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2012年1月23日 (月)

戦犯靖国合祀は国が主導(朝日新聞)―やはりそうだったのか―

 21日の朝日新聞朝刊のトップ記事は、「戦犯靖国合祀 国が主導」であった。この日のNHKニュースはこの件について報道していなかったから、朝日の特ダネなのであろうか。

 従来、戦犯の靖国合祀は、政府の国会答弁などで、「靖国神社の判断だ」とされてきた。政府は宗教行為である合祀には関与しておらず、政教分離を定めた憲法には違反していないと強調してきた。しかし、それは大嘘で国民を欺いたものであったのだ。

 終戦前と同様に、政府が合祀という、靖国の根幹領域にまで立ち入って方針を決め、戦犯合祀の環境を作り上げていたというのだ。

 それが判明したのは、旧厚生省同省が、日本の独立回復翌年の1953年に、公的援護制度の拡充などに応じて、順を追って無理なく進める、との方針を決めていたことが同省内部資料に書いてあったことによってである。

 旧厚生省が戦犯合祀を進める際に考えた「公的援護制度の拡充」とは、一般戦没者の遺族に国が支払う弔慰金や遺族年金、公的扶助料などの対象が、戦犯の遺族にも広がることを指すのだという。

 国の制度上、戦犯も一般戦没者と同じ処遇になるので、合祀対象にする大義名分が立つという理屈である。

 最初は、地方の護国神社で合祀することから始めて、「最終的には、『靖国神社への合祀』を目標」と明示した。そして、「世論の動向と公的援護面進展の情況「に応じ順を追って無理なく措置する」としたのだ。何とも巧妙なやり方ではないか。

 その方針通り、54年3月、都道府県に「英霊を靖国に合祀する前提として、護国神社への合祀」を求めたのである。59年から66年にBC級戦犯が、78年には東条英機らA級戦犯14名が合祀されたのだ。

 野田政権は、どう対応するのか何も書かれていないが、民主党ないにも靖国神社参拝をする議員もいるから、靖国合祀を当然とみているのであろう。

 天皇のために戦うことを強いられ、死ねば英霊という言葉で神として祀るという何とも不可思議な方法で国民を騙してきたのだ。その利用を許した日本神道のいかがわしさを感じずにはいられない。鰯の頭も信心からという根拠なき信仰心に付け込まれた面もある。

 しかし、300万人以上の戦死者をだし、アジア諸国の国土に侵攻し、多大の犠牲者を作った責任は、たとえ軍神となっても決して免れないものだ。

  政府が国民を騙した最大のものは、大本営発表であるが、戦後自民党政権の下でどれだけ国民が騙されてきたか、国民を騙さない政権を切望する。

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コメント

 子どもの頃は、天皇は現人神で完全に洗脳されていました。恐ろしいことです。

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洋画 パールハーバー を 観ました。
日本の奇襲攻撃に あきれました。
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私は 戦後の高度成長時代のベビーブーム時代のの人間です。A級戦犯 B級戦犯~
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