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2011年12月 7日 (水)

タイの友人からの手紙―タイの洪水について―

 おとといイが、旦那と息子の3人で見舞いに来てくれた。今夜旦那はバンコクに帰るのだという。旦那は貿易商社に勤めているが水害で会社は休み、収入が途絶えて生活はくるしいという。1か月ほど前に水が胸のあたりまで来たからと言って、いなかに避難してきた。今は膝のあたりまで引いたとのこと。
 
  彼の住まいは王宮の西、チャオプラヤー川を越えたトンブリー地区だ。堤防で囲ったバンコクの中心からは外れている。水が引くのはまだまだ先のことだろう。
 
 
  11月30日、参議院 「国際・地球環境・食料問題調査会」で、タイの洪水について議題にしていた。バンコクは中心部を水害から守るために 「王の堤防」が築かれているそうだ。その堤防内の水を必死にかいだして、中心部の洪水を最小に抑えたという。
  テレビで周辺の住民が堤防を壊そうとしているのを見たが、この堤防だったのだ。強力なポンプで堤防内の水を吸いだしても川の水が高いので水は減っていかないと思ったが、堤防の外側に自然に広がっていくことになっていたのだ。 堤防の外側の住民はたまらないから堤防も壊したくなるさ。
  東日本大震災の後、タイの田舎の小学校まで義捐金を集めてくれた。お世話になったから,日本政府もさっそく、国際救援隊としてポンプ車10台を派遣した。義捐金へのお礼の気持ちだろうと思っていた。
 ポンプ車を送るニュースを聞いた時、ポンプ車をどこに据えて、どこの水を吸いだすのだろう、しっかり調査をしたのだろうか、という疑問を持っていた。この日の報告で、工業団地の堤防内の水を吸いだしたことが分かった。
  私はタイの国民の苦しみを少しでも減らすために救援隊を送ったものと思っていたのに、日本企業の救援のためだったと知ってがっかりした。堤防の外にくみ出した水は、タイの住民のところに流れていくのだ。
 
 
  水害にあった企業が日本で操業を再開するために、タイ人労働者を日本に連れてくることになった。タイで失業して気の毒に思ってかと思ったら、日本で日本人を雇うと技術がなくてすぐに生産にかかれないからだという。実際日本政府のやることは、すべて大企業のの利益優先だ。
  タイで負った損害に対して何らかの支援が必要ではないかという意見も出ていた。共産党の紙議員は「大企業はコスト軽減だけで日本を見捨てて海外に進出したのだから、自分の力でリスクを負うべきだと主張した。私ももそう思う。

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