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2011年12月 9日 (金)

女性会館を守る会の活動

 名古屋市の事業仕分けで「廃止」と決定された”女性会館”を守ろうという運動がスタートしました。

  桜井さん、清水さん、山崎さんという3名の女性の呼びかけで、11月15日、11月18日の午前午後の合計3回の「女性会館問題を話し合う会」が開かれました。そこで出た意見をふまえて、11月24日に中心メンバーが会合して、運動の名称を「女性会館を守る会」と決めました。そのとき、下記のような要望書の内容を決定しました。

 

◎要望事項 名古屋市女性会館の存続を強く希望します。

◎理由

 名古屋市女性会館はさる0月21日、「事業仕分け」で「廃止」と判定されました。

 名古屋市女性会館は、昭和53年、当時の地域やクラブ団体等で活躍していた学習意欲にもえた女性たちが活動の場を求めて署名運動をし、設計段階から積極的に関わり獲得した7「女性の学習と交流の拠点」です。

  今女性会館は、子育て中から80歳を超えた女性たちに留まらず、視覚・聴覚・肢体等に障害のある人、在住外国人、そして男性たちや中高大生も利用し、その数150を超えるグループ、年間25万5000名超の市民の学びの場・交流の場になっています。

  わたしたちは、「女性の視点・社会教育の視点」にたった会館事業の学習だけでなく、自主グループの学び合い、育ち合いから見えてきた課題を行政に提言したり、地域等に社会還元も積極的に進めています。

  困難な時代だからこそ、女性の学びを「社会の力」にしていく必要があると思います。

  女性会館の目的のひとつである「女性問題の解決」は達成されたとは言えません。次々と新たな課題も生まれています。真の男女共同参画社会実現に向けてじょせいかいかんの果たす役割はますます重要です。

  利用者一人一人の願いを込めて要望書を提出いたします。

                 女性会館を守る会 代表 桜井真弓

 11月29日に、市長・市議会議長・教育長に要望書を持参したそうです。

  12月1日に会館利用グループへ署名協力を依頼。

  12月1日夕方に、市役所内の各政党控室へ要望書を持参。

  12月2日「教育子ども委員会」委員全員に要望書持参。

  その他、ことばの会が独自に12月5日に教育長と副市長に要望書を提出したそうです。

  また、愛知淑徳大学文化交流学部の石田教授ら学識経験者が協力してくださることになったそうです。

  署名活動は、1月20日を締切にして行っています。問い合わせ先は、名古屋市女性会館ボランティア室の桜井さん、山崎さん、清水さんです。是非多くの人に参加して署名を集めてもらいたいと思います。

 

 

 

 

 

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コメント

いろいろなグループがひしめいて活動をしているのですから、「廃止」などもっての外です。天下りの外郭団体を整理すべきです。

ボランテァ活動は本当に大切だと思います。見る側も見せる側も元気になりますし、笑顔がみられて次の元気と笑顔とやる気を引き出してくれます。女性会館という場所からどんどん発信していますので廃止しないでください。

 女性会館を利用するグループは158ほどあって、その中にはボランティア活動などに参加するグループも多く、社会に貢献しています。現状のままでの存続を切望します。

 女性会館を利用するグループは158ほどあって、その中にはボランティア活動などに参加するグループも多く、社会に貢献しています。現状のままでの存続を切望します。

 私たち学習グループは、マジック教室として女性会館を拠点に活動しています。一方学習後はボランテアグループとして、、保育園や幼稚園、学校の放課後、子供会や老人給食会、または老人福祉施設などにボランテアとして行っています。今月は特に毎日のように地域の中でボランテア活動を行っています。インターネットによる申し込みが、相次いで入っているのです。女性会館を活動拠点として地域の中で果たす役割、マンパワー(人的資源)を軽視しないでください。戦後、日本でもようやく根付いたボランテア活動の精神は、女性会館の様な学び舎から発信されているのです。共に学び、共に助け合い、共に喜び、共に苦難を乗り越えていくこの崇高な精神は女性会館の学習によって形成されたと自負しています。もし、未曾有の災害時など、社会の中にボランテア精神が育っていなかったら、精神的には後進国となってしまうことでしょう。女性会館の、社会の中で求められている役割、果たす役割の大きさを市民の皆様とともに考えてみたいと思います。

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