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2012年4月20日 (金)

小泉郵政改革選挙と同じ橋下大阪市長ら維新塾の原発問題争点化

 先日の新聞に橋下大阪市長が率いる維新塾が原発問題を争点とするという記事があった。

  橋下市長は、関西電力の筆頭株主である大阪市長で、かねてから電力不足については足りているはずだと疑問を呈していた。また、大飯原発の再稼働については反対の立場を表明していた。

  その点については橋下市長らも反原発のであることで心強く感じる。でも、来るべき衆議院議員選挙の争点にすることについては非常な危険性を覚えるのだ。

  機に敏い橋下市長のことだから、おそらく小泉元首相がとったあの郵政改革の是非を1本に絞って大成功をした選挙を頭に置いているに違いないと思うのだ。

  原発に関しては、これまでのところ一般世論は郵政改革のときと同じように、国民の大半は原発反対である。そこを捉えて原発反対を真正面にして陣を張れば票を獲得できると踏んでいるのだと思う。

  小泉元首相は、郵政改革で票を獲得しながら、それによって信任を得たのだからと選挙で争点にしなかったことを国会に出した。

  片や橋下市長は「白紙委任」だと言い、多数の支持を得たのだから何をやろうと勝手だと言っている。そして大阪府教育条例を制定し、学校などの式典で国歌を歌うかどうかの監視までさせた。

  また、教員の勤務評定に5段階方式を導入して、いくら真面目にやっても必ず最低の評価の者ができる仕組みを作った。そして、最低の評価の者を解雇できるとした。

  さらに市長の言うとおりの教育方針を教育委員会は実施しなければならないと定めた。この恐るべきシステムにより教員を言いなりにし、教育を支配しようと言うのである。

  大阪府の職員についても組合の力を骨抜きにすべく思想調査を実施した。彼がやろうとしていることは民主主義をつぶし、強権による上意下達の政治である。

  効率化と経費削減を名目にして文化や福祉を切り捨てている。文楽なんてどこがいいのと補助を打ち切ったという。地下鉄の敬老パスも半額負担にするという。

  彼は原発問題だけを争点にして総選挙を勝ち抜き、国会に進出したらあとは「白紙委任」を掲げてやりたい放題にやるのであろう。私が怖れるのは、脱原発に幻惑されて彼らの本当の狙いを見ずに投票してしまうことだ。

  賢い彼は小泉選挙の再来を狙っているのだ。そしていったん勝ったら牙を剥いてやりたい放題の政治をするのだ。

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コメント

 今朝の新聞に相変わらず足の引っ張り合いで無駄な時間を費やす国会にうんざりというのがありましたが、岸本氏のいう政治の劣化は留まるところを知りません。その間隙をつく第3極なるものがどうにも不気味なのです。

徒に足の引っ張り合い、意地の張り合いを繰り返す現下の政治状況にはほとほと愛想が尽きた。来るべき選挙では民主党へも自民党へも投票したくないと思っている国民が(勿論筆者も含めて)多いのではないだろうか。そうなるといっそ棄権するか。あるいは性懲りもなく新党に投票するか悩ましいことになる。
昨日のお昼の報道番組で古賀 茂明氏が次回の選挙では民主党は大敗、自民党も勝てない。元々両党は消費税増税、原発再稼働と殆ど政策は変わらないのだから、所謂、第3極グループへの対抗上、総選挙後に連立する可能性は高いとの見通しを語ったが、絵空事ではないかもしれない。

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