどいる中で落語家の2世、3世は22名しかいないと言っていた。政治家と比べると大違いであると感心をした。また、600名もいるというのにも驚いた。

 最後は「明け烏」であった。これは先日立川談志が亡くなったとき、確かBSプレミアムでやっていたように思う。

 超堅物の若旦那が19歳になっても本ばかり読んでいる。それで商売人の親は心配をして吉原へ遊びに行かせようと画策をする。出入りの大工と左官に誘うように頼む。

 超真面目人間だから、お稲荷さんへお参りに行くということにする。そしてお籠りをして来いという。

 超堅物の若旦那を何とか吉原に泊らせようとする。その顛末が面白いのだ。この落語は花緑は大好きで、よく演じるのだと言っていた。談志とは全く違った演じ方で聞かせていた。

 柳家花緑を直接聞くのは初めてであった。我が家の近くにある花屋の看板に「花緑」と書いてあるので、通るたびに柳家花緑のことを思い出していたのだが。

 落語家は親が素晴らしい落語家であっても必ずしも優れた落語家になるとは限らないが、同じ人間国宝の子どもの桂米朝の子どもの桂米團治と共に3世、2世で実力を発揮しているのは素晴らしいことだ。親の七光りで政治家になれるのとは大違いである。

 

 

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2012年6月11日 (月)

さっぱり理解できないAKB48の総選挙

 AKB48という人気グループの総選挙というのがあったことを朝日新聞で知った。以前にも総選挙というのでセンターポジションを競うということは聞いたことがあった。今回天下の朝日?が詳しく報じたので詳細が分かった。

 NHKも武道館に満員に集まった様子を放映したし、フジテレビにいたっては生中継をしたという。この名古屋にもSKE48というのができ、そのメンバーから9位、10位が出たそうだ。似たようなグループが大阪や福岡や台湾にもあるらしいから今やAKB48現象ともいうべき社会現象になっている。

 総選挙というのはアイドルグループAKB48の27枚目のシングルを歌う16名をファン投票で決めることだと知った。総選挙というネーミングがよかったのかもしれない。

 選ばれた16名をテレビニュースで見た限りは、いずれも今風の可愛い子ちゃんばかりである。女の子もずいぶん変わったものだと思う。

 投票数は138万4122票だという。投票権を得るシングル「真夏のsounds good!」は177万枚以上を売り上げたというから大変な人気だ。

 ところでこの総選挙の投票権はCD一枚に1票ついているらしいが、ネットオークションでも売買されたという。

 驚いたのは、三重県の北沢尚さんという22歳の会社員は、なんと貯金を53万円もはたいて、2700票を応援する松井咲子さんに投じたが残念にも65位だったという。他にも大金をはたいて投票した人がいるに違いない。

 政治の総選挙と違い金で投票権を買うのだからそういうことになるのだし、それをもって怪しからんなどというつもりは毛頭ない。

 好きなCDを1枚買ってそれを投票するのはまっとうだと思うが、何十万も払って投票をするという感覚が私には全く理解できない。

 53万円あればどれだけのことができるだろうとは考えなかったのであろうか?

 海外旅行でアフリカとかでも行くことができるし、それだけの金を使ってキャリアアップのための勉強だって可能だ。あるいは東北大震災や大津波で苦しんでいる地域への支援だってできる。ユニセフに寄付をすれば53000人の子供を救うことができるのだ。

 レコード会社やAKB48をプロデュースする会社は売り上げと人気を伸ばすためにこういう企画をするのだ。金儲けのうまいアイディアだということだ。テレビなどのマスコミも捲き込んで話題づくりをし社会現象にまでしてしまうのだから大したものだと思う。

 「お金のある人が推して勝たせる。より多くの金を投じた人が有利になる『株主投票』のようなものだ。それはそれでいいのではないか。」という17歳の高校生のコメントで朝日新聞は記事を結んでいた。資本主義の原理だからいいと言いたいのだろう。

 

 

 

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2012年6月10日 (日)

国民生活の安全を守るために大飯原発再稼働のまやかし

 野田首相は、8日夕方に福井県知事から国民に説明せよと要求が出ていた大飯原発再稼働について記者会見をした。そして「国民生活の安全を守るために再稼働すべきだというのが私の判断だ。」と述べた。

 「国民生活の安全を守るために」という首相の言葉を聞いたとき、再稼働をすることが国民の安全を守ることにはならない逆ではないかと私は思った。

 何度もいろいろなところから指摘をされているように、原子力規制局がまだできてなく、現行の原子力委員会と保安院の暫定的な安全基準で安全だと判断したことや福島第一原発事故の徹底した検証が何もなされていないことなどいい加減なものである。

 首相の言い分は、「電力供給の約3割を担っている原発を止めてしまっては、日本の社会は立ち行かない。エネルギー安全保障の視点からも原発は重要な電源だ。」ということである。また、夏場だけの限定では生活を守れないとも述べている。

 福井県と大飯町以外は、大飯原発の再稼働には非常な危惧を示している。それは福島第一原発事故の結果が余りにもひどく、安全性がないことが証明されたからだ。

 それなのに首相は、「福島を襲ったような地震・津波が起きても事故を防止できる対策と体制は整っている。」と説明している。大地震や大津波が起きることは当面はないだろうとたかをくくっているのかもしれない。

 しかし、福島第一原発のように事が起きてしまってから「想定外であった」では済まされないのだ。今度日本のどこかで原発事故が起きたら、日本に住めなくなるだけでなく、気流に乗って世界中に大変な放射能をまき散らすことになるのだ。

 いったいこれまで首相や関係閣僚が言ってきた新たな原発は作らないとか40年後には原子炉を廃炉にするという脱原発依存はどうなってしまったか。

 サンデーモーニングでは、40年たった若狭第2原発もあと10年使うと言っていた。40年で廃炉というのは真っ赤なウソなのだ。

 野田首相が、電力不足による経済的影響を再稼働の理由とし、それが国民生活を守ることだと言ったが、福島の被害者は「経済を優先にした結果、私たちは故郷や家族、地域のつながりを失った。福島の現実から目を背けないでほしい。」(朝日)と言っている。こういう声を全く無視している。

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2012年6月 9日 (土)

半年ぶりに姿を現した白猫の白ちゃん

 3日ほど前の午後、妻が「白ちゃんがいるよ。」と私を呼んだ。「どこに?」と聞くと、「物置の横」と言った。本当に白ちゃんかなと思いながら庭に出て見にいった。クスの木の下に白い猫がうずくまっていた。確認するために尻尾を見たら、確かに特徴にある白ちゃんの尻尾であった。

 「白ちゃん。お前どこに行っていたの?」と声を掛けたがもちろん黙っていた。昨年12月の初めに見たのが最後で寒い冬の間白猫は姿を消していたのだ。いったどこにいたのだろうかと思った。

 体は大きくなっていなかったが、毛並みは以前より少しきれいであった。どこで何を食べて過ごしていたのだろう。不思議であった。

 「白ちゃんどうしていたの?」などと話しかけても黙っているだけだが、もそもそと動いてグミの木の下に来た。グミをやっても食べないことはわかっているので、妻に、「何かやるものはない?」と聞いたら、「冷蔵庫にきびなごがある。」と言った。以前も白ちゃんにやっていたキビナゴが少し残っていたのだ。

 3匹取り出して庭に戻ると、白ちゃんは金柑の木の下にいた。「キビナゴだよ。食べる?」と言いながら近くに置いてやると、鼻を動かしながら近づいたが見つけられなかった。

 私が、手で教えてやるとやっとわかってキビナゴを食べた。3匹食べたので、「またおいでよ。」と言ってやった。白ちゃんは、隣に家の庭の方に行った。

 それからは姿を見ていない。束の間のことであった。

 

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2012年6月 8日 (金)

吉田文さんのブランチ コンサート―大聖堂の響き―

 6月6日に愛知県芸術劇場コンサートホールで吉田文さんのブランチ コンサートがあった。題して、「大聖堂の響き」であった。

 今回からは演奏時間が10時30分から11時半までと延長になった。実際は、プログラムにないモーツアルトのアヴェ・ヴェルム・コルプスが加わったので11時37分まで演奏された。

 延長をした理由について、プログラムに次のように書いてある。

「昨年ど当初よりとても多くのみなさまより『45分のコンサートでは物足りない』というお声を頂いておりました。実際のところ、私自身も45分で全てをこなそうと思うと、どうしても演奏の時間が中途半端になってしまい、残念に感じていました。実は、昨年度はなるべく経済的なリスクを抑えようと、コンサートホールを午前中のみ借り切り、9時から12時の間に、リハーサル、舞台仕込み、コンサート本番の全てをこなすタイトな日程で動いておりました。

 しかし、お陰様で、昨年度あれほど多くのお客様にお越しいただけましたので、今年度はオルガンのリハーサル枠をコンサート日以外にも確保できることと思い、思い切って正味1時間の内容といたしました。

 これも、みなさまと共に1年間創り上げてきたブランチ コンサートの進化だと感謝しております。」

 私も45分では物足りないと申し上げた1人なので、1時間になったことは大変嬉しく思った。でも、リハーサルのためにさらに会場を借りなければならないということで、千円の入場料では台所は苦しいだろうと推察する。それでもやって下さる心意気に感じる演奏会であった。

 開場10分前ぐらいに行ったが、既に並んでいる人がエスカレーターのところまで続いていた。当日券を求めに行く人もたくさんみかけた。ブランチコンサートが定着し始めたのかもしれないと思った。

 会場に入ると、運よく2階正面の席が空いていた。普通ならプラチナ席だ。高校の同期生のTさんが手を振っていた。Tさんは近所の人を誘って来ていた。吉田さんのemailで知ったのだという。私もそうだがemailで案内がもらえるので、知人の中にも有難いと言っている人が多い。

 Tさんは、五反城教会のフルートとのコラボも行ったそうでとてもよかったと言っていた。私は他用があって行けなかったので残念だ。

 この日のプログラムは、よく知っている曲が多くかった。

 トーマス・マイヤー=フィービッヒ作曲のファンファーレで始まった。

 次は、ルイ・ヴィエルネ ウエスト民スターの鐘

 同じフレーズが繰りかえされる部分があり親しみやすい曲であった。

 3番目は、ヨハン・セバスチャン・バッハのトッカータとフーガニ短調で、私の大好きな曲である。

 リクエスト曲として、これもバッハの 主よ、人の望みの喜びよ

 モーツアルトのアヴェ・ヴェルム・コルプス

 フランツ・リストのB-A-C-Hの名による幻想曲とフーガ

 何でもドイツ語の音名B,A,C,Hと掛けてあるのだそうだ。変化があり楽しめた。

 アンタルフィ=ジロシュ・デジューの曲が2曲演奏された。アメリカ人のようであった。最初は、マドンナ(1枚のステンドグラス)音の小さな音楽であった。

 最後はアンタルフィの黒人霊歌によるスケッチで、有名なネグロ・スピリチャルのメロディがアレンジされていて最後は勇ましく終わった。

 次のブランチ・コンサートは、9月19日(水)である。映画音楽、オペラ、ミュージカルなどからリクエストで選曲するそうだ。楽しみである。

  

 

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2012年6月 7日 (木)

野田首相は内閣改造をして自民党にすりよるが

 野田首相は、問責決議を可決された2人を含めて5人の閣僚を入れ替えて内閣改造をした。田中直紀前防衛相については任命された時から駄目だと思っていたから当然の帰結である。首相の任命責任が問われるべきであった。

 内閣を改造した目的は、野田首相がやり遂げると言っている消費税値上げと社会保障の一体改革というのを残された20日間で衆議院採決に持ち込みたいからだ。

 民主党内には小沢氏がいて、マニュフェストに書いてない消費税値上げには断固反対だと言い、2度にわたる首相と小沢氏の会談は不調に終わった。

 会談はどうみても首相のパフォーマンスとしか映らない。もともと小沢氏とは折り合えないのは分かっていたのだから。そこで、法案を採決に持ち込むために自民党の助けを借りることにしたのだ。

 自民党の助けを借りるにしても、自民党はしたたかだから自党の案を飲ませる動きに出るであろう。

 野田首相は、消費税の値上げだけを狙うのなら、同じく値上げ路線の自民党の言うとおりにすればよいのだ。おそらくそうするのだと思われる。

 6月5日の朝日新聞「耕論」で「政権交代の果てに」という見出しで3人の人が話しているが、私は、田中秀征元経済企画庁長官の意見が的を得ていると思う。

 彼は、「野田さんのやり方は自民党は民主党より正しかったと言っているようなものだ。総選挙で民主党に投票した人は、身の置き場がないだろう」と話す。

 またこうも述べている。「この分だと、民主党は自民党から次々と条件を付きつけられるに違いない。自民党の社会保障政策まで飲まされたら、マニュフェストの根幹に触れるだけに、政権交代の意義が失われ、世論はいよいいよ失望するだろう」と。

 実際自民党は、あの手この手で条件を突きつけてきているし、何とかして話し合い解散に持ち込もうと狙っている。

 田中氏は、世論はいよいよ失望するだろうと言っているが、国民の大半はとっくに民主党に愛想をつかしているのだ。

 田中氏によると、野田首相は、財務省の増税を悲願とする言いなりになって何が何でも増税をやろうとしていると指摘する。

 ここまで書いて面白いことを思い出した。それは藤巻健史氏が「なぜ日本は破たん寸前なのに円高なのか」(幻冬舎新書)で、「日本の歴代の財務(大蔵)大臣は、米国のそれに比べて極めて経済の知識がない。日本の財政政策は、大臣に就任して初めて経済学の本を読みましたとか、日本経済新聞を初めて読みました、という人が担っているのです。彼らは経済学や金融が分かってないだけでなく、英語も(宮沢喜一氏を除いて)話せないのです。」(p.48)と述べていることだ。

 そんな状況だから、財務官僚に言いなりになってしまうのだ。小沢氏はそれを政治主導を打破しようとしたが、結局失敗に終わった。

 消費税増税については既に60日間も討議をしたといわれるが、我々の目に映っているのは、相もかわらぬ政治抗争と駆け引きだけである。

 野田首相がいうように、日本の将来を決める重大な問題であるなら、なおのこと時間をかけて国民がよく分かるように説明をし、その上で菅さんが言っていたように、国民の信を問うべきであろう。

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2012年6月 6日 (水)

生活保護を受けずに頑張っているホームレスの話

 例のお笑い芸人の次長課長の河本準一さんが高収入を得ながら母親が生活保護を受けていた問題で今騒がしい。

 週刊誌がバッシングをしただけでなく、自民党の片山さつき議員も追及の急先鋒らしい。

 「親族の扶養義務を厳しくやらせよ」ということのようだ。それは210万人にも増えた生活保護受給者で自治体の財政が圧迫されるということを懸念するからでもある。

 しかし、問題は扶養義務者扶養ができない理由を厳しく説明することを求めるだけでは済まない。困窮している人は家族とうまくいっていない場合も多いという。それで本当に困っていても生活保護申請をためらったり、しなかったりするケースもある。

 また北九州市だったかであったように、申請を拒否されて餓死したというようなことも起きる。

 ケースワーカーの公正で親身な対応が望まれるのだが、1人当たり96世帯平均も担当するという状態を改善することが大事である。

 そんな中で友人が支援をしているあるホームレスKの話を紹介したい。友人はある日ホームレスがアルミ缶を集積している場所に行ったそうだ。その日はよく見るホームレス以外の空き缶収集人の姿が見えなかった。それでKさんに、「今日はホームレスさん以外の方のお顔が見えませんが、珍しいですね。」と話しかけたそうだ。

 ホームレスのKさんは、

「今日は1日ですから。生活保護費の支給日やさかい、区役所へい行っとるんですわ。あの人らは生活保護費で10数万円ももろてはるのに、空き缶集めもして、かなり裕福なんですよ。医療費もタダやし、わしのように生活保護を受け取らんホームレスより、ものすごう生活は楽なはずですわ。

 ご承知のSさんなんか、豪勢なもんですよ。国や市は生活保護費の出費でえらいこってすよ。名古屋市の生活保護受給者は、今2万数千人だそうです。その人たちのかなりの人たちが空き缶ひろいをしているんだで、わしらのようなホームレスの稼ぎが少のうなるんですわ・・・・」

 Kさんは誇り高い人なのか、生活保護を受けずに何とか頑張っているそうだ。ホームレスの中にはそういう人も多いのかもしれない。ただ、自力で頑張っているのにその生活のもとを稼ぐ唯一の手段であるアルミ缶集めが激しい競争にさらされているのは何とも気の毒である。

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2012年6月 5日 (火)

グミ酒を仕込む

 昨年は、どういう訳かほとんど実がつかなかった我が家の大王グミだが、今年はたくさんの実をつけた。毎日ザルを持って庭に出てよく熟した実を取っている。

前にも書いたように、我が家のグミは、無農薬、無施肥なのだが立派な実をつけるのだ。自然のままにしてあるのだが、野生のDNAがつよく働くのであろうか。

 グミは実が赤く輝いているとよさそうにみえるが、食べてみると渋さがある。やや暗い感じの赤色になると渋みが抜けている。

 今年は、新しい発見をした。グミをザルに取って半日以上放置しておくと、色が黒ずんでくるのだ。グミが熟して行くのはかなり速いと知った。しかも、黒ずんできたグミは甘いのである。

 これまでは実をとるとすぐに食べていたのでわからなかったのだ。今年はたくさん取れたのでしばらく置いておいたからわかったのだ。

 妻は、「こんなにグミを食べたのは初めてだわ。」と言った。例年だとグミの酒を仕込んだとき数粒食べるぐらいであった。

 今年は豊作だったのでグミ酒を仕込むことができた。イオンでトップバリューのホワイトリカー1800ml入りを1130円で1パック買って来た。メーカー品より200円ほど安く買えた。ホワイトリカーでも35度なので結構高いのだ。

 専用のガラス瓶にグミを入れて、ホワイトリカーを6.5カップ、氷砂糖を100g入れた。グミは毎日少しずつ増やして、最終的には700gになった。瓶の中6割ぐらいがグミである。

 毎日グミの色が変わっていく。このまま3か月余り放置すると黑っぽい色に変わる。そして焼酎をたっぷりと含む。そうするとグミは取り出して食べる。

 グミ酒はできたてはスキッとしてはいるが、コクがない。1年、2年・・・と放置しておくとだんだんと熟成してくる。透明だったホワイトリカーもこげ茶色に変わってくる。4~5年もたったものはとても良い味である。

 今年仕込んだグミ酒を楽しむのは4~5年後である。

 

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2012年6月 4日 (月)

橋下大阪市長馬脚を現す

 大飯原発再稼働について、関西首長広域連合と橋下大阪市長は再稼働を容認した。

 テレビカメラの前で「負けた、負けた」と言っていたが、もともと人気取りのために原発反対や電力は足りている発言をしていたのだろう。それが本性を現したということだ。

 次の国政選挙への進出を目指す大阪維新の会のリーダーとしては、企業からの支援を欲しいのでその意に反することはできないはずだ。私の知人は、どうせ大企業か電力会社から金が出たのだろうとうがった見方をしていた。

 「おけらの いつかは青空 脱原発」に面白いのがあったので引用。 

 永岡です、今日の日刊ゲンダイ、「橋下、民主に白旗」と大きく出ており、それで買いました。橋下氏の大飯再稼動容認、フジテレビの安藤優子キャスターすら「いままで言っていたことは建前だったんですね」と皮肉っているのです。

 再稼動を追っているジャーナリストの横田一さん、「会見で完全に弱腰、維新の会はイメージダウン、結局、官僚に手玉に取られる並の政治家だと分かりました」とコメントされています。
 

  (なるほど、強そうな橋下市長も官僚にはかなわないのか―らら)

 また、地元の記者が、「橋下氏のうまいところは「結論」を言わないこと。原発再稼動もよく聴くと、原発の是非ではなく、プロセスを批判していた。

 (結論を言わない?それは気づかなかったなあーらら)

 橋下氏はリアリストで、本気で再稼動に反対したら、財界が選挙で協力してくれなくなるのを分かっている。記者会見で何度も暫定的と言ったのは、夏を過ぎても政府が原発を止めなければ文句をつけるための下地作りだ」と語っているのです。
 

 (リアリストか。さもありなん。金と票が欲しいのだ―らら) 

 日刊ゲンダイは、橋下氏をズルイ政治家だと結論付けましたが、橋下氏に原発を止めてくれと言うのは、ヒットラーに戦争するなと言うのに等しかったのかも知れません。うずみ火が再三指摘しているように橋下氏のバックには財界がいて、その意向の通りにやっており、原発を是とする財界に橋下氏が逆らうことなど、あり得なかったのです。

(ヒットラーだよな、彼は。衣の下に鎧が何枚も見え見えだ―らら)

 橋下氏の批判はマスメディアではなかなかなく、関西ローカルだと毎日放送テレビのVOICE、ラジオのたね蒔きジャーナル、新聞だと日刊ゲンダイくらいです。アダルト広告に満ちている日刊ゲンダイが最も頼りになるとは、何とも、です。

 (確かに橋下批判のマスメディアは見かけないね―らら)

 ついでに、平松邦夫前大阪市長がどう言っているかを参考までに。

 「口だけで内容の伴わないことは選挙戦の頃からありました。橋下さんが選挙中に、『平松市長の市民サービスは全部守る』と演説するのを聞いて腰が抜けそうになった覚えがあります。財政難の中で、住民サービスのカットは避けられないのに……。案の定、市長就任後には『維持する』といった無料敬老パスの半額負担を持ち出してきた。

 口当たりのいい言葉で橋下氏の催眠術にかかり、覚めた時にしんどい思いをするのは弱い立場に置かれた市民です。

 橋下さんは逃げ足が速いし、責任回避がうまい。いつまでたっても具体案の示されない都構想の区割りも、“区長が考えること”と逃げ道を用意しているじゃないですか。これで住民サービスの低下が起きたとして、迷惑を被るのは市民、責任は区長となり、橋下さんは“自分のいうとおりにできない役人が悪い”と言い出すわけです」
 

 君が代起立問題で全国的な話題になったMBSの女性記者とのやり取りにも触れた。

「私の古巣だからいうわけではありませんが、困った時に相手を罵ったり、恫喝したりするのは橋下さんの得意技。私にいわせれば、あれは“予定してキレた”としか思えなかった。今後、橋下さんが罵り始めた時には、面白がるのではなく注意して発言内容を聞いてほしい。往々にして、“自分が突っ込まれたらヤバい”という内容だったりしますからね」

平松氏はまた、「橋下市長は自衛隊と警察と消防には絶対に手を触れない」と指摘している。ここにも彼の思想性が歴然としている。教員とか市職員とかだけを徹底的に従わせようとしているのだ。

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2012年6月 3日 (日)

東京電力社員の年収46万円アップに驚く

 5月31日、朝日新聞夕刊の1面トップ記事は、東京電力社員の年収が46万円増加するというものであった。

 2013年度から社員一人当たりの年収を今年度より46万円増やして、571万円にするというのだ。全社員を対象に年俸制にすることによるものだという。年俸制にするとなぜアップしなければいけないのか?

 大企業の平均より28万円も高くなるそうだ。近く値上げされる家庭向け電気料金の値上げの算定にも年収アップは織り込み済みだということだ。

 電力料金のからくりについては、最近2回にわたって書いてきた通りで、総括原価方式により、原価に組み込まれる人件費が高くなれば利益も増す仕組みで、電力会社は少しも痛みを感じないどころか儲けが増えるのだ。

 私たちが住む中部電力管内も7月から電気料金が値上げされる。地域独占の中で他の企業のような企業努力も必要なく、平気で電気料金を値上げする経営感覚に驚く。

川勝静岡県知事は、「企業倫理の問題だ。厳しく追及する」と語っていた。

 電気料金審査専門委員会では「人件費はまだ高すぎるのではないか」との指摘も出たというが、無駄な広告費になどにもメスを入れて適正な納得できる電気料金にしてもらいたい。

 また総括原価方式は即刻廃止にして、適切な電力料金を算出できる方式に改めるべきである。 

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2012年6月 2日 (土)

生活保護と親族の扶養義務の問題―読売新聞―

 お笑いコンビの「次長課長」の河本準一さんが5000万円とも言われる年収がありながら母親に生活保護を受けさせていた問題で週刊誌が取り上げて騒ぎが大きくなった。河本さんの認識不足は私も責められるべきだと思う。しかし、この問題を機に210万人と増え続ける生活保護受給者の増加とからめて、本当に生活保護が必要な人たちまで申請をし難くするような動きも見られると聞く。

 この問題に関して、読売新聞大阪本社の記事は冷静に扱っていてよい参考になると思うので、以下に紹介することにした。

■ニュースが気になる「生活保護 扶養義務の運用」
 親族援助 強化には弊害も
 2012/05/29 読売新聞大阪本社朝刊 3社面

 お笑いコンビ「次長課長」の河本準一さん(37)の母親が生活保護を最近ま
で受けていたことに関連して、厚生労働省が生活保護にかかわる扶養義務の運用
強化を打ち出すなど、波紋が広がっている。

 そもそも扶養義務とは何なのか。実は義務にも程度の差がある。民法が定めて
いるのは、夫婦の相互扶助義務と、直系血族・兄弟姉妹の扶養義務だ。それ以外
の3親等内の親族が扶養義務を負うのは例外的な場合で、家裁の決定を経た時に
限られる。

 そして、1:夫婦間と、未成熟の子に対する親の扶養は「自分と同程度の生活
を保障すべき」という強い義務 2:それ以外の直系血族(成人した子から親、
祖父母と孫など)や兄弟姉妹は「自分の社会的地位にふさわしい生活を成り立た
せた上で余裕があれば援助すべき」というレベル――という解釈が確立している。

 一方、生活保護法は、扶養義務者の扶養は、保護に優先すると定めている。優
先するとは、親族の援助があればその分、保護費の給付を減額するという意味だ。
資産の活用のような保護の要件とは違うので、たとえ経済力のある身内がいても、
保護を受けられるかどうかとは関係ない。

 保護を申請すると、福祉事務所は扶養義務者に援助の意思を照会する。「でき
ません」「この額が限度」という答えなら、それ以上求めず、以後は年1回、照
会するのが従来の運用だ。つまり親族の援助は任意にとどめてきた。経済的余裕
の問題もあるし、親から虐待されていたようなケースもあるからだ。

 ただ、生活保護法には、保護に要した費用を自治体が扶養義務者から徴収でき
る、負担額の協議がまとまらない時は家裁が定める、という規定がある。厚労省
は、河本さんの事例をきっかけに、めったに使われていないこの制度の活用と、
援助できないという親族に理由の明示を求めることを検討している。

 問題は、その対象を相当な高額所得者や資産家に限定するのかどうか。強い援
助要請や費用請求を一般的に広く行うなら、影響は大きい。

 一つは生活困窮者が保護を申請しにくくなることだ。扶養意思の照会は、今で
も申請のハードルになっている。身内に恥を知らせて困惑させたくないと思うか
らだ。

 「親族の援助を保護の要件のように説明して追い返す“水際作戦”もあり、北
九州市では餓死者も出た。任意の援助の打診だけでなく、強制徴収に近い形にな
れば、身内に迷惑をかける覚悟をしないと申請できなくなる。自殺、孤独死、ホ
ームレスが増えてしまう」と吉永純・花園大教授(公的扶助論)は話す。

 二つめは人間関係だ。
 山本忠・立命館大教授(社会保障法)は「もともと日本の民法は扶養義務の範
囲が広すぎるという意見は多い。そのうえ、お金を負担させられると親族の関係
は悪化する。収入の少ない老親や病人、障害者などが、身内に負担をかける迷惑
な存在として扱われかねない」と指摘する。

 テレビ・週刊誌や政治家による河本さんバッシングの背景には、親を養え、と
いう伝統的な家族観があるのだろうが、まれなケースをもとに性急に私的扶養を
求めると、家族・親族の関係を逆に壊すかもしれない。冷静な議論が必要だ。
                      (編集委員 原昌平)


◆民法の規定(要旨)
▽752条 夫婦は同居し、互いに協力し扶助しなければならない。
▽877条 直系血族及び兄弟姉妹は互いに扶養をする義務がある。
    2 家庭裁判所は特別の事情があれば、3親等内の親族にも扶養義務を
      負わせることができる。

◆生活保護法の規定(要旨)
▽4条 保護は、資産、能力その他あらゆるものを最低生活維持に活用すること
    を要件に行われる。
 2  扶養及び他の法律による扶助は、保護に優先して行われる。
 3  ただし急迫した事由がある場合に必要な保護はできる。
▽77条 扶養義務を履行すべき者がある時、自治体は要した保護費の全部また
     は一部を徴収できる。
 2   負担額の協議がととのわない時は家庭裁判所が定める。
                                  ーコピー元は、「おけらのいつかは青空 脱原発」―

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2012年6月 1日 (金)

首相の大飯原発再稼働決断は既定のこと

 5月31日の朝日新聞朝刊Ⅰ面には、「首相、再稼働決断へ」という大見出しが躍った。私はそれを冷ややかな目で眺めた。おそらく多くの人も同じであっただろうと思う。というのは、大飯原発再稼働は4月の閣僚委員会で安全についての暫定基準を決めたときから既定の方針であったからだ。

 その後の細野原発担当大臣の大飯町や福井県などへの訪問と根回しも、言ってみれば体裁を繕うためであった。私の見るところでは、関西広域連合の首長の会合も再稼働お膳立ての一部に過ぎない。

 共同声明で、「暫定的な安全判断であることを前提に、限定的なものとして適切な判断をされるよう強く求める」としているが、要は、政治的判断で首相が決めればそれに従うということである。

 それかあらぬか、藤村官房長官は、記者会見で「理解は得られつつある」と述べた。結局最初の筋書き通りにことは進められているのである。

 地元の大飯町の安全よりも目の前の補助金が欲しいという気持ちは分からないでもない。おそらく、福島第一原発のような事故はすぐには起こらないであろうとたかをくくっているのであろう。

 事故が起きるか起きないかは分からない。ただ、恐ろしいのは、もし一旦事故が起きてしまうと「想定外」ではすませられないということが福島の事故ではっきりしたことだ。

 関西電力管内では、14.9%の電力が不足すると試算されているが、以前にも書いたように電力は不足しないという試算もあるのだ。

 福島第一原発事故の徹底的な検証を経ない、いい加減な暫定安全基準で再稼働を急ぐというのはあまりにも危険である。

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