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2012年1月27日 (金)

寒い冬、歩く人が激減した山崎川河畔

 1昨日、昨日と5時半頃家を出ていつものウオーキングに出かけた。山崎川について川べりを歩き始めたが2日とも人影はなかった。しばらく歩いていても前にも後にも人はいなかった。

  夏のころならこの時間にはたくさんの人が歩いている。特に昨年は以前にblogに書いたように新顔の人が大変増えていた。ただ、その頃思ったのは冬になってどのくらいの人がウオーキングを続けているだろうということであった。

  10月の初めごろまではまだ歩いている人はたくさんいたが、次第に減って行った。年が明けて1月には非常に少なくなった。

  昨日などは、手袋をして歩いていていても指先が冷たくて痛かった。40分ぐらい歩いてやっと指先の痛さがなくなった感じであった。

  娘は、早朝のウオーキングは年寄りには危険だからやめろという。小林弘幸医師が書いた「なぜこれが健康によいのか」(サンマーク出版)を持って来て、この本にもそう書いてあるから読めと言って置いて行った。

  その本によると、「昔から朝、早起きをして運動をするといいと考えている人が多いのですが、私はあえてこの『朝の運動』には反対したいと思います。

  私が朝の運動を勧めないのは、生理学的な理由があるからです。一つはケガをしやすいこと、もう一つは疲れてしまうこと、そして後に仕事を控えているなどのストレスから、運動の効果が下がってしまうからです。

  朝というのは、交感神経がとても高い時間帯なので、血管が収縮し、うっ血しています。血管が収縮すると筋肉が硬くなるので、体が硬くなります。ケガにつながります。高齢者にはリスクが大きいので朝の運動は避けるべきです」

  と述べて、たとえ歩行でもよくないといい、ウオーキングには夕食後寝る1時間ぐらい前に30分間のウオーキングがよいと勧めている。

  私は30年あまりもウオーキング(最初はジョギングから)を続けているが、確かにいろいろな本で朝のウオーキングがよいと言っていたからだ。

  最初の頃は朝早く起きるのが大変であったが、慣れれば気にならなくなった。退職後は早く寝ることができるので、早起きは苦にならないし、年を重ねるほど早起きになるから早朝ウオーキングを続けてきた。

  小林さんは、早朝は交感神経が働いて頭脳の冴えるからそちらに充てるべきだと言っているが、私はずっとテープで語学番組を聴いてきたからそれでよいのかと思っている。それに歩いていると冬でも体が温かくなってくるし、春、夏、秋なら発汗をするから健康にいいと信じている。

  10月からはだんだん夜明けが短くなり、3月まで続くから、早朝は暗い中で歩くことになるだから気持ちとしてはやめたいと思うが、いったん歩き出すとそんなことは忘れてしまうのだ。

  山崎川べりの早朝ウオーキングをやめている人も暖かくなるとまた始めるのであろう。

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