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2011年11月17日 (木)

何とも杜撰(ずさん)な名古屋市事業仕分け―女性会館を守れ―

 11月15日に、名古屋市の事業仕分けで廃止とされた「女性会館」の問題を考える会が女性会館で開かれた。主催は女性会館を古くから利用してきた有志の人たちが危機感をもって呼びかけたものであった。

 集まったのは、男性三名を含めておよそ60名ほど。初めに参会者からの自由な意見が出され、その後活動の名称を決める話し合いが行われ、「女性会館を守る会」と決まった。

 参会者からのさまざまな意見の中で、女性会館が1978年に建設後33年になることを知った。私がいつも使用している昭和生涯教育センターが30年過ぎたがこの頃し学習センターなどが建てられだしたのだ。

 当初から女性会館を利用して学習や活動をしている人がたくさんいて、この30年余の活動について話された。例えば、託児室運動は女性会館から始まり、それが全市に広がったことを知った。この活動について河村市長に問いただしたら、知らないと答えたそうだ。

 女性会館は、名古屋市の女性の活動を後押しをしてきたという歴史があるのだという発言もあった。

 現在は、男女共同参画法の制定があり、女性の地位の向上も目覚しい。そのためか「女性会館」という名称がよくないとい仕分け人もいたそうだ。でも、女性会館ができた頃は、家庭の主婦が多く、収入少ないので、利用しやすいように、女性が中心の活動には会館の使用料も低く抑えられてきたのだという。

 そもそも女性会館がなぜ仕分けの俎上に上ったのかというと、名古屋市にある1600種もの事業の中から31が選択され提案された。それには予算規模が1億円以上などの3つの条件があり、女性会館はそのうちのその他の項目に、野外学習センター、生涯教育センター、30人学級などと共に入っていた。それを河村市長が指を差して取り上げよと言ったのだという。

 市長は女性会館の存在意義やそこでの活動の内容については何も知らないのに仕分けの対象にしたのだ。それが事業仕分けの学識経験者の無知と仕分けに選ばれた16名の市民の無知によって「廃止」とされたのだ。

 仕分けに携わった人たちは、女性会館代表の資料をもとにした説明には関心すら示さなかったという。そのため議論は教育館の立替とごっちゃになり、議論がかみ合わなかったのだそうだ。

 学識経験者とはいったい何なのだ?碌な知識もないのに学識経験者とは聞いて呆れる。せめて出された資料を読み解く力ぐらい持っていて欲しい。

 だいたい、説明の時間がたった6分に制限されたというのはおかしい。私はその資料を入手したが、とても6分で説明できるものではない。資料もろくに見ずに、説明も聞き流して、印象だけの短時間の議論で「廃止」が決定されたというのはどうしても納得がいかない。腹が煮えくり返る。

 事業仕分人は4000名の市民から無作為に選ばれ、そのうち20名が割り当てられたが、出席は16名であったという。うち「廃止」が9名であった。

 これで民主主義の形をとったと言いたいのであろうが、どこが民意を正しく反映したと言えるのであろうか?女性会館での活動について知っている、或いは利用している人は傍聴人以外には1人もいなかったのだ。

 こんなずさん(杜撰)なやり方で長い歴史を持つ、誇るべき名古屋の文化の一翼を担ってきた活動の拠点が廃止にされるというのは何とも悔しい。

 河村市長の正体もバレバレだ。彼は文化や市民のさまざまな活動について何もしらなし。減税に騙されてはならない。何度も指摘してきたように、河村市長は、福祉、教育、文化は切捨て御免だのだ。

 次回は、「資料」を公開する。

  なお、「事業仕分けについいて市民の声を聞く会」は、11月18日(金)の午前10時からと、午後6時からの2回、女性会館で開かれます。地下鉄東別院下車、①出口東へ徒歩3分です。是非多くの人の参加を!!

     ―つづくー

 

 

 

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コメント

金鯱横丁もいいですが、眼に見えて金の儲からない文化を大事にして欲しいです。女性会館は仰るように外国人も利用しています。大事な施設です。

名護屋城の周りにおかげ横丁のまねの商店街を作る構想を河村市長は実現に向けようと考えているようですが、これからどんどん高齢化していく市民には物を売ることより教養や学ぶ心を育てて欲しいです。そのためにも女性会館は残すようにして下さい。これからの世の中、国際的な人間関係も多くなることですので、外国の人たちも出入りしやすい施設として残してほしい。

 公職者や高級職員の退職後の天下り先に多額の税金が使われているのを放置して、市民のささやかなしかし大事な活動の場所を奪おうというのです。なにおかいわんやです。腐ってますよ。

名古屋市の事業仕分けの実態を直接聞いて空いた口が塞がりませんでした。形だけを繕っているようです。

私も某市の生涯学習プラザという名のカルチャーセンターで受付管理の仕事をしています。語学、社交ダンス、絵画を始めさまざまな趣味の課題を習得するために多くの市民が(ご多聞に洩れず女性が多いです。)集っています。何よりも使用料が大変安いので重宝しているようです。もしこうした活動が事業仕分けの俎上にあがり、実態を知らない第3者によって存続の適否を判断されたらとんでもないことだと思います。
国と同じように県や市にも無駄な天下り先や、そこで高給を食む退職した役人がいっぱいいるように思えます。河村市長はそのような無駄に大鉈を振るうことが
期待されていたではないのでしょうか。

一読して腹立たしいです。
今の政治は国政から始まって、首相以下すべて無知で人の言いなりです。口では論議を尽くしますと言いながら、満足な説明をも論議もしないまま最初から決めていた方向で決めてしまいます。
すべての段階で国民不在。実に腹立たしいことばかりです。

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