雑草の花―ドクダミ、相撲取り草、ナズナなど
車庫の脇の道端にピンク色の花をつけた葉が3枚ある”雑草を見つけた。直径1cm余りの葉が3枚ある雑草を子どもの頃”相撲取り草”と呼んでいた。その草を根元から切り取って、茎の皮をはぐと細い糸のようなものが現れる。葉はもちろんつけたままである。
友達が作った同じものと絡み合わせて引っ張り合い、相手の葉っぱを落とした方が勝ちという遊びをした。相手に切られ難くするためにいろいろ工夫をしたものである。
この雑草の本当の名前は知らない。”相撲取り草”と言っていただけである。先ほどインターネットで調べたら、”相撲取り草”というのがいくつかあった。菫の別称だとか、ナズナの別称だとか、オヒシバやメヒシバの別称とかいう説明はあったが私が探している草については見つけられなかった。
分かったことは、”相撲取り草”というのがいろいろあることだ。雑草で相撲を取って遊んだのは他にもある。今調べたらオヒシバだと分かった。メヒシバでも相撲を取って遊んだ。
いずれにせよこの年まで名前も知らずに来たのである。でも、遊んだ記憶は強く残っている。
最初に書いた名前を知らない三つ葉は今かわいいピンクの花をつけている。そのそばを通学の小学生が通るが誰もこの雑草で遊ぶとこを知らないようだ。オヒシバは私が歩く道筋のところどころに今花をつけはじめている。おそらくオヒシバを見ても相撲を取って遊ぶことを知らないかもしれない。
我が家のあちらこちらには、ドクダミが生い茂り白い花を咲かせている。ドクダミの葉は匂いがきついが白い花は見れば可愛いものだ。子どものときは毛嫌いしていたが今はいいなあと思い放置してあるので増えるばかりだ。
妻が刈り取ってドクダミ茶にしたこともある。今年は作るのかどうかわからない。
取り壊された隣家との境にはナズナだと思うのだが黄色い花を咲かせている。雑草はたくましい。荒地にもすぐに草が生えてくる。
そしてグミが色をつけ始めた。そこここに赤くなった実がぶら下がっている。まだ渋いがもうすぐ甘くなるであろう。今年はグミ酒が造れそうだ。
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コメント
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maronさんのお庭は自然にあふれていますからいろいろな雑草の花も咲くと思います。雑草というとマイナーなイメージですが、私は好きです。
投稿: らら | 2012年5月28日 (月) 08時52分
ピンクの花は我が家にも沢山咲いていてカタバミという草より大型で花も葉も良く似ていて日がかげると花を閉じますが、カタバミは花の色が黄色です。カタバミと一緒に群生しています。
ドクダミの花が咲いて大きく伸びたら切って陰干ししてドクダミ茶をつくって飲むと高血圧に良いと言うひともあります。
尚、ドクダミはトイレなどに置くと臭い消しになるといいます、しかしドクダミの臭いが嫌いな方にはだめでしょう。
投稿: maron | 2012年5月28日 (月) 04時35分