« 2011年10月 | トップページ | 2011年12月 »

2011年11月

2011年11月30日 (水)

初めて行ったカラオケ喫茶のママと口論になる

 先日、値打ちのカラオケがあると言って誘われて出かけた。山崎川の近くの住宅地にそのカラオケ喫茶はあった。看板は薄汚れていた。後で聞いたら、25年ぐらい前に開店したらしい。

 店の入り口に、カラオケの大先生が指導しますと書いたポスターが貼ってあった。中に入ると、先客が6人いた。男性が一人と高齢の婦人が5名であった。店内は両端にソファとテーブルがあり、入り口脇にちょっとしたステージがあった。ステージのバックの壁は大銀杏の木で季節感を出していた。

 ママは初めての私なのに挨拶もしなかった。同行のAさんに「○○さんが来てますよ」と話しかけていた。

 私たちは、そこで軽い昼食をする予定であった。他にも打ち合わせがあったので、店の一番奥のテーブルについた。

 しばらくするとコーヒーと軽食が運ばれてきたが、ママは挨拶もしないで置いて行った。軽食は、大きなトースト、ゆで卵、きざみキャベツ、ハム1枚、カボチャ1かけら、小さい四角い豆腐でなかなかの量であった。それでコーヒーがついて500円だという。1人歌わない客がいたが、軽食目当てなのだと思った。

 食事が終わり、チケットを買った。11枚で1000円で、4曲ぐらい歌うとまた1枚くれるという。

 歌う曲を書いてママに渡してもらった。モニターに映ったリストを見ると、かなり予約があるように見えた。それで私はさらに2枚曲を書いてママのところに持って行った。

 すると、ママはつっけんどんに「あんたはまだ歌ってないでしょ。歌ってから。」と言った。このど阿呆といわんばかりのきつい顔をしていた。

 私は席に戻ると、Aさんに「ここのママ、きついね。」と言ったらそうだと答えた。「きついから嫌う人も多い」と付け加えた。

 順番は後のほうだと思っていたら、突然画面に私の歌う曲が始まった。それでママに「止めて入れ直して」と言ったら、ママは怒った。「どうして次だよと教えてくれないの」と聞いたら、「そんなことはAさんがやることだ。」と強い口調で言った。

 それで「私は初めての客なんだ。どうして教えてくれないのか。」と言うと、「それはAさんが言うのが当たり前」と言い張った。この店には、モニターは二つぐらいしかなく、私の席からは、見づらくてどの曲が始まるのかがわかりにくかった。

 私は腹が立って、「初めて来たのだから順番を教えるのは当たり前だろう?」と大きい声で言った。ママは、「他の客が歌っても拍手もしない」と言ったから、「何を言う。拍手している。」と言った。食事をしている間は、いつも拍手をするわけにはいかないが、拍手はしていた。

 ママは、「だいたい先生はみんな自分が偉いと思っている。この間も中学校の先生が上から目線で言った。先生は、子ども相手に上から見ているから強圧的なのだ。」と言った。どうやら近くの汐路中学の先生のことのようだ。そのとき、私はこのママは私を元先生だと知っているのだと感じた。

 ママと言いあいになって歌う気分はなくなってしまったので、「こんな店で歌えない。もう、歌わない。」と言って、キャンセルしてもらって店を出た。でも、チケット1枚分は損をした。Aさんにチケットを返してきてと言ったら、「友だちに上げるから大丈夫」と言ってくれた。

 私がこれまでに行ったカラオケ店は4つしかないが、どの店もママは機嫌よく愛想よく迎えてくれたし、初めてのときは、新しい客を獲得できると思ってか、とても愛想がよかった。

 また、歌う順番が来ると、「○○さん、△△の曲が入ります!」と言って教えてくれた。ごくたまに歌う前に始まってしまったときも、初めから入れ直してくれた。

 モニターテレビも、小さな店でも5つぐらいはあり、死角はなかった。この店はモニターが1つか二つで見にくかった。

 それに、こんなにことごとく客に対抗して口論するママは初めてであった。実に不愉快な気分となった。また、口論をして他の客に迷惑をかけることになって申し訳なかった。もちろん店を出るときに客には謝って出た。

 

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年11月29日 (火)

悪戦苦闘したパソコンの設定

 先日衝動買いしたNECの一体型パソコンの設定をした。前夜のうちにまず利用者登録をしておいた。翌日の日曜日に朝早くから設定をすることにした。
 まず、マニュアルの該当ページを読んで設定をしようとしたら、一番最初にテレビが見られるように設定をすると書いてあった。おかしいと思いながら9時のサポート開始の時間を待ちすぐに電話をした。ところが「使い方は1を押してください」はよかったが、次のところで案内のメッセージが不明瞭で番号がわからなかった。4のように聞こえたので4を押したら「番号が違います」と言った。
 何度繰り返しても同じなので、パソコンを買う前の相談窓口に電話をした。そしてやり方を教えてもらって電話をしたのだがやはり駄目であった。
 また同じところに電話をしたら、前に教えてくれた人であった。よくよく確かめて、今度は言われたとおりに「2」を押した。すると今度は通じた。ガイドの発音がどう聞いても4と聞こえるのが間違いのもとなのでその旨を話してすぐに直すように言った。
 サポートで聞くと、必ずしもテレビの設定からしなくてもよいということであった。それでWINDOWSの設定から始めた。文字の大きさをどうするかという画面で食事ができたと言ったのでそのままにして食事をして戻ったら、画面が真っ暗でどうやっても復元しなかった。それでまたサポートに電話をしたら、電源スイッチを軽く触ればよいということで、その通りにしたら元に戻った。
 基本の設定を終えてインターネットの接続の設定に入った。我が家は有線と無線のルーターを使っているので無線を試しtら、電波強度はは申し分なかった。しかし、電波が2つ感知されたので、初めのほうを選択して設定をしたら拒否された。ルーターのセキュリティ番号が必要だったのだ。
 大探しをしてセキュリティ番号を見つけて入力したが、やはり駄目であった。やむなくまたサポートを頼んだ。すると2つある電波のうちもう一つを試したらと言われ、やってみたらうまくいった。
 それでインターネットの接続はできるようになった。次はメールの送受信ができるようにすることであった。それは何とかうまくいった。
 今度はメールアドレスを移そうとした。フラッシュメモリにコピーしてあったのを移そうとしたが、パソコンンに入っている「ファイルデータを取り込む」というソフトがどこにも見当たらなかった。またまた電話をした。そして、そのソフトはすべてのプログラムの中の「ソフトインストーラー」の中に隠れていることがわかった。それを外に出して、そのソフトを使ってやろうとしたがうまくいかなかった。
 仕方がないのでまたまた電話サポートを頼んだ。サポートではいろいろ調べて教えてくれた。アドレス帳の引っ越しは次のようにやるのだ。
 元のアドレス帳の個々のアドレスをフラッシュメモリにコピーをする。それを新しいWINNDOWS7に移す時、まず、スタートから入って、右の一番上にある「個人フォルダを開く」をクリックするのだ。ここにはPC所有者の名前がついている。それをクリックすると「アドレス帳」がある。そこにフラッシュメモリからコピーをする。次に、WINDOWS LIVEメールのアドレス帳を開いて、そこの「インポート」をクリックし、「現在のWINDOWSアドレス帳」を選択すると直ちにインストールができる。

 アドレス帳の移動で一苦労をして、次はGOOGLE ツールバーをインストールした。ところがブックマークがどこにもない、いろいろと探したがない。それでGOOGLE CHROMをインストールした。それでもブックマークが見つからなかった。結局、デスクトップに新しいフォルダを作り、そこに保管したらうまく行くことがわかった。

 ここまで朝8時半から始めて何と9時間もかかった。でも、まだまだやらなければならないことがたくさんある。

 これまで8回か9回パソコンを買い換えてきたが、これほど苦労をしたのは初めてであった。

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2011年11月28日 (月)

女性会館イーヴネット―名古屋華マジカルグループのショー

 11月26日土曜日に、名古屋市の事業仕訳で「廃止」とされた女性会館のイーヴネットが開かれた。女性会館を利用する各グループがそれぞれの活動を公開した。その中で我が名古屋華マジカルグループもマジックのショーを行った。

 会場は一番大きい、ちょっとしたステージ付きの大研修室であった。13時からの開演までに満席となった。ショーの時間は、13時から14半までと会館によってきめられていたので、スタッフは気を揉みながらショーを進めた。というのは演技者の演技時間が一人当たり5分程度で、演技の仕方で時間が延びるかもしれないからであった。

 演技者のテーブルや道具類の出し入れは、裏方を担当した会員によっててきぱきと進められた。会長のみずほさんが司会をしたが、進行の間合いを見ながらの巧みなトークで進めた。

 演技する会員の中には入会して日が浅い人も多く、それぞれ特訓をして臨んだ。演技者は舞台用の服装をして、音楽も自分で用意をした。一人一演技が多かったが、各自が日頃の練習の成果を発揮した。

 後半はベテランが演技をした。さすがに自分のものにした演技であった。トリのSさんは、日本セイロから次々と花や毬やきれいなリボンなどを出して、最後は直径1mもある大きなきれいな飾りを出した。フィナーレにふさわしいものであった。

 中学生のI君は、お得意のハト出しとカードで会場の大きな拍手を受けた。新会員のOさんの傘を出すマジックもストーリー性があってとてもよかった。これも新会員のIさんは最後にとても大きな花を二つだし驚かせた。

 私は、地味な服装で何も持たずに舞台に立ち、上着の内ポケットからロープを取り出して白いリングにはめたり外したりする「リングとロープの輪」というマジックを演じた。

 これは私が尊敬する大矢先生が、お持ちの膨大なマニュアルの中から見つけて下さった高木重朗氏のルーティンによるものであった。

 高木氏の解説によると、オランダのリンク氏の手順をアメリカのサム・シュオルツ氏が簡単化したものであるが、それに高木氏が更に手を加えたものである。このリンキング・リンクと呼ばれる傑作奇術は世界中で手順が工夫されているそうだ。

 高木氏の解説はいつも要点を押さえていて分かりやすいので有難い。ついでにいうと、私は高木重朗氏に教えを受けた清水先生と大矢先生に教えてもらったので言わば孫弟子(自称)である。

 このマジックをずいぶん練習したが、当日の朝になってさえ、重大なミスをしたので心配であった。大矢先生からは、要所要所を話しながらやるとよいとアドバイスがあったが、あえて無言の演技をした。そのために要所要所を見てわかるように演技することを心がけた。

 高木氏は、マジックは分かりやすい演技が大事だ言っておられるし、二人の先生も同じことを言われる。私もそれを守っている。

 幸い失敗することなくスムーズに演技ができたのでほっとした。知人から「ずいぶん練習しましたね」というメールをもらったし、見に来て下さった大矢先生も褒めて下さった。これは私の十八番のマジックにしようと思っている。

 ところで今回のミニ・マジックショーは観客の表情からも後の反応からも大変楽しかったということが伝わったので嬉しい。それぞれが頑張ったからだと思う。

 なお、新人の演技指導をされた鈴木元先生と会長のきめ細かいアシストに感謝をしたい。大変であったと思う。

Cimg2597

Cimg2606

Cimg2651

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年11月27日 (日)

恋人なしが増加中とか―未婚の18歳から34歳―

 26日の朝日新聞36面の囲み記事に、「恋人なし、男性61%、女性50%」という見出しがあり眼をひいた。国立社会保障・人口問題研究所のが昨年行った出生動向基本調査というもので浮かび上がったのだという。こういう研究所や調査があるということは初めて知った。

 調査の対象は、18歳から34歳の未婚者だという。男女の人数の比がどのくらいか知らないが、男性が61%に対して、女性が50%とアンバランスなのは何故かと思った。この年齢層では男子が相当数多いのであろうか。

 交際相手がいない割合は、1987年の男性49%、女性40%以降、増加傾向が続いているという。この調査結果についての研究所のコメントは、「友人がいない人が増えていることが影響しているのではないか」とみているそうだ。

 確かに今の若者の中には他人とかかわりたくなくで友人が少ない者が増えているのかもしれない。それに草食系などという言葉が数年間から広がっているのも関係しているのだろうか。

 私は今の若者は簡単に相手を見つけることができると思っていたのでこの調査結果は意外であった。

 私が若いころは、男女が交際するチャンスは余りなく、友人は同性だけであった。したがって結婚相手は周りの誰彼となく世話をしてくれた。私など結婚後も見合い話がいくつも持ち込まれた。

 でも、いつの頃からかそういう世話をする人が珍しくなり、合コンとか結婚ビジネスに頼るのが普通になった。最近では、インターネットの出会い系も増えているようだ。

 調査によると、交際相手がいない人の半数は男女ともに「交際を望まない」と答えたという。

 わかりやすく100万人の若者がいると仮定して、50%の50万人が恋人なしで、その50%が交際相手は要らないというのだから25万人ということになる。25%だ。(男性の場合は30%)

 少子化問題、人口減少問題が叫ばれて久しいがそれではますます解決が遠のくことになる。

 結婚への障害は、男女ともに「結婚資金」で、男性では「住居」や「職業や仕事上の問題」、女性でも「職業や仕事上の問題」が多かったという。

 結婚に至るまでには、まず、異性との出会いが必須であるが、異性を求める気持ちをセーブするものが職業や仕事や低収入による金であるとすれば由々しき問題である。研究所のいう友人が少ないも一因であろうが、仕事が安定しないことやそこから来る収入の不安定、低収入なども大きな原因だ思うのだ。

 小宮山厚生労働大臣、さあ、どうする?

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2011年11月26日 (土)

LABI NAGOYA開店を見に行き、エイデンでPCを衝動買い

 25日に、ヤマダ電機のLABI NAGOYAが名古屋駅前に開店した。前日に大きな広告が入ったのでそれを知った。広告の地図で見るとミッドランドスクエアの付近のようであった。

 それを頭に入れて名古屋駅の地下街を歩いて行った。見当をつけたところの地上に出たがどこにもそれらしい建物はなかった。通りがかりの警備員に尋ねたら、あのビルだと指差して教えてくれた。見ると名鉄のビルであった。LABIと大きなロゴがついていた。

 そのまま通りを渡ればよかったものを信号待ちを避けるために地下に入ったのがいけなかった。地下街の出口を探して時間がかかり、やっと出たところが笹島交差点で東北側で、西北角にLABIのビルがあった。何のことはない、有名なナナちゃんの前だったのだ。ナナちゃんはヤマダ電機の服を着て立っていた。

 私は、近くでチラシを配っている人にチラシを見せてもらって確認したが、どこにもナナちゃんの前とは書いてなかった。ナナちゃんの前と書けば誰にでも分かるのにと店員に文句を言った。

 店内に入ると人、人、人・・・でごった返していた。このウイークデーにどこから人が沸いてきたのだろうといぶかしく思った。

 エスカレーターで3階のPC売り場に行った。各社のPCが開店安売りの値札をつけて並んでいた。辺りには応援の臨時店員たちがたくさんいて、すぐに寄ってきて説明をしてくれた。

 私のデスクトップPCは、起動してから15分もかかってやっと動き出す代物なので嫌気がさしている。それで安いPCがないか探した。

 一体型がよいので探すと、富士通のFMVで54800円、NECのバリュースターで64800円、東芝にも64800円、ソニーのバイオにも64800円というのがあった。それらをチェックしてメモした。

 ヤマダ電機は、5年保証をすると代金の3%要るということであった。それで柳橋のエイデン本社に行って調べてみようと思った。

 歩いていくと、昔あったところにはなかった。一瞬戸惑ったが、辺りを見ると近くに移転していた。

 店内に入って行くと、がらんとしていて店員ばかりが目に付いた。4階のPC売り場に行くと、PCの展示も少なかったし、客もほとんどいなくてLABIとは大違いであった。

 値札には、「価格徹底対抗」という札が貼ってあった。店員にLABIのことを話すと、品揃えはLABI開店で前の機種を多く揃えてると認めた。でも、価格では負けないと言った。

 私は、10数万円もする新機種は買うつもりがないので、安いのはないかと聞いたら、NECの一体型を49800円で売っていた。これは20インチディスプレイの夏モデルで、LABIでは64800円で売っているものである。安い理由は展示品だからだ。

 HDは1テラ、メモリは4G,地デジは裏録可能、サポートは無料、無線ラン、OFFICEもついている。現行機種と余りかわらないといので買うことにした。またまた衝動買いである。

 これと同程度の機種は、知人のSさんが春モデルを8万円ほどで買ったし、Hさんも夏モデルを8万円台で買った。だから欲しかった機種である。

 

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2011年11月25日 (金)

猫の認識・思考・判断はどうなっているのだろう?

 近所に白い野良猫が5匹ほどいて、その様子についてこれまで3度書いたと思う。彼らのうち3匹がだんだんと馴れて来た。一番馴れたのは以前にも書いた尻尾が短いオス猫である。その連れ合いかどうかは不明だが、尾が太くて長くて立派な雌猫も大分馴れて来た。もう一匹メス猫の子供がいるがそれもかなり馴れて来た。

 彼らと接触しているうちに、いったい猫はどのようにして認識・思考・判断をしているのだろうという疑問が湧いてきた。

 例えば、尻尾の短い白猫は、私が朝ウオーキングに出かけて帰って来ると、入り口の壁の柱の上にシーサーのように座っていて、遠くからでも私の姿を見つけるとそこから降りて迎えに来る。この行為は毎日と言うわけではないがかなりの頻度である。

 この行為をするとき、猫は、脳の中でなんらかの思考をし、認識をし、判断をしているはずである。

 まず、第一に、猫は私をどう認識しているかは分からないが、他の人と区別をしていることは確かである。私の妻が出て行くと逃げて行くからである。私は、最初の頃ウオーキングの帽子や服装を変えないほうがよいと思っていたが、それは大丈夫であることが分かってきた。帽子がなくても、服を変えても間違いなく「私」を識別してくれるからだ。

 そのとき猫の脳の中では「ああ、このおっさんはいつもキビナゴをくれる人だな。この人は大丈夫だ。信用してよい。」と考えをめぐらしOKの判断をしていると思うのだ。

 シーサーのように柱の上に寝そべって待つときも、「ああ、おっさんはどこかへ歩いて行った。でも、そのうちきっと帰って来るはずだ。だから、ここで待っていよう。」と、思考をして、待つという判断をしていると考えられる。

 遠くに私の姿を見つけると、まず姿から私を認識し(猫は結構視力がいいと分かった)「あ、あそこに来るのはおっさんだな。確かにそうだ。よし、ここから降りて迎えに行ってやろう。」などと考えて、判断を下しているはずだ。

 私が近寄って行くと、体をすりよせてくる。「おっさんにこうして甘えておけばきっとキビナゴをくれるはずだ。」と思ってかどうかは定かではないが、多分そうだろうと推察できる。もっとも、最近はキビナゴではなくて、安い煮干にしたのだが。

 猫が認識・思考・判断をするとき、猫が何らかの言語を使っていると私は思うのだ。言語を使っていないとすればイメージだけでの認識・思考・判断ということになるが、それでは正確にはできないだろうと考える。

 猫の行為を見ていると、かなり正確で緻密な行為をしている。それは言語なしには行えないのではないかと思うのだ。

 「認識・思考・判断は言語によってなされる」というのが私の仮説である。それは人間だけの特有のものではないのだ。

 蛇足だが、人間の言語をコミュニケーションの手段と考える人が多いようだが、私は言語は認識・思考・判断に不可欠であると考えている。

Cimg2548

Cimg2551

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2011年11月24日 (木)

おもろいNHK朝ドラ「カーネーション」

 NHKの朝の連続テレビドラマ「カーネーション」がスタートして約2ヶ月経った。このドラマはNHK大阪の制作だと思うが、実話をベースにしているところは東京が制作した「ゲゲゲの女房」と同じだ。

 実話をもとにしているので、フィクションだけのドラマより真実味がある。私は、コシノ三姉妹が世界的デザイナーであることは知っているが、その程度の知識であり、ましてやその母親のことなど皆目知らない。

 三姉妹をもとにしたドラマではなく、その母親を扱ったといいうことは、おそらく主人公がユニークな生き方をしたからに違いないと思う。

 主役糸子の母親が神戸の大きな会社の社長の娘であり、庶民の呉服屋と駆け落ち同然の結婚をしたというのもドラマ的要素がある。その母親を演じる麻生裕未は、新聞朝刊に毎日広告が載る化粧品のイメージキャラクターであるが、全く違った頼りなさそうでおっとりした女房ぶりを演じている。

 その夫の小原善作を演じる小林薫も役柄を見事にこなしている。頑固で酒飲みでどうしようもないようだがここぞというところはピシッと決めている。

 おばあさんの正司照枝もぴったりとはまっている。その他髪結いの安岡一家も糸子と同級のいけずの吉田奈津も役柄にはまっている。

 一番の見所は糸子の成長振りである。父親に似たのか糸子は気がつよい。しばしば幼馴染の安岡勘助をやっつけたり、頑固な父親にも抵抗をする。女学校を中退して洋裁を一週間で習い、パッチ屋に就職し、大好きなミシンを覚える。大阪の百貨店のユニホームを和服から洋服に変えさせようと売り込み成功する。その後不景気でパッチ屋をやまるが、洋服屋に就職しそこでも評判をとり、更には生地屋にかわってその店を繁盛させるなどなかなか根性のある女性である。

 このドラマは糸子がこれからどのようにして洋裁で成功して行くのか、行く手にはあの日中戦争やそれに続く太平洋戦争が控えているだけにどうなるのか興味津々である。

 おそらくさまざまな苦難を乗り越えてのサクセスストーリーだと予想をしているが、今後の展開が楽しみである。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年11月23日 (水)

1億円が庶民の1万円の感覚とは―大王製紙前会長の驚きの言い草

 21日のNHKニュースを聞いていて驚いたのは、大王製紙井川意高前会長が言ったという「一億円は自分には普通の人の1万円という感覚だ」ということだ。

 私など、知人や友人との会食でも、5000円と聞くと少しひるむくらいだ。知人が1万2千円の昼食を食べたと聞いたときは羨ましく思ったくらいだ。

 長い経済の低迷で小泉改革以後更に失業者が増え、生活保護を受ける人が125万人にもなって、まだ増加している。また、年収200万以下の人が1000万人以上いる。

 我々年金生活者や生活保護受給者や年収200万円以下の人にとって、1万円はものすごい大金なのだ。それをあろうことか、「1億円は1万円の感覚」とは、よくぞ言ったものだと思う。

 我が家では、ティッシュのエリエールをよく買って来た。他のティッシュより安売りされることが多かったからだ。1億円稼ぐにはいったいティッシュを何箱売ればよいのだろう?

 大王製紙の労働者はどのくらいの給料で働いているのだろう?ほとんどの労働者は安い賃金で働かされているに違いない。そういう労働者は、会長が何十億という金をマカオのカジノで使ったというのを聞いてどう思っているのだろう。

 井川前会長は、持っている株を売って弁償するからいいとうそぶいているらしいが、それで済むことではない。

 それに井川前会長の言いなりになって、ホイホイと金を出した傘下の会社も責任がないとは言えないはずだ。彼らが金の使途をきちんとチェックしておればこんなことにはならなかったはずだ。

 オリンパスの件と言い大王製紙の件と言い、大企業の経営者も実にずさんであることを露呈した。

 井川前会長は、ギャンブルにつぎ込む金があるならその半分でも東日本大震災に義捐金として寄付したらどうか。そんなこと言うだけ無駄か。

 

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2011年11月22日 (火)

素晴らしかった名古屋大学奇術研究会46th Magic Show

 11月19日(土)に、名古屋大学奇術研究会の46th Magic Showが開かれるというので出かけた。例年のように午後と夜の2回公演だが、この日は名古屋華マジカルの例会がなくなったので、午後2時からの会を見に行った。

 あいにくの雨でそれもかなりきつい雨であった。地下鉄中村公園駅で降り、会場の中村文化小劇場まではかなりあった。どこかのご婦人連れがやはり奇術を見にいくらしかったが、地下鉄の出口までがとても長いので閉口していた。

 開場は1時半なのに2時前に会場に到着した。受付で700円を払おうとすると係が「今年は無料です。」と言ったので驚いた。私は、他の人たちに700円だと言ってあったので無料と知っておればもっと宣伝しやすかったのにと思った。

 入り口には並んでいる人が少しいた。私の後に並んだご婦人がどこかで見かけたような感じであったが、向こうから話しかけてきた。尋ねると一宮マジック研究会のOさんだと言った。刈谷マジックなどの発表会で見かけたのだ。きれいな人なので印象に残っていたのだ。

 前に並んだ男性は、東海マジックだと言った。いろいろと話しながら並んでいた。二人とも名古屋華マジカルグループは勢いがあると言った。私は、結成してまだ若いからでしょうと言った。

 列が動き出したら、同じグループのKさんがいた。席を取っておいてと頼んだ。会場に入ると、前の方の中央に席が取れた。ほかの人も来るかもしれないと見張っていたが、Iさんを見ただけであった。

 ショーは定刻に始まった。プログラムを見ると横文字が多いのは学生だからだろう。

 「開幕バースト!」2人が出て三角の4つの翼を回転させて三角の入れ物を作り中から物を取り出す演技をしたが、バネ花や長尺シルクなどいろいろな物を上手に出した。驚いたのは三角の器具を二つにしたことであった。

 2番目がKidder of Youthで緑のスティックのプロダクションであった。2、3回落としたがかなりナーバスなようであった。

 3番目は、「NEWs!」で、新聞スタンドから新聞を取り出し、それをサイコロ状にしたり、他の物にしたりして、最後は大きな新聞の折鶴を出した。とても上手だった。

 4番目は、「ヤマザキ秋のサイコロまつり」。サイコロを次々に出して最後は大量のサイコロをばら撒いて度肝を抜いた。

 5番目は、「Etarnal Immorthonality  ”永久不滅”」。確かシンプルで上手に演じた。

 6番目は、会長の「あなたの心を読み取りまSHOW」!で、心が見えるというメガネを使ってやるコミカルなものであった。

 7番目は、「Mr.DATA(28GB)」。CDのプロダクションでとても上手であった。

 休憩の後第2部は「マジックはディナーの前」にから始まった。ワインやボトルを出すマジックでワイン入りのグラスやボトルが出るのが不思議であった。

 9番目は、「TOXIC」と題して唯一の女性が登場した。火のついたシガレットのマジックで出現や消失を巧みに演じた。

 10番目は、「Born to Smile」で確か目の仮面のチェンジが入っていたように思う。とても上手であった。

 11番目は、「はっ!!とトリック☆ひも兄さん」で、最初黒いハッとから紐を取り出し、ロープマジックを巧みに演じて最後はハットに入れて消した。

 12番目は「十花繚乱」で花びらや花のプロダクションであった。

 最後は、「BuLKy DeViCE」と題して、コミカルな演技のイルージョンであった。大きな透明の箱に1人が入り幕で隠して素早く入れ替わるというもので、前列のご婦人が「あれっ、いつの間に入れ替わったの?}と声を上げていた。

 名大奇術研究会は、テクニック的にも素晴らしいが演出も音楽も学生らしいアイディアが見られた。音楽は歌の入ったものが多かった。

 登場するときは、左手を後にして右手を胸に当てて挨拶をし、終わると同じスタイルで挨拶をした。

 照明も工夫されていた。また、プロダクションで使う取り出しも随分金をかけていたので驚いた。

 今年は、カードマジックやハトの取り出しがなかった。

 驚いたのは、出演は14名であったが、部員が63名もいることだ。若いマジックに興味を持つ者がこんなにもいるのはこれからも希望がもてると思った。

 

Photo

 

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2011年11月21日 (月)

想像もつかない巨額になる福島原発事故対策費用

  11月20日のサンデーモーニング「考震災」では、東日本大震災と福島第一原発の事故の復旧にどのくらいの費用がかかるかを取り上げていた。

 それによると、震災復興は神戸・淡路大震災の時の費用を元に試算して23兆円ぐらいだと野田首相が言ったそうだ。

 福島第一原発については、政府は同じく23兆円程度だと試算しているが、児玉龍彦東大教授は除染だけでも数百兆円規模といい、500兆円以上になるという試算もあるという。

 それにさまざまな補償とか廃炉への費用とか将来出て来るかもしれない費用も入れると想像がつかないというのが実際のところのようだ。

 毎日新聞主筆の岸井氏は、政府関係者は怖くて腫れ物に触るような扱いをしているのだという。なるべく低く低く見積もろうとしいているのだみんあのみんなう。

 本当のところはどのぐらいかかるのか、きちんと根拠を示して国民に示して欲しいというのがみんなの希望である。

 コメンテーターの寺島実郎氏は、国際的な機関の助けを借りて世界から認めてもらえるようなデータを示すべきだと述べた。

 仮に500兆円とすると、国民1人当たり400万円の負担になるという。その費用は放置して置けない必ず必要な費用である。だからこそ科学的に偽りのない試算をして国民に納得してもらうことが大事なのだ。

 政府の態度を見ていると、国民にいい格好を見せようと真実を隠して先延ばしにしているように思われる。

 福島第一原発事故では、その処理に大変な費用と労力と時間がかかることが誰の目にも明らかとなったが、それでもまだ原子力発電は必要と考える人たちがいて何とか存続させよとしている。

 もし、もう一箇所で原発事故が起きたら日本は破滅するだろうという想像力が働かないのであろうか?

 いずれにせよ、巨額の原発だけでも費用が我々を待ち受けているのは間違いがない。

 

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2011年11月20日 (日)

名古屋市事業仕分け―女性会館を残せ―④

 名古屋市の女性会館が事業仕分けで「廃止」になった。仕分けの時に提出された「論点シート」というものがある。それを掲載する。

 事業仕分けのために1600の事業評価表が総務局によって作成された。A,B,C,Dの4段階で評価され、30事業が仕分けの対象となった。仕分けの条件は、①1億円以上使う事業、②評価がC,Dの事業、③その他、であった。

 女性会館は、①には該当せず、②は、評価がBで該当しなかったので、男女共同参画、野外教育センターなど5事業とともに「その他」に入っていた。それを河村市長が仕分けに入れよと言ったことは前に書いた。

 ところで、総務局の意見は、次のとおりである。

○他都市では、指定管理者制度などの導入をしている例もあり、必ずしも市直営で管理運営を行う必要があるとは考えにくい。

○主催講座の中には、男女共同参画推進センターや生涯学習センターで実施されている講座等との重複が見られるため、事業を整理すべきではないか。

 これに対して、事業所管局の考え方は次の通りである。

○女性会館は社会教育施設であり、公平性・公正性を確保する必要がある。また、行政目的の達成に必要不可欠な支援などの業務を行うため、施設の管理運営において市が強く関与することが必要である。

○今後は、行政が直接運営しつつ、指定管理制度の良さである「サービスの向上」と「経費の削減」を図るため、市民とパートナーシップによる運営を目指す。

○窓口受付や図書資料室の運営は女性学習グループとともに行う。市民との役割分担により職員配置を見直し、経費の削減を図る。女性の生き方や人権に関する講座・講演会の企画やボランティアなどの社会△につながるグループ活動への支援は、教育委員会が中心となって行う。(※婦人会館は教育委員会のもとにある)

○平成19年度に、教育委員会と総務局は、女性の生き方などの講座は女性会館、資格取得などの講座は男女共同参画推進センターが実施するといいう役割分担を行った。再度、役割整理について確認し、重複が生じないように努める。

 「女性会館について」の項目は1回目に書いたので省く。

 指定管理者制度がなじまない理由

(1)ぎょうせいでないと、公平性・公正性を確保することが困難である。

 《具体例》

 ・社会的性別(ジェンダー)や家族観・結婚観などの多様な価値観があるテーマを公平・公正に捉えた講座・講演会の開催

 ・130を超えるグループとの公平・公正な関係の構築

 ・人権的配慮が必要なグループへの公平・公正な対応

(2)行政目的の達成に必要不可欠な支援などの業務を行うため、施設の管理運営において市が強く関与することが必要である。

 《具体例》

 ・学習の成果を社会教育施設やその他社会で生かすための、グループ活動への継続的な支援

 《指定管理者制度を導入している他都市の女性会館の実態》

 ・趣味・実務てきな講座しか行われていない。

 ・グループに対する活躍の場のコーディネイトなど、グループ活動への支援が行われていない。

 

 以上のような提起に対して、識者は、栄にある教育館の改築の問題を持ち出して、話が噛み合わなかったといわれる。全部で3ページの資料をたった6分で説明させ、男女共同参画推進センターとともに、騒々しい中でのたった50分以下の質疑で「廃止」と仕分けされたのである。

 一番の問題点は、女性会館を利用している人たちの意見が全く反映されていないことである。何の知識もない学識経験者と言われる人と女性会館を知らない市民16名で決められたことである。

 河村市長が狙っているのは、単に金を捻出することだけである。本当に無駄なのかということを全く精査せず、仕分けの結果に賛成しているのだ。ちなみに副市長は市長とは意見が異なるそうだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年11月19日 (土)

名古屋市事業仕分け―女性会館を残せーその③

 名古屋市の事業仕分けで女性会館が「廃止」となったのを受けて、仕分けの声を聞く会の2回目が開かれた。参加者は、私以外はみな女性であった。

 今回は、参加者全員に発言が求められた。中には事業仕分けを傍聴に行った人も何人かいた。その人たちの話では、事業仕分けをした部屋は、一つの部屋を2つに仕切ってやったのだそうだ。それでマイクを使って喋る、それぞれの仕分けの声が交錯してとてもやかましくて傍聴人には聞こえなかったという。

 これをみても、事業仕分けが如何に杜撰(ずさん)なものであったかが改めてわかった。

 また、報道カメラも女性会館の仕分け時間にはいなくなり、傍聴者も半減したのだという。

 そもそも女性会館は、革新市長といわれた教育や福祉に熱心であった本山市長の時に実現したのだという。当時は女性の地位がまだ低くかったし、女性が活動しようにも集まるところがなく、銀行とかいろいろなところを探して歩いたのだそうだ。

 それで婦人運動関係者が集まって女性会館の建設の請願をし、それから5年後の昭和53年に開館の運びとなった。主婦など女性が活動しやすいように、東別院の近くの交通の便がよいところに建てられた。また、託児室がある女性会館は全国の先駆けである。

 それほどにも苦労をして建設され、その後33年にわたり、女性を中心とする活動に使われ、社会教育の一環としても大きな役割を果たしてきた。その女性会館が、たった1時間の、しかも、騒々しい中でのいい加減な議論で「廃止」とされたのはどうにも納得ができないと話された。全く誰が聞いてもおかしな話である。

 建設までに5年、廃止に1時間!!

 女性会館を利用している「コトバの会」という、外国人に日本語を教える優秀なグループがある。そのグループでは、すでに署名活動を始めた。今日、仕分けの声を聞く会で女性会館に行った時、ロビーで学習者の台湾人のYさんに会った。彼女は、署名用紙を持っていて私に署名をしてくれと言ったので協力した。

 コトバの会では、中日新聞、朝日新聞にも投書をし、どちらも採用された。

 参会者の中に、広島とか長崎とか各地の女性会館を見てきた人がいて、名古屋の女性会館が先進的であると話していた。

 なお、この日も活動の名称は、過半数が「女性会館を守る会」がよいとした。

 次は、事業仕分けの論点について資料を掲載する

           ―つづく―

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年11月18日 (金)

事業仕分けに提出された女性会館関係資料等

 事業仕分けに提出された資料から概略を載せる。

(1) 女性会館について

~市民とともに歩み、市民に愛される女性会館を目指して~

(2) 建設の経緯

 昭和48年12月 地域婦人団体、クラブ婦人団体が8万人の署名を添えて市会に請願

 昭和49年2月  請願が市会で採択

 昭和53年(1978年)7月開館 (市民の「熱い思い」が実を結んだ)

(3)女性会館とは

 女性会館では、すべての女性が能力を発揮し、社会でいきいきと活躍できるよう、

   ①講座・講演会の開催

   ②ホール・研修室などの貸し出し

   ③グループ活動への支援

   ④図書資料室の運営

以上の面から女性の生涯にわたる主体的な学習を支援している。

(4)経 費 

 事業費年間約7200万円前後。(光熱水費、保守→4211万円。嘱託→2413万円余、講座と図書→640万円。)

 他に、市費から職員人件費として、6740万円ぐらい。

      合計で、1億4000万円前後

 収入源は、会議室使用料約1142万円、駐車場、コピー代等1000万円余。

(5) 利用実態

 ●登録グループ 158 利用者数 22万5000人。 

 ●利用率  77%

 仕分けで図書室は要らないのではという意見が出されたが、女性の主体的な学習を支援するため、図書・資料を収集し、貸し出す。市立図書館にもない専門書を所蔵。蔵書数44万冊。利用者15614人。

 

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2011年11月17日 (木)

何とも杜撰(ずさん)な名古屋市事業仕分け―女性会館を守れ―

 11月15日に、名古屋市の事業仕分けで廃止とされた「女性会館」の問題を考える会が女性会館で開かれた。主催は女性会館を古くから利用してきた有志の人たちが危機感をもって呼びかけたものであった。

 集まったのは、男性三名を含めておよそ60名ほど。初めに参会者からの自由な意見が出され、その後活動の名称を決める話し合いが行われ、「女性会館を守る会」と決まった。

 参会者からのさまざまな意見の中で、女性会館が1978年に建設後33年になることを知った。私がいつも使用している昭和生涯教育センターが30年過ぎたがこの頃し学習センターなどが建てられだしたのだ。

 当初から女性会館を利用して学習や活動をしている人がたくさんいて、この30年余の活動について話された。例えば、託児室運動は女性会館から始まり、それが全市に広がったことを知った。この活動について河村市長に問いただしたら、知らないと答えたそうだ。

 女性会館は、名古屋市の女性の活動を後押しをしてきたという歴史があるのだという発言もあった。

 現在は、男女共同参画法の制定があり、女性の地位の向上も目覚しい。そのためか「女性会館」という名称がよくないとい仕分け人もいたそうだ。でも、女性会館ができた頃は、家庭の主婦が多く、収入少ないので、利用しやすいように、女性が中心の活動には会館の使用料も低く抑えられてきたのだという。

 そもそも女性会館がなぜ仕分けの俎上に上ったのかというと、名古屋市にある1600種もの事業の中から31が選択され提案された。それには予算規模が1億円以上などの3つの条件があり、女性会館はそのうちのその他の項目に、野外学習センター、生涯教育センター、30人学級などと共に入っていた。それを河村市長が指を差して取り上げよと言ったのだという。

 市長は女性会館の存在意義やそこでの活動の内容については何も知らないのに仕分けの対象にしたのだ。それが事業仕分けの学識経験者の無知と仕分けに選ばれた16名の市民の無知によって「廃止」とされたのだ。

 仕分けに携わった人たちは、女性会館代表の資料をもとにした説明には関心すら示さなかったという。そのため議論は教育館の立替とごっちゃになり、議論がかみ合わなかったのだそうだ。

 学識経験者とはいったい何なのだ?碌な知識もないのに学識経験者とは聞いて呆れる。せめて出された資料を読み解く力ぐらい持っていて欲しい。

 だいたい、説明の時間がたった6分に制限されたというのはおかしい。私はその資料を入手したが、とても6分で説明できるものではない。資料もろくに見ずに、説明も聞き流して、印象だけの短時間の議論で「廃止」が決定されたというのはどうしても納得がいかない。腹が煮えくり返る。

 事業仕分人は4000名の市民から無作為に選ばれ、そのうち20名が割り当てられたが、出席は16名であったという。うち「廃止」が9名であった。

 これで民主主義の形をとったと言いたいのであろうが、どこが民意を正しく反映したと言えるのであろうか?女性会館での活動について知っている、或いは利用している人は傍聴人以外には1人もいなかったのだ。

 こんなずさん(杜撰)なやり方で長い歴史を持つ、誇るべき名古屋の文化の一翼を担ってきた活動の拠点が廃止にされるというのは何とも悔しい。

 河村市長の正体もバレバレだ。彼は文化や市民のさまざまな活動について何もしらなし。減税に騙されてはならない。何度も指摘してきたように、河村市長は、福祉、教育、文化は切捨て御免だのだ。

 次回は、「資料」を公開する。

  なお、「事業仕分けについいて市民の声を聞く会」は、11月18日(金)の午前10時からと、午後6時からの2回、女性会館で開かれます。地下鉄東別院下車、①出口東へ徒歩3分です。是非多くの人の参加を!!

     ―つづくー

 

 

 

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2011年11月16日 (水)

体温を上げる

 健康や病気に関する本を読むと、体温が高い方がよいと書いてある。35度台の体温では癌になるとも書いてある。普通体温は36.5度だがそれよりも高いのがよいという。

 私は、体温を計ると低いことが多い。先日も健康診断で計ったら35.5度ぐらいだった。体温は低いが冬には強く、夏は苦手である。冬でも羽根布団一枚をかけるだけで体はポカポカである。汗をかくことすらある。逆に夏は物凄く汗をかく。だから夏が嫌いなのだ。

 しかし、体温が低いのは気になるので、何冊かの本を図書館で借りたり、買ったりして読んだ。買った本の中に、石原結実医師が書いた「生姜で体を温めれば、血液サラサラ病気も治る」というのがあるのでその中から紹介したい。

 「気になる症状・病気を根本から治す『特効食』」という見出しの前書きに結論が書いてある。

 石原先生は日頃の診察の中で体の冷えを訴える人が激増したことに気づいたという。冷えによって、頭痛、腰痛、生理痛、生理不順、めまい、耳鳴り、動悸、息切れなどの不定愁訴持つ人や、うつ症状の人さえいるという。

 そういう人の体温は35台かそれ以下が多いというのだ。治療するには、体温を上げて「体を温める」のが先決だという。

 漢方を研究した石原先生は、生姜が漢方に頻繁に使われていることを知った。そして「体を温める食べ物」のナンバーワンが生姜であると結論付けたのだ。

 では、どうやったら生姜を手軽に摂ることができるのか。

 漢方では、緑茶は体を冷やすのだという。緑茶は体によいことはよく知られているが、緑茶が冷温食であることは知らなかった。

 それに対して、紅茶は体を温めるのだそうだ。ちなみに、白、緑、青の食べ物は体を冷やし、赤、黒、橙の食べ物は体を温めると漢方の陰陽論には書いてあるそうだ。

 でも、今が旬の柿は体を冷やすと聞いているがどうなのだろう?北方の果物、例えばりんごは体を温め、南方の果物、バナナなどは体を冷やすのだという。

 本道に戻して、石原先生は、生姜と紅茶をまぜて飲むことにより、体を温めることができると考えたそうだ。それに黒砂糖で味付けをするとさらによいという。

 「飲んで数分のうちに、少し汗ばむくらいになり、気分もよくなる。そして、30分から1時間もすると、すこぶる排尿がよくなる。翌日は排便もよくなることがわかった。」(P.5) 私は、排尿、排便はとてもよいのでその点はいいのだが。

 「この生姜紅茶を1日2~3回飲むだけで、一日中からだがぽかぽかし、心身ともに気分よく過ごせることが確信できた。」(P.5)

 その効用は、

 ①大小便の出がよくなり、体重が減少。

 ②高血圧が下がる。

 ③血糖値が下がる。

 ④小便の出がよいので、むくみがとれる。

 ⑤吹き出物がなくなり、肌つやがよくなる。

 ⑥アレルギーが改善。

 ⑦生理痛、生理不順が改善。

 生姜は、体を温めるだけではないことが分かったというのだ。

 生姜紅茶の作り方(P.114)

 生姜10g→下ろしてガーゼで漉す、(親指大)、紅茶カップ1杯、黒砂糖、蜂蜜、プルーンなど。

 1日2~3回、食前に飲む。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2011年11月15日 (火)

珍しい笛とパイプオルガンの協奏

 11月13日の午後、名古屋オルガンの秋2011・和の響きのシリーズの一つとして、「和の笛とパイプオルガン」のコンサートがカトリック五反城教会で開かれた。

 笛とパイプオルガンのコラボはどんなものか、興味津々であった。地下鉄の駅の地図でどの出口から出ればよいか見ていたら、ご婦人が2人、やはり同じように見ていて、五反城教会へ行くのだと言った。それで一緒に歩いた。五反城教会は何度来ても道が覚えられない。だいたいの見当で歩き、並木に沿って行ったら教会の塔が見えてきた。

 演奏会はいつものとおり、15時半からであった。初めに吉田文さんの話があった。この日のオルガニストは加藤千加子さんで、笛は竹内明彦さんであった。お2人とも初めての人であった。

 まず、能管で「出端」というのが柱の脇で演奏された。能楽囃子だとプログラムに書いてあった。

 次に、オルガンでJ.Sバッハの前奏曲変ホ長調が演奏された。この曲はプレリュ-ドなので初めに演奏するのだという説明があった。

 その後からは笛とのコラボで、同じくバッハのクラヴィアーノ練習曲第3巻から、

 ①キリエ 永遠の父なる神   

 ②クリステ 世の慰め

 ③キリエ 聖霊なる

 ①は、笛の息が長い音がオルガンの曲に乗っている感じで、②は最後がオルガンと笛の音が溶け込んでいた。③は、笛の音がオルガンの中に入り込んでいた。

 次は、笛の独奏で、滝廉太郎の荒城の月であった。この曲はものもともう少し荒っぽいものだという解説があった。テンポの早い演奏で、下のキーから高いキーまで4回演奏された。笛で荒城の月を聴くのは初めてであった。

 次が、大中寅二のコラールであったが、あまり印象に残らなかった。

 その次は、トーマス・マイヤー・フィービッヒ作曲の「パイプオルガンと和の笛の為のMonologe-Daialoge」で、初演だそうだ。

 この演奏に先立って、笛の説明があった。雅楽で演奏される一番古い竜管、それを室町時代に能に取り入れてできた能管、それから篠笛について実際に演奏をして話してくれた。

 この曲の演奏は、4本の笛を取り替えながらのもので、オルガンの音と合わさったり、離れたり、一緒になったり・・・であった。これを作曲するには、笛の音を知らなくてはならないだろうから、初めに笛の曲を作ってそれにオルガンを合わせたのか?などと思いながら聴いた。

 最後は、J.Sバッハのフーガ変ホ長調に笛の音を合わせたものであった。バッハも予想だにしなかったことだ。

 日本の笛は、フルートとは違った音色だが、オルガンとの協奏にも合うと感じた。和魂洋才ではないが、和の響きがスパイスとしてよく効いていた。大変面白い試みであったと思う。

 次の、11月27日(日)に、同じ五反城教会で開かれる和太鼓とパイプオルガンも楽しみである。和太鼓は井上英樹さん、オルガンは吉田文さんである。

 

Photo

 

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年11月14日 (月)

第20回橘座公演「林家染丸独演会」を聴く

 11月12日、土曜日の午後、第20回橘座の落語公演があった。この日の落語家は、上方落語の林家染丸とその弟子たちであった。異色は「女道楽」の内海英華であった。

  橘座と言ってもそんな寄席が名古屋のどこにあるの?という人が多いだろうと思う。東別院にある名古屋産業大学工業高等学校のホールで年に2回開かれているものだ。主催は生徒会である。

 私は、ボランティアの日本語教室を終えると、アメリカ人のJ.Jを伴ってすぐに地下鉄で東別院に向かった。これまで人気の橘寄席はすぐに満席になるからであった。幸い開場5分前に着き、会場にはよい席があった。

 校長の挨拶で、今回は20回になる節目だということであった。年に2回ずつ行われるので10周年ということになる。

 私は、この落語会を楽しみにしている。いつも事前に案内の葉書を送ってくれるので有難い。

 この日の演者、林家染丸は芸歴45周年になるのだそうだ。「軽業講釈」の枕で、62歳だと話した。写真も実物も髪の毛が黒いののだが、「髪の毛は多いのですが、染めています。名前が染丸ですから。」と言って笑いを取った。

 この日の演目は、「開口一番」がまだ駆け出しの林家愛染、次が「ふぐ鍋」で林家染弥であった。

 「ふぐ鍋」は初めて聴く落語であった。フグのてっちりは有名だが、それはフグのことを大阪では「鉄」と言うことから来ていると枕で語った。なぜ鉄というかというと、弾は鉄でできている。フグを食べるとどの毒に当たることから「タマ(弾)に当たる」というしゃれなのだそうだ。このことを始めて知った。

 てっちりをご馳走してやろうという大家とよばれる店子がお互いに相手に先にフグを食べさせようとする様子を滑稽に描いたものだ。

 林家染丸は、前半で「軽業講釈」を語った。これも初めて聴くものであった。軽業興業と講談の小屋が隣同士になったことから騒動が起きる。軽業の音がうるさくて講釈ができないという。その争いを三味線太鼓の鳴り物入りでおかしく演じた。

 中入り後の内海英華による「女道楽」は、珍しいものであった。三味線を弾きながら都都逸や端唄などを唄い、合間に面白おかしい話をするというものだ。「女道楽をする者は私1人しかいません。そやよって日本一です。いや世界一です。」と言って笑わせた。この色物はとてもよくて、J.Jも喜んでいた。

 最後は、染丸の「三十石」であった。京都伏見から淀川を下り、大阪に到る交通手段として三十石舟があった。それに乗る客の様子を面白おかしく描いたものである。これも鳴り物入りで賑やかであった。

 この日の出し物は、いずれもナンセンス・ストーリー系のものばかりで、その点でわ物語が単純でアメリカ人のJ.Jにもよかったようだ。J.Jは日本語がよくできるので一度落語を聴いてみたいと付いてきたのだ。

 観客はほとんどが高齢者で若い人は余りいなかった。若い人も面白い伝統芸の落語に興味を持って欲しいと思った。

Photo

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年11月13日 (日)

ワンマンや独裁には碌なことがない

 読売ジャイアンツが「内紛」とスポーツ新聞に大きな見出しが躍っていた。ワンマンで有名なあの渡辺恒雄球団会長が、球団幹部が決め、自らも了承した岡崎郁ヘッドコーチの留任を鶴の一声で覆した。それで清武英利球団代表が「不当な鶴の一声で、愛する巨人軍を、プロ野球を私物化するような行為は許せない。」と記者会見で訴えたのだ。

 テレビで見た限りでは、清武代表は、「選手、コーチ、監督、そして、何より多くのファンの方々を愛しています。」と話したとき、涙ぐんでいたようだ。

 渡辺会長は、「オレに報告なしに勝手にコーチの人事なんかをいじくるとか、そんなことありえるのかね。」と言っていたが、清武氏によるとそれは事実に反するという。

 渡辺会長も耄碌したのか?と言いたい。声明では、「自分が了承したことを忘れているのなら、渡辺氏は任に堪えないということになりかねない。自分も報告を受けて了承し、契約書締結にも着手していた人事を、オーナー兼代表取締役社長を飛び越えて、鶴の一声で覆したことになる。」と述べ、プロ野球を冒涜するものだと訴えている。

 清武球団代表が日本シリーズを前にこのような挙に出たことに、朝日新聞の荒川公治氏は日本史リーズを直前にして失礼だと書いている。しかし、そうまでしなけらばならなかった清武代表の心境は十分理解できる。渡辺会長は余りにもワンマンであり、独裁である。

 西村欣也氏のコラムでは、渡辺会長の「鶴の一声」はこれまでにも何度もあったと指摘している。問題の核心は、清武代表の行動の適切かどうかではなく、渡辺会長の独断的行為に向けられるべきである。

 どんな組織であれ、ワンマンや独裁は許されるべきではない。広く意見を聞いて衆議で決し、いちど決めたことは鶴の一声で覆されてはならない。ワンマンや独裁は民主主義とは相容れないのだ。

 渡辺会長はいつまでも居座らずに即刻退陣すべきである。

 

 

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2011年11月12日 (土)

幸福度ランキング2011―愛知は21位―

 10日の新聞に「幸福度ランキング」なるものが発表されたという記事があった。それでもう少し詳しく知ろうと思いネットを検索したら、いろいろなデータが出ていた。

 2011年11月9日に、法政大学大学院政策創造研究科の坂本光司教授らが、日本全国47都道府県の「幸せ度」を調査して分析した「幸福度ランキング」として発表したものだ。

 それによると、第1位は福井県で7.23、第2位は富山県の7.20、第3位が石川県の6.90で、我が愛知は21位である。私は、愛知県は住みやすいと感じているのだが何がいけなかったのだろう。

 幸福度ベストテンに島根、鳥取、新潟などが日本海側の県が入っているが、秋田県だけはランクが37位と低い。それで「特ダネ」の小倉智昭キャスターはご機嫌斜めだったという。

 上位3県の共通点は、

・日本海側に位置する

・東京から離れた人口100万人前後

・ものづくり、第2次産業が集積

・就業環境、子育て環境が整っている

 ちなみに最低はというと、大阪府で47位だ。保育所定員比率の低さ、平均寿命の低さ、失業率の高さ、刑法認知犯の多さだという。休養時間は高得点なのに平均寿命が短いのはげせないが、あの橋下知事の大阪府が最低とは。さもありなんというべきか。折りしも府知事・大阪市長のダブル選が始まった。大阪府民はしっかり見極めんとアカンで。

 福井県が1位になった理由は、

・未婚率が低く、出生率が高いので幸福な家庭像

・福利厚生面が充実して住みやすい

・犯罪、火災、事故が少なく安心して暮らせる

などである。

 評価方法は、生活・家族部門、労働・企業部門、安全・安心部門、医療・健康部門の4部門の順位で10段階評価だという。ただ、東日本大震災による変化や原発の有無は含まれていない。

 愛知は、海にも山にもアクセスしやすく、トヨタなどの産業もあり、農業も盛んである。物価も東京などより低いと思う。

 交通事故が多いとか、保育所の待機児童が多いとか、名古屋市のように医療や介護関係、文化施設を軽視することが響いているのかも知れない。

Photo

 

 

 

 

 

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2011年11月11日 (金)

生まれて初めてドジョウを食べた

 ドジョウを食べさせる居酒屋があると誘われて出かけた。私は、生まれてこの方一度もドジョウを食べたことがない。あの戦時中、戦後の食糧難のときにでも食べなかった。あの頃小川に遊びに行くと、ドジョウがいくらでも泳いでいた。近づくと川底の泥の中に潜り込んでしまう。

 ドジョウを獲るのはあくまでも遊びであって、それを獲っても食べることはなかった。父親からは、ドジョウは柳川鍋にして食べるのだということは聞いたことがある。豆腐を入れた鍋にドジョウを入れると熱いのでドジョウが豆腐に潜り込むのだ。何とも残酷な食べ方だと思った。

 南紀新宮の辺りは太平洋に面していて、海の魚が豊富なので泥臭い川魚を食べる習慣はなかった。だからウナギを食べるとは聞いたが、ドジョウを食べると聞いたことはなかった。

 そういう訳でドジョウは食べたいとは思わなかった。居酒屋に入ると、入り口のカウンターに水槽があって、細い小さなドジョウが体をくねらせて泳いでいた。体長5cmぐらいで、太さが5mmぐらいの大きさだ。

 居酒屋の大将に聞くと、養殖のドジョウだという。養殖のドジョウは潜ることを知らないのだそうだ。だから豆腐に潜らせる柳川鍋にはできないのだという。それでから揚げにして出していると言った。

 子どもの頃つかまえたドジョウは、体長が10cm以上あり、小指よりも太くて口に立派な髭を持っていた。そういう自然で育ったドジョウなら豆腐に潜るのだ。

 先刻まで水槽で泳いでいた養殖ドジョウは、から揚げにされて鉢に盛られて出された。ドジョウは小さいが写真のように数は随分あった。身体をくねらせた姿だ。きっと熱かったのであろう。可愛そうに思った。

 水槽で泳いでいるときはドジョウは食べないと言っていたが、一匹ぐらい食べてみたらどうかと言われて試しに口に入れたら、からっとしておいしかった。それで抵抗がなくなり、食べることができた。ドジョウを食べる初体験であった。

 この居酒屋の大将は九州福岡の出身だそうで、その名も無法松という店を25年も経営していると話した。74歳になると言ったが、兄ちゃん刈りの毛を真っ黒に染めてあるので随分若く見えた。

 店のカウンターに大丼に盛った関東煮とか肉じゃがとかいろいろなものが置いてあり、壁の品書きも種類がたくさんあった。ドジョウから揚げは800円としてあった。

 丸々と太ったサンマの塩焼きもちょおいしかった。ちょっと高くて1匹600円であった。

  この居酒屋の煮物の味付けは、みな甘みが強い。酒の肴としては、甘みを抑えた方がよいと思うのだが・・・・。

 ビールは大瓶で、1本740円であった。

 この居酒屋は地下鉄今池①出口から真直ぐ北に行くとマックスバリューがあり、そこから約100mぐらいの通り沿いにある。

 

Cimg2559

Cimg2562

Cimg2558

 

 

 

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2011年11月10日 (木)

中年以降の太る原因―基礎代謝の変化にあり?―

 昨日は太るのは代謝が衰えるからだと医者に言われたことを書いたが、9日の朝日新聞に大きな広告が出て、「気になる中年太りの謎」と見出しがつけてあった。

 基礎代謝とは、「身体を横にして動かさなくても、呼吸、心臓の鼓動、体温を保つなど生命活動のためにどうしても必要なエネルギー」のことだという。

 言いかえると、「生きていくために最低限必要な最小エネルギー」のことだ。肉体的精神的に安静であるときに、呼吸器、循環器系や神経系、肝臓や腎臓などの臓器が僅かに活動している状態と考えられるとしている。

 通常1日の総消費エネルギー量のうち約70%が基礎代謝が占めるというのだ。生体を維持するだけでそんなにも消費するのかと驚いた。考えてみればじっとしていても筋肉も動いているし、胃腸だって働いているのだからそのぐらいは使うのだろう。

 この広告は、女性をターゲットとしているので、データも女性向けのものだ。それによると、女性の平均基礎代謝は、

 18歳から29歳→1210kcal

 30歳から49歳→1170kcal

 50歳から69歳→1110kcal

 70歳以上→   1010kcal

 基礎代謝は、20歳台以降下降の一途なのである。これは男性も同じ傾向と思われる。

 だから今までと同じ生活をしていても、消費カロリーは少なくなってしまうのだ。それが「中年太り」の主な原因だという。

 基礎代謝を高めるには、筋肉を衰えさせないことが大事だという。それは筋肉が体の組織の40%を占めるので、筋肉が多いと基礎代謝がアップし、消費エネルギーが増えるというのだ。だから運動で筋肉を衰えさせないことも大事なのだ。

 その他に、体温と基礎代謝とは密接な関係があるという。理想体温から1度下がると、基礎代謝は12%も低下するという。平均基礎代謝量が1200kcalの人は、体温が1度さがると、144kcalのエネルギーが消費できないことになるそうだ。

 私は、体温が低いので体温を上げなければならないと常々思っているのだがなかなか実行できない。体温を36度以上にキープしないと免疫力も低下するというから体温は大事である。

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2011年11月 9日 (水)

高齢者健康診査の結果と肺炎ワクチン接種

 今年も高齢者の無料健康診査の知らせが5月頃だったか送られてきた。いずれ受けなければと思いながら10月下旬まで放ってあった。

 丁度、インフルエンザの予防接種も始まったのでそれもやって貰おうと医者に行った。

 この5月頃から体重が増えて一向に減らないのでどうしてだろうと思っていた。体重計が古くなったので誤差が出るのかと思って新しいのを買ったが、結果は変わりなかった。体重計のせいではなかったのだ。

 検診のとき、医者にそのことを話したら、先生は、「歳を取ると代謝が悪くなりますから同じように食べていても体重が増えるのでしょう。」と、そっけなかった。

 食べる量や食べるものや飲酒量も取り立てて増えたとは思っていない。ずっと61kgから62kg辺りにいたのが、63.5kg辺りに定着して、たまに64kgになるのである。やはり医者の言うように代謝が変わったのかもしれない。

 ところで、検診は身長、体重、血圧を計測し、尿を採り、血液を採取した。お決まりのものである。ただ、今年から前立腺ガンを調べるPSAも調べてもらえる。また、希望で便による大腸ガンの検査も受けられる。それで全てを受けた。

 昨日、予約をしておいた肺炎ワクチンの注射を受けたのでそのときについでに検診の結果を聞いた。

 嬉しいことに、腹囲が2cm増えた他は、尿も血液検査も、検便も全てOKであった。血糖値もコレステロールも尿淡白も肝臓も異常はなかった。

 これでしばらくは安心である。ただ、肺や胃腸は検査を受けてないので何とも言えないが。

 肺炎ワクチンの効果は5年間も続くそうで、接種料は4000円と高いが受けてよかったと思っている。成るべくなら病気になる前に予防をするのがベターだから、健康のためにも多少の出費はやむをえない。

 コメント欄に「週に2~3日の酒を飲まない日をつくりましょう。」と書いてあったが、せいぜい1日だ。言われるように休肝日を増やせば体重も減るだろうと思われるがこれだけはなかなかやれそうにない。

 

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2011年11月 8日 (火)

楽しかった第8回ワンデーコンベンションin中部

 11月6日(日)に、名古屋市金山の中京大学市民文化会館プルニエホールで開かれた第8回ワンデーコンベンション(中部奇術連合主催)を見に行った。

 朝8時55分ごろには会場に着いた。早すぎると思っていたら、何とすでに100名ぐらい並んでいたので驚いた。9時半に開場しすぐに入ったが、すでに1階の通路より前の席は取られていた。仕方がないので、真ん中左寄りに席を取った。

 中部奇術連合のワンデーコンベンションは昨年も見たが、全体として今年の方場面白かった。オープニングショー、コンテスト、ゲストショーのいずれも十分に楽しませてくれた。

 一緒に行った名古屋華マジカルグループの人たちも同じような感想を話していた。

 司会の人が、観客は90%が40歳以上と言っていたが、とりわけ60歳以上が多い印象であった。

 一方10名のコンテスタントたちは若い人が殆どであった。コンテストに出場するのは若い人が多いのは頷けるが、観客がほとんど熟年者や高齢者というのはどうしてだろうと思った。

 Mさんは、今の若い人はテレビのマジックショーしか見ていないのでマジックは難しいものと思っているのかもしれないと言った。

 5000円の入場料は決して安くはないが、見終わってみて、今年は更に充実していると思った。こういう楽しいマジックショーを一般の人にも見てもらいたいと思った。とりわけ若い人に見てもらいその楽しさを知ってほしいと思った。

 観客は熟年以上で占められている他に、もう一つの問題点は、マジック愛好家が殆どだということだ。これはおそらく宣伝の仕方や入場券の売り方に問題があるのではないかと思う。

 愛好家はクラブなどを通してマジックショーの存在を知るのだが、一般の人は全く知る方法がないようだ。ときたまテレビでテクニックの優れたマジシャンの演技を見ることはできるが、やはり生での演技を見るほうがはるかに迫力があり面白いのだがショーがあること自体を知らないのだと思う。

 私は、他の地域のマジックショーを見に行ったことがないので、間違っているかも知れないが、マジックショーは日本中どこでも同じ傾向にあると感じている。

 それはマジックショーが愛好家の仲間内の集いになっていることである。

 それを端的に示すものが、「来賓席」とか「招待席」を会場の最高の場所に設置することだ。一般の客を対象にするのなら、そういうことはありえない。観客こそ大事にすべきだからだ。

 今回もそうであったが、朝6時ごろから並んだ人もいるのだ。私だって40分も前に並んだのだ。

 私が言いたいのは、マジックをもっと一般の人にも楽しんでもらうために広報活動や開催の仕方など考えなければならない点があるのではないかということである。

 もう一点、今回のショーで気をつけて欲しいと思ったことは、司会の仕方である。女性の司会者が演技者の名前を言うときに発音があいまいで何を言っているのか分からなかった。名前は一番大事だから明瞭に言うべきである。また、S会長が司会をしたが、マイクを下に持ったので音声が聞きづらかった。これも細かいことだが大事なことである。

 さて、マジックの方は初めにも書いたように、大変楽しいものであった。それは、演技者の力が優れていたこと、ゲストが韓国、台湾、フランスなど国際的であり、しかもフランスの二人はユーモアのある演じ方で非常によかった。

 ゲストショーのトリをとったフランスのマイケル・ザニエルは、オペラを取り入れてその歌声に合わせて演じたが素晴らしいアイディアだし、コミカルなところもあって面白かった。

 また、日本の出演者も京劇の仮面の早や変わりや眼を見張るイリュージョンなどで楽しませてくれた。中でもインティキマジシャン・てるしたの長い風船のようなものを次々に出すマジックは異色であった。

  このワンデーコンベンションの売り物のコンテストは、10名の出場者全員が優れた演技を披露した。

 久し振りのグランプリだという韓国のジョ・ヨン・ホは、これまでに見たことがないほどたくさんの傘を次々に出して圧倒した。

 石川遼を真似たセイヤのゴルフ アウトもそのアイデアが秀逸であった。ただ1人の女性山岸美代子の神秘の泉は特別賞をもらった。受賞者は私たちが見ても妥当なものであった。

 全体的に、音楽の使い方が優れていた、選曲もよく、マジックに合うようにアレンジした人も何人かいて感心した。

 今回のマジックでは傘を使ったものが多かった。ハトを出すマジックはこれまでにない出し方で大変よかった。

 黒い衣装を着た演技者が黒いバックで演じるのや、赤い衣装、赤い道具を赤いバックで演じるのがあったが大変見づらかった。

  ディーラーは全国から19店も来ていた。私は何も買わなかったが大変盛況であった。

 帰宅して食事をしたら、疲れがどっと出て、8時に床に入った。楽しんで疲れるなんて歳をとったものだ。

Cimg2555

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2011年11月 7日 (月)

「名古屋は酒飲み文化不毛なのか」(朝日夕刊)を読んで

 11月5日の朝日新聞夕刊に、「名古屋は酒飲み文化不毛なのか」という記事があった。フリーライター大竹敏之さんが書いたものだ。

 名古屋は総務省統計局の調べで、「飲み屋店舗数ランキング」では、人口10万人当たりの店舗数は212軒で47都道府県中、33位だという。この統計は平成18年度だから今はどうなっているのかは不明だ。1位は沖縄の560軒だという。東京も4位(330軒)で多い。

 でも、大竹さんは、「名古屋は実数4000軒といわれ、決して少なくないという。ただ、昼間から営業している店は少ない印象がある」という。

 ある評論家の「昼間から堂々と酒を飲める店の有無で街の文化度がわかる」という言を引用して、「その論からすると、名古屋は残念ながら酒飲み文化が未成熟ということになる」と述べている。昼間から酒を飲めるのがなぜ酒飲み文化度が高いのか?これだけではわからない。

 そもそも、いったい酒飲み文化とは何を指すのか、どう定義するのか、それについては、この小論にはどこにも書いてないのだ。

 「酒飲み文化」とタイトルに書くからには、その定義があってしかるべきである。それがないのは大変に残念である。

 そこでインターネットで「酒飲み文化」と検索をかけると、いろいろ出てきたが定義は見当たらなかった。

 それでトップに出てきた、中西麻衣子さんの「201号室}から、一部をコピペさせてもらう。

 「やはり酔っ払いは最高楽しいのだ。人間交差点!て感じなのだ。人丸出しなのだ。

 だからそんな人間が集まる「飲み屋」というのは最高なのである。家で飲んだ方がそりゃ安いし、すぐ寝られるし、いいだろう。だがしかし!一歩外へ出かけてみようじゃないか!

 仲間と居酒屋で飲んだり、一人バーで知らない方と語ったり、立ち飲み屋で人生の深さを老人から聞いたり、断然そっちの方が、自分の人生に深みが出ないだろうか?そりゃリスクもある。お金遣ってしまうし、べろべろで人に迷惑かけることもあるだろう。だけど、人生経験の振幅は、そういうことを知らない人に比べたら倍以上だと思うのだ。

 飲み屋には、そこにいる人の数だけ人生がある。ドラマがある。知恵がある。こんなアミューズメントパークありますか?絶対、絶対!あたしは外飲みを推奨します!

 家飲み楽チンかもしれないけど、外の世界と関わることで、絶対本当に得るものは、家で飲む酒以上の大きさがある。同じ酒でもその美味さが倍になったり、仲間ができたり、知識が増えたりと、必ずプラスになることがある。飲み歩いてきたあたしが保証する!(笑)」

 中西さんが言っているのは、居酒屋やバーなどで酒を飲むことで、いろいろな人との交流ができる―人間交差点といううまい表現を使っている――ということが酒飲み文化ということだ。

 中国ニュース通信社のRecord Chinaの記事は、酒の飲みぶりやマナーの民族性を取り上げている。

 酒は文化だ!」、世界の酒飲み事情、お国柄の違いが歴然―中国メディアモバイル版URL : http://rchina.jp/article/35795.html

 「2009年9月30日、『お酒を飲むときのマナーやしきたりは国によってそれぞれ』と、世界各国の飲酒事情を中国新聞社が伝えた。

 ギリシャ人は国産の蒸留酒ウーゾが大好き。アルコール度数42度の蒸留酒だが、氷を加えると白濁してまろやかな味になるという。アニスやカンゾウなどの独特なハーブの香りが特徴で、ギリシャ人はこれを飲みほろ酔い気分になることで社交的な雰囲気を作る。

 韓国ではより良い対人関係を築くためにお酒を飲む。宴会で有名な「爆弾酒」は色々な種類のお酒を混ぜて作る、酔いを誘うための「危険な」酒。宴会が盛り上がったら歌を歌ってさらにヒートアップ。
 
 中国では豪快に飲むのが美徳とされ、大きな杯でグイグイ飲みながら大きな肉に食らいつくのが豪傑の飲み方。

ロシアでは焼けつくように強いウオッカを一気に喉に流し込むのが男らしい飲み方。一度ボトルのフタを開けたら中身の酒を飲み干すことが大事なルールだ。
 フランス人はじっくりと味わいながら酒を飲む。料理にワインは欠かせず、その味によってワインの種類を選ぶ。

 日本人は仕事の延長上に飲酒があり、アフターファイブは会社の仲間や上司と酒場に直行。大事なことは会議室ではなく酒場で決まる。そして酒場は日本の男性にとって仕事のストレス発散の場でもある。
 ドイツ人はビールが生活の一部に。ビール腹やビアソーセージ、ビールジョッキ、ビアハウス、ビアガーデンなどビールがらみの単語がいっぱいだ。」
 韓国の酒文化というblogには、韓国人は速く酔うのか好きだと書いてった。中国人は酒を勧められたら飲み干すのが礼儀だと聞いたことがある。
 大竹さんによると、名古屋では「隣り合わせたお客に話しかけると気さくに応じてくれ、それでいてむやみに入り込んでこないケースが多かった。つかず離れずの名古屋独特の距離感がある」という。
 さて、酒の文化といえば、料理が大事である。それについて、大竹さんは、名古屋の居酒屋の最大の特徴は、「手羽先、味噌カツ、どて」のいわゆる名古屋めしだという。
 もうひとつ酒飲み文化で大事なことは、店の飾り付けや造作や雰囲気と従業員のサービスも挙げられよう。
 
 私が学生のころには、今池や広小路などには屋台がずらっと並んでいた。中には貧乏学生でも入れる屋台があた。
 また、赤ちょうちんに縄暖簾の小さな店でカウンターに椅子が並んでいるというのも味わいがある。いつの頃からかチェーン店が多くなり店の造りも変わった。
 
 考えてみると、「酒の文化」と「酒飲み文化」とは当然違うはずだ。酒飲み文化というのはあくまでも「外飲み」である。
 

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2011年11月 6日 (日)

サンマで育つ

 私が高等学校卒業までいたところは、和歌山県新宮市である。先だっての南紀州豪雨では、連日報道された。熊野古道にも関係がある山紫水明の街である。

 高等学校の先輩(といっても前身の新宮中学であるが)に有名な文豪佐藤春夫がいる。彼の詩に有名な「秋刀魚の歌」がある。

 南紀州には勝浦漁港があり、秋の終わりごろからはるばると南下してきた秋刀魚の漁が盛んになる。

  この辺りで獲れる秋刀魚は、北海道や東北で獲れる秋刀魚と違って脂が少ない。それを丸干しにしたり、開きにしたりしている。丸干しはまさに刀である。秋刀魚という字を誰が当てたのか知らないが、よく言ったものである。

  南紀州の辺りでは、サンマのことを「サイラ」と言っていた。面白い方言である。

 私は、子どもの頃は、シーズンになると毎日秋刀魚を食べた。それだけよく獲れたのであろう。朝食と夕食の2回秋刀魚を食べることもあった。それでも秋刀魚には飽きなかった。

 生の秋刀魚は、半分に切って鍋に入れて煮た。砂糖はないから醤油の味付けであった。また、コンロの炭火で丸焼きにすることもあった。昨今は備長炭がもてはやされているが、当時はみな備長炭を使っていた。

 中学や高校の頃は弁当のおかずに秋刀魚が入ることもあった。

 あの地方の正月のお節料理に欠かせないのが、秋刀魚寿司であった。暮に秋刀魚を買って甕に入れて酢と塩で漬けておいて、寿司飯を秋刀魚の形にした上に秋刀魚をのせるのだ。それを切って大きな皿に盛るのである。

 3ヶ日はどこの家に行っても秋刀魚寿司であった。今は土産物として売られているが、本来は家庭で作るものであったのだ。

 秋刀魚を嫌というほど食べてそだったせいか、今でも秋刀魚が大好きである。秋刀魚を見ると買いたくなる。でも、妻は余り喜ばない。先日も、「お父さんは、サンマ、サンマとうるさい。」と言った。

 しかし、サンマは安いし青身魚で健康にもよい。

  秋刀魚の歌   

       佐藤春夫
 
 あはれ
 秋風よ
 情(こころ)あらば伝えてよ
 ―― 男ありて
 今日の夕餉に ひとり
 さんまを食ひて
 思いにふける と。

 さんま、さんま、
 そが上に青き蜜柑の酸をしたたらせて
 さんまを食ふはその男がふる里のならひなり。
 そのならひをあやしみなつかしみて女は
 いくたびか青き蜜柑をもぎ来て夕餉にむかひけむ。
 あはれ、人に捨てられんとする人妻と
 妻にそむかれたる男と食卓にむかへば、
 愛うすき父を持ちし女の児は
 小さき箸をあやつりなやみつつ
 父ならぬ男にさんまの腸をくれむと言ふにあらずや。

 あはれ
 秋風よ
 汝(なれ)こそは見つらめ
 世のつねならぬかの団欒(まどい)を。
 いかに
 秋風よ
 いとせめて
 証(あかし)せよ かの一ときの団欒ゆめに非ずと。

 あはれ
 秋風よ
 情(こころ)あらば伝えてよ、
 夫を失はざりし妻と
 父を失はざりし幼児とに伝えてよ
 ―― 男ありて
 今日の夕餉に ひとり
 さんまを食ひて、
 涙をながす、と。

 さんま、さんま、
 さんま苦いか塩っぱいか。
 そが上に熱き涙をしたたらせて
 さんまを食ふはいづこの里のならひぞや。
 あはれ
 げにそは問はまほしくをかし。

 

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2011年11月 5日 (土)

広瀬隆さんの講演概要―転載です―

 友人から、横田さんという方のemailを転送してくれました。大変興味深いので転載をさせてもらいました。

 この中に出て来る原発の爆発は、私はずっと後になって1度見ましたが、一般のテレビや新聞では、意図的に報道されなかったように思います。こういう映像は本来ならテレビ局が好むもので何度も放送されるはずのものです。それが放送されないというのは、都合の悪い真実を隠そうということからに違いありません。

 原発は核分裂をしたと報じられていますが、これとて本当のことが隠されているように思われてなりません。

  先日、広瀬隆さんの講演会に行ってきました。
> 広瀬さんは作家で「原子炉時限爆弾」という本も出され、地震列島
> の日本では、原発はすぐとめるべきだと主張されている方です。

  講演のなかで、一号機と三号機の爆発の模様が映像で紹介されました。
> 両機とも、同じ水素爆発があったといわれていますが、爆発の映像は
> 全然違います。三号機の爆発はすさまじいです。
> 以下をクリックしてみて下さい。
> http://www.youtube.com/watch?v=OiZmLqWnjgc

  こんなすごい映像を見た記憶がありません。皆さんもないとすれば、
> 政府、東電、マスコミは真実を報道せず、事故の様子をできるだけ、
> 小さく、小さく扱おうとしている結果だといえます。

  この爆発は核爆発ではなかったかという疑いもあるようです。
> 2日の朝のテレビで、2号機が核分裂の可能性があるという報道が
> ありましたが、何が起こったのか、真実を明らかして欲しいです。

 また、広瀬さんが問題にしたのは、福島原発の事故原因が> 津波か、地震か
> という問題です。津波によって電源が喪失したから事故に遭った。
> だから、津波対策をやれば、原発再開に問題がないような雰囲気に
> なってきています。

  広瀬さんは、原発は海水で冷却する必要があり、電源が喪失しなく
> ても、原子炉につながっている配管が壊れたら、それで、原発事故
> が起きる。今回の事故は、地震で配管が壊れたと主張しています。
> 地震が原因で事故が起きたとすれば、いくら津波対策をやってもだ
> めです。

  地震の揺れの大きさをはかるものとしてガルという単位があります。
> 広瀬さんは、福島原発は500ガルで壊れた。しかし、新潟中越沖
> 地震は2500ガルもあった。
>

  ということは、直下型地震があったら、原発は壊れるということです。
> この辺のやり取りは、以下を参照して下さい。
>http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65749694.html
 

  いつ起きるかわかりませんが、大地震が起きることが確実視されて
> います。帰宅難民をどうするか、そんな対策もたてられています。
> でも、福島原発事故のような事故は、二度と事故を起こしてなりません。

 事故の原因が明らかでないのに、ベトナムへの原発輸出なんか論外
> です。何を考えているのでしょうか。

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年11月 4日 (金)

ドングリを切り落とすハイイロチョッキリ―探偵ナイトスクープ―

2

 関西テレビ制作の「探偵ナイトスクープ」は視聴者の依頼をもとに面白い番組を作るので大好きである。

 先週放送された中にも興味深いものがあった。広島で山歩きをするのが趣味の人からの次のような依頼であった。

 広島県民の森公園に駐車しようとしたところ、車の窓やボンネットなどに葉がついたドングリの小枝が雨のように降ってきたというのだ。それでいったい誰の仕業なのかを調べて欲しいというものであった。

 現場に行ってみると、まだ、葉のついてドングリの小枝が辺り一面に落ちていた。切り口はハサミで切ったように鋭い。

 それで公園の職員に聞いてみると、チョッキリの仕業だろうという。でも、詳しいことは分からないので、専門の広島昆虫館の研究員を紹介してもらった。

 それはゾウムシの仲間のハイイロチョッキリという昆虫がやるのだという。昆虫館の庭にもその虫はいくらでもいるというのでコナラの木のところへ行くとすぐに見つかった。

 体長がわずか7mmの角の長いゾウのような虫である。それがまだ青いドングリの実に穴を開けて卵を産み、地上に枝ごと切り落としてしまうのだという。

 ハイイロチョッキリが切り落とすところをビデオに撮ろうとしたが、この虫は大変に敏感で、吐く息の二酸化炭素や音や動きでも察知して仕事をやめてしまうとそうなのでうまくいかなかった。

 そこで大きなアクリルの筒にドングリの枝とハイイロチョッキリをたくさん入れてそれを撮影することにした。

 この実験は見事に成功して、ゾウムシが長い鼻のような角を使って上手に枝を切るところを撮影できた。

 インターネットで調べて見たら、ハイイロチョッキリの記事がたくさんあり、映像もいっぱいあった。次の写真はその中から選んだものである。

Photo

 

Photo_2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年11月 3日 (木)

九州電力玄海4号機の運転再開に抗議する

 九州電力の玄海原発4号機の運転が再開した。

 メーテレ2日夕方のニュースによると、九州電力は玄海町の2000戸に説明の文書を配ったというが、実際には37戸にしか配られていないという。

 この前の「やらせメール」問題などで全く反省の色が見えない九州電力は、今回も住民に周知をしたと言いながら、僅か30戸余りでお茶を濁している。

 郷原弁護士が、「九州電力は北朝鮮化した」と批判したが、福島第一原発問題についてのさまざまな厄介な問題が解決されない中で、九州電力の独走は許せない。

 

 河内弁護士からも活動の提起です。
 
ーーーー
 IK原発重要情報(51)[2011年11月1日]

 私たちは、原発についての情報と脱原発の国民投票をめざす市民運動についての情報を発信しています。よろしく、お願いいたします。(転送・転載は自由です。)

 弁護士 市川守弘、弁護士  河内謙策

 連絡先 〒112-0012  東京都文京区大塚5丁目6番15-401号 保田・河内法律事務所(電話03-5978-3784、FAX03-5978-3706)
Email:
kenkawauchi@nifty.com

 脱原発の国民投票をめざす会
http://2010ken.la.coocan.jp/datsu-genpatsu/index.html

――――――――――――――――――――――――――
       玄海原発4号機運転再開へ動く

 突然、大変な情報が飛び込んできました。玄海原発4号機はトラブルで停止状態にありましたが、九州電力は地元の同意は不要として、ここ数日のうちに運転再開に踏み切るというのです。
このニュースを知らないと思われる方に広めてください。緊急の抗議活動に取り組んでください。

 玄海原発には4基の原子炉があります。脆性遷移温度が高くて有名になり、日本一危険な原子炉といわれている1号機は、現在も運転中です。この夏運転再開が問題になった2号機、3号機は、現在ストレステスト実施中です。4号機は運転中でしたが、去る4日に
トラブルが発生し、自動停止しました。

http://www.kyuden.co.jp/genkai_index.html
http://www.kyuden.co.jp/nuclear_index.html

 九州電力は、4号機のトラブルは「手順書のミス」であり、定期点検の場合にはストレステストが必要だが、今回はそうでないから、
ストレステストも立地自治体首長の同意も必要ない、運転再開に踏み切るというのです。

http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.2068112.article.html
http://www.saga-s.co.jp/news/genkai_pluthermal.0.2074176.article.html
http://www.kyuden.co.jp/press_111031c-1

九電の言い分はまったく不当なものです。今回の福島の事故を通じて、国民は原発について深刻な不安を感じており、したがって原発の運転再開については広範な国民の不安に誠実に答えることが電力会社の責務であることは明らかです。
 まして九電は、今年の夏に玄海原発2号機、3号機の運転再開問題で、その後には「やらせメール」の問題できびしい批判を受けている最中です。それなのに、泥棒猫のように4号機の運転再開に踏み切ることは許されることではありません。
 九電の社員も「寝耳に水」で、「社長の独走だ」と言う声も聞かれるようです。このような運転再開を強行すれば、九電は文字通り「墓穴」を掘ることになるでしょう。

 このような卑劣な九電のやり口を、すんなりと許せば、同様な手口が全国で行われることになるでしょう。あきらめないで、断固とした国民の意思を突きつけましょう。

 九州電力に対しては、以下のサイトから抗議メールを送ることができます。

https://www1.kyuden.co.jp/php/inquires/index.php/form/input/104
古川康佐賀県知事に対しては、県民の生命を守る立場を徹底的に貫くよう要求しましょう。
https://www.saga-chiji.jp/teian/top.html
枝野幸男経産大臣に対しては、九州電力の地域住民無視の横暴に対して断固とした処置をとるよう要求しましょう。
https://wwws.meti.go.jp/honsho/comment_form/comments_send.htm

  全国の皆さんに繰り返し訴えます。絶対にあきらめないで、声をあげていきましょう!
――――――――――――――――――――――――――――
                        以上

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年11月 2日 (水)

唖然とする民主党国会議員の姿―議員を辞めろ!!

Photo

 11月1日の朝日新聞2面に、次のような記事があった。

 「ヤジ、離籍・・・・民主、『学級崩壊』」と言う見出しで、「国会審議中の途中離席やヤジが目に余るとして、31日の民主党代議士会で党の幹部らが相次いで苦言を呈した。ただ収まる様子はなく、さながら『学級崩壊』の状態だ。」

 学級崩壊とは余りよい喩えではないが、国民に選ばれた「選良」と言われる国会議員が本会議中にしばしば席を離れたり、審議中に汚いヤジを大声で怒鳴るなどするのは議員の職務を真面目に考えていないことの証明である。

 国会中継などで議員がヤジをとばし、しばしば発言が聞き取れないというのは目にするところであった。新聞の投書欄にも、ヤジがひどすぎるという批判が出たこともある。これが生徒会とか学級会であったらどうだろう?生徒や児童はヤジは飛ばさないし席を離れたりもしない。真面目に討議をする。

 国会は国民に代わり大事な国政を議論し法律などを決める場所だ。丁々発止と議論をするのは構わないが、ヤジは何の助けにもならない。ましてや、どこへ行くのか知らないが、席を離れるなどもっての他である。

 横路衆議院議長が「子どもの教育上よろしくない。」と言ったそうだが、立派だと信じている議員がそんな状態では何おかいわんやである。

 「たて続けの注意にも関わらず、代議士会直後の本会議では離席が続発、空席は民主党だけで30を超えたときもあった。」と書いてある。

 民主党は、責任与党である。その議員がこんな体たらくでどうする!第一、議員は高い給料や歳費を貰っているではないか。3.11東日本大震災と福島第一原発の大事故の処理や、円高、TPPなど大事な課題が山積しているときなのだ。真面目に審議に加わらない議員は即刻辞めさせてもらいたい。

 

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2011年11月 1日 (火)

NHKニュースで聞いた歯周病と他の病気の怖い関係

 31日朝のNHKニュースを見ていたら、歯周病と心臓病や糖尿病などとの関係について報じていた。何でも歯周病を患っている日本人は7割にもなるという。そんなに一般的なのかと思った。

 最初は歯周病と心臓発作の関係であった。歯周病菌は歯茎のポケットで増殖するが、その中の悪性の菌が血液に入り全身を回るのだそうだ。そして心臓に行って心筋梗塞などの原因となるのだという。

 これはある大学病院(名前を忘れた)で、心臓病の患者に歯周病患者が多いのに気づいて、歯科医と連携して研究を進めた結果、歯周病と心臓病との関連を見つけたのだという。

 それ以来、その病院では心臓病の患者に歯周病の治療を勧めているそうだ。

 その次に紹介されたのは、広島の例で、糖尿病と歯周病の関係であった。歯周病菌が増殖すると、それがインシュリンを作るところに作用して抑えてしまう。その結果血糖値が高くなるのだという。

 ある糖尿病患者は、歯周病の治療を受けて、血糖値が下がり、糖尿病の最悪の段階からレベルが一つ改善したという。

 歯周病は、その他にも、脳梗塞や動脈硬化などの原因にもなるということで大変恐ろしい病気だという認識を持つことが大事だという説明であった。

 NHKがETVでなくニュース番組で取り上げたのも、簡単に見過ごされがちな歯周病への警鐘を鳴らす意味があったのであろう。

 私は、若いときから50代の終わりまで歯周病があったが、近藤先生(名古屋市瑞穂区のコンドウ歯科)というよい先生に巡りあって、その指導の下に歯周病を治した。定年退職後は、歯の定期健診とクリーニングをするだけで、歯のトラブルは何もlない。

 5日ほど前にもTMTC(歯をきれいにすること)をやって、6000円かかったが、先生は大変よい状態を維持していると褒めて下さった。

 

Photo

| | コメント (2) | トラックバック (0)

« 2011年10月 | トップページ | 2011年12月 »