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2011年12月 8日 (木)

昔ながらの商いの八百屋さん

 以前にも書いたことがあるが、我が家の近くに産地直売の八百屋がある。名古屋国際高校の近くで、塩付け通りのコスモ石油スタンドの東隣である。もともとは佐久間米穀店なのだが、その店が軒先を貸しているのだ。

 この八百屋さんはカワイさんという年配の人で、日曜日ごとに三重県の多気市から農作物をワゴン車に積んで運んでくるのだ。

 最初は片隅に少し積んで月曜と火曜だけ店を開いていたが、夏ごろから商品を増やして、冷蔵庫も設置して毎日開店するようになった。

 最近では、幟も2本たて、看板も出した。「幟をつくったの?」と尋ねたら、「多気から借りてきた。」と言った。看板も借りてきたのだという。

 この八百屋さんは、次郎柿やミカンもたくさん積んであるので、「そんなに売れるの?」と聞いたら、「最近では、知られてきたので売れるよ。」とこともなげに言った。

 私は、月曜日の朝、7時ごろに買いに行くことにしている。それは、一番新鮮だからである。それにこの店は、物によっては大きさに関係なく値段が同じなので早く行くと大きい品を選ぶことができるのだ。

 客が選んで買って、しまいには小さいのが残ると思うのだが、それをどうするのかは知らない。

 値段はどうやらスーパーの値段を参考に決めているフシがあるが、高い時も安いときもある。何と言っても獲れたてで新鮮なのがよい。

 売るのは主に米屋のおかみさんとカワイさんだが、マンツーマンの相対なので客がいろいろと質問したり、話したりしながら買うことができる。それに目方売りのものは多少オーバーしても「いいよ」と言ってくれるし、ときどきおまけをくれるときもある。

 先日も、蜂矢柿のよく熟したのを「欲しけりゃ、もってきゃあ。」と言ってくれた。

 今どきこのような昔ながらの商いの店はほとんどない。無形文化財的価値があると思うぐらいだ。

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コメント

この八百屋のように、売る物も畑から獲ってきたままの状態で土が付いています。それでいいのです。品物の程度も雑多でお客が選別して買っていきます。そういう人間味のある商いの店が多く復活して欲しいものです。

投稿: らら | 2011年12月 8日 (木) 12時40分

大量仕入れ、大量販売のスーパーマーケットが進出し、町の商店街が廃れてから久しい。かって、私たちの親の世代は八百屋さん、魚屋、乾物屋等々に出かけて食料品を買い求めたものでした。ひょっとしたら、
今の若い人たちは乾物屋さんと聞いても何を売るお店なのか分からないかもしれません。
しかし最近、スーパーは確かに便利だけれども決して
安くないと思うようになりました。理由は色々あります。誤解を恐れず言いますと、たかが野菜や魚や果物を売るにしては立派になりすぎて、余計なコストがかかり過ぎているように思います。安くて、物がよければ掘立小屋程度のお店できちんとパッケージしてない
野菜や果物を買うのに私の場合はそれ程抵抗はありません。こうした客層も一定数はいるので、ブログ子が
いうようなお店が成り立つのではと思います。
もっとも最近大手スーパーもようやくこのことに気づき?企業努力で値段を下げてはいますが、、。


投稿: Toshi | 2011年12月 8日 (木) 08時35分

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