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2012年2月 5日 (日)

眼瞼下垂の手術

 私は、子どもの頃から左目が少し小さく、ちんば(これって、差別用語かも?)だった。それは仕方がないことで見た目だけで実用上は不便ではないのでそのまま生きてきた。

 ところが4.5年前から、物を見るときに違和感を感じるようになり、本を読んだりパソコンの画面で字を読んだりするのが億劫に思うようになった。

 それで、眼医者に相談をしたら、まぶたが垂れ下がって来たのだと言った。その時はもうしばらく様子をみることにしたのだが、年末ごろからやはり手術をした方がよいかと考えるようになった。

 年が明けて眼医者に行き再び相談をした。医者は私の目の写真をモニターに映して、「左目の瞼で瞳がふさがれているでしょう?だから見るのが煩わしいのですよ。」と言った。見ると確かに瞳がほとんど隠れてしまっていた。

 それで直ぐに手術を受ける決断をした。瞼の手術だから眼科でやるのだと思っていたら、八事日赤の形成外科に紹介状を書いてくれた。

  まず、事前の診察を受けに行った。医者は瞼の動きを調べカメラに収めた。看護婦が手術当日のことやそれ以後の予定などを詳しく書いた説明書や手術の説明書をくれた。手術は1月末日の午後と決まった。

 手術の日が来て、指定された時刻に遅れないように出かけた。1階の機械に受診カードを通すとすぐに印刷された用紙が出てきた。それを持って別棟の受付に行った。廊下に色別のテープが貼ってあるのでそれに伝っていけばよいので便利だ。

 受付を済ませて診察室の前で待っていた。前の患者の手術が長引いて40分も遅れた。やっと呼ばれて診察室に入った。医者は前と同じように瞼の動きを調べてカメラに収めた。医者が何か質問はないか尋ねたが無いと答えた。

  隣室の処置室で医者が瞼に印をつけた。二重まぶたの線に沿って1ミリぐらい切り取るようであった。

 その後看護婦の案内で2階の手術室に行った。大変大きい部屋であった。そこで上のシャツを脱いで手術着に着かえたが、ズボンはそのままであった。なぜか金属はいけないらしくベルトを含めてもち物はすべてロッカーにしまった。

 驚いたのは手術室の中に土足で入ったことだ。手術台に上るときに靴を脱いだ。台の上に横たわると麻酔注射をされた。瞼に沿ってやっているらしくかなり痛かった。

 麻酔注射が終わると3分待って顔の中心だけ開いた覆いをかけられた。そして手術が始まった。「痛かったら教えてください。」と言われたが最後まで痛くはなかった。

 瞼のところを多分少しずつ切りとり縫っているのだと思った。20分ぐらいたつと時々目を開けるように言われた。どうやら調整をしているらしかった。起き上がって正面から状態を調べることもされた。

 手術時間は40分ぐらいであったろうか。入室してちょうど1時間で終わって退出した。4時10分になっていた。

 それから診察室に戻り簡単な注意事項を聞いて終わった。鏡で見ると左目は右目と同じぐらいの大きさだった。「しばらくは目がとじないかもしれないが必ず閉じるようになります。乾き目を防ぐ目薬を出しておきます。」と言った。また、酒は3日ほどは飲まない方がよいと言った。患部を冷やすための保冷剤を貸してくれた。それを手で当ててしばらく冷やした。

 左目は何か重いものでも載せたような感じであった。眼のふちが内出血しているのは多分麻酔の精だと思った。眼瞼が赤く腫れていた。

 薬は化膿止めに抗生物資薬を9錠と腫れや痛みどめを3錠、乾燥防止の目薬、なぜか1日1回の消毒薬とガーゼだけであった。ガーゼは気休めみたいな貼り方であった。

眼は麻酔が切れるころには閉じるようになっていた。翌朝になると、内出血は引いていた。また、痛みも麻酔が切れてからも全くなかった。ただ、腫脹だけは残っている。

 患部に水が当たらないようにということで、アルミ箔で左目を覆って顔を剃った。頭は洗わなかった。

  抜糸は1週間後だが楽しみではある。

眼瞼下垂(重度)

 

 

 

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コメント

 眼瞼下垂は多いようです。私の知人にも悩んでいる人がいます。また飛蚊症でレーザー手術をした人もいます。

近所で眼瞼下垂で悩んでいる人が有りますので、ららさんの手術のことを話してあげると安心したようです。
私は飛蚊症が酷く、視力も0.8と0.6になりましたので、今度瞳孔を開いて視る事になりました。
去年の8月に検査したときは眼底に異常は無くその内に治るだろうと思って居たのですが。
兎に角、目が不自由なのは厭ですね。

 カミさんに殴られたのでは?と思われそうですが、多分麻酔のせいだと思っています。美容整形をしたと言いふらしていますが、そういう一面もあります。抜糸後が楽しみです。

目の下が内出血のように黒ずんでいたので、どうしたのかしらと気にして冗談言ったりいて失礼しました。
手術をされたんですね。お大事になさってくださいね。次回にお会いした時は、一段と素敵なジエントルマンと変身しておられるのでは?

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