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2012年4月 8日 (日)

面白くないNHK大河ドラマ「平清盛」

 NHKの大河ドラマは必ず見る数少ない番組だが、今やっている「平清盛」は全く面白くない。4月1日の視聴率は、11.3%だったそうだから誰もが詰まらないと感じているのだろう。

  以前に面白くないと思って視聴率を調べたときの理由は、「ドラマの画面が汚い」であった。ちょうど海賊を退治に行く頃で、リアルに描いているからか海賊も清盛も顔や衣服などすべて汚れているし、画面自体が白黒に近い色をしていた。

  天皇や女性が出てくる宮廷の場面も源氏物語絵巻にあるようなカラーフルさがなく薄暗い。

  その頃NHK金田新・放送総局長は「革新者として清盛を描くというのがテーマ。もう2週間ぐらい見ていていただければそのモードに入って行きます。だんだんキレイナ着物を着て・・・・・となるので、ぜひご期待ください」と話している。

  今回の理由は、松本正之NHK会長が、「登場人物がいろいろ出てきて交錯して分かりにくいところがあるのかなと思うところはあります。作っている方は(番組の)前後で説明するなど分かりやすいように工夫をしている。」と述べている。

  その通りだと思うのだ。なんとしても「分かりにくい」の一言に尽きる。登場人物が輻輳してその関係をつかもうと思っても急に場面が転換してしまうこともある。見ていてよく分かるように描いて欲しいものだ。

  武士が貴族たちに差別されていた時代に、後白河法皇の落胤として生まれ、養父の平忠盛に引き取られて平氏の嫡男となり、瀬戸内海の海賊を束ね武士の王となり、貿易立国を説く・・・・という筋はわかる。人物同士のからみが非常に分かりづらいのだ。改善を望む。

今日の山崎川のサクラ―絶好の花見日和ー

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映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

エイジング加工ということを初めて知りました。ただ、それだけではなくてメーキャップもリアリズムなのかかなり汚くしてありますね。あの時代を忠実に表現する設定ならそれはいいと思います。
 
 平安時代の武士の台頭については分からないことが多いということは肯けます。フィクションですから、分かりやすく描いて欲しいと思うのです。

あと、人物の相関図の分かりにくさに関しては、戦国時代以降に比べ、この時代の武将に関する世間の認識の低さも関連しているのではないかと感じます。もちろんよく判明していない部分も多いです。その部分を分かりやすく創作するのは、作家や演出の力量次第という感がします。

現代の大河は、わざわざビデオで撮影したつややかな映像を、エイジング加工でわざと映画フィルムのような効果をかけて画質を若干落としているのです。『龍馬伝』の頃からそうです。なので、そのエイジング加工をやめて、以前のようにビデオ撮りのまま放映すれば、画面の感じはもっと明るくなるはずです。

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