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2012年6月22日 (金)

巨人軍原監督の1億円ゆすられ問題

 プロ野球巨人軍の原監督が女性問題で1億円をゆすりとられたと、朝日新聞までが社会面で大きく報じた。

 この問題は、週刊文春が最新号で取り上げたので、負けじと記事にしたのであろう。週刊文春に対しては、巨人軍は「反社会的勢力に対する利益供与ではない」として、文春を名誉毀損の損害賠償訴訟を起こすという。

 原監督自身も1億円の求めを受け入れて支払ったことを認めたが、暴力団関係者ではないと言っている。しかし、1億円を要求した相手2人は暴力団組員であったことははっきりしている。それに女性問題で一般の人が1億円を脅し取るなどは考えられない。

 いくら巨人軍の監督で、超有名人だからと言って、1億円という大金をはいそうですかと支払うのはおかしい。1億円といえば普通の市民にとっては夢のような大金である。そんな大金を言いなりに渡しておいて「暴力団関係ではないから」と弁明するその感覚を疑う。

 仮に、暴力団関係者ではないとしても、脅されて1億円を払ったのだ。そのこと自体が社会的通念からして許されないことが分からないのであろうか。

 巨人軍球団関係者も、その事実を2006年に原監督に確認しながら、被害届も出さず黙認してきたという。原監督は借金をして金を作ったとも言われるが、いったい誰が金を貸したのだろうか?巨人球団かそれとも読売新聞関係者か?

 原監督は、2009年には、「暴力団に金を出さない」という警視庁のポスターのモデルにも起用されて、暴力団追放運動にもかかわっていた。

 1億円を渡したのが2006年8月下旬だというから、当然警視庁のポスターモデルは断るべきであったのだ。

 警視庁も2009年には、巨人軍は被害届を出すことで警視庁と相談をしたというのだから、原監督のポスター起用は共犯である。警視庁の暴力追放キャンペーンもいい加減なものだ。

 いずれにしても、有名人がスキャンダルで金を要求され、いとも簡単に金を出して分からなければ幸いうやむやにしてしまおうという風潮は普通の市民からは理解できないことである。絶対に屈してはならないことである。

 ハラタツノウ

 

 

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コメント

被害届を出すと、公になるから出さなかったのですね。巨人軍もスキャンダルが多いです。

有名人に纏わるこの種のスキャンダル、俗に言う美人局?、は枚挙にいとまがない。問題は1億円もの金額のやり取りがありながら現在まで隠蔽されていたことである。被害届がでてないから事件にはならないといえばそれまでであるが。それを明るみにしたのが昨年の11月に渡辺会長への内部告発問題で話題になった清武前球団社長(本人は否定)というのだから話しはややこしくなる。読売球団側はことの社会的影響より、なぜ極秘事項が明るみにでたのかを
調べるのに躍起になっている。反社会的勢力にお金を渡してそれで一件落着とは決してならないのは分かりそうなものであるが、、、。それにしても、読売グループは世間に顰蹙を買うような話題をたびたび提供してくれるものである。

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