櫓心祜(ろここ)で食事―ひなびた民家改造の和食の店―
以前、英語会話クラブのトピックスでTさんが、和食レストラン「櫓心祜」へ行ったことを話した。なかなかよいレストランだと言ったので一度行きたいと思っていた。
インターネットで「ろここ」と入れるとすぐにヒットした。「ろころ天白」を選択するとホームページに行った。
漢字で書くととても難しい。こころを逆から読むとロココだとTさんは言っていたが本当のことはわからない。
電話をすると、予約をした方がよいと言ったのでランチの予約をした。三段重で2100円であった。ただ、料理の中身は時によって違っていて、お任せなのだそうだ。
天白菅田なので、交通は不便である。それで自動車で行った。カーナビに電話番号を入れたが、出なかった。野並から島田へ行く道沿いにあるようなので見当をつけて車を走らせた。
注意しながら走っていると反対側に「櫓心祜」という看板が立っていた。Uターンをして行くと第2駐車場があったのでそこに車を入れた。11時過ぎなのにすでに何台か止まっていた。
車を降りて店を探したが、どこにあるのか分からす、どんどんと歩いて行ったが、誰も通る人がいなかった。戻りながら、仕方なく電話をすると、何とその前が店であった。よく見ると入口の門の右下に小さな行燈のようなものがあり店の名前が書いてあった。
こちらはレストランを予想していたので、気づかないのも無理はなかった。昔の菅田の民家を改造したもので、どう見ても民家にしか見えなかった。
レストランの中は畳敷きの部屋に黑いテーブルを並べてあった。廊下のガラス戸は戦前のガラス戸のままで、その向こうに手入れをした様子のない普通の庭があった。古い民家の風情を残したままの和食店であった。
おかみさんらしい人が出てきて挨拶をした。ウエートレスもおかみさんも紺の矢絣のような木綿の和服であった。
料理は三段重に写真のような和食が盛られていた。この日はヒラメがメインであった。刺身、煮つけ、味噌汁、その他細かいものがいろいろあった。
特徴はご飯が2種類あり、この日は、ジャコを載せた白ご飯と人参の炊き込みご飯であった。どれでも選択でき、お代わりも自由だと言った。
初めはジャコご飯にしたがおいしかった。次に人参の炊き込みご飯をお代わりし、3杯目はまたジャコご飯にした。
昼が近づいてくるとお客がどんどん増えた。ひなびた店だが静かで落ち着いてゆっくりとおいしい料理を味わえるので人気があることを窺わせた。
デザートのスポンジケーキとイチゴのとき、お茶と茶碗をかえて出してくれたのも憎いサービスであった。
そうそう、箸袋は折り紙で折ってあった。
帰るときにおかみさんが入口まで送ってくれた。
HP アドレス: http://rococo-web.jp/
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