ネットが結ぶ 「脱原発デモ」 日本でも!!
10月10日の朝日新聞だ2面に、「脱原発デモ ネットが結ぶ」という見出しで大きく取り上げられた。それを読んで「やっと日本でもインターネットを介したデモがおきたか」と嬉しくなった。
ニューヨークのウオール街に抗議するデモは全米に広がり、連日各地でデモが行われているようだ。何でもアメリカに倣えの国だからこういうことまでも・・・・と思わないでもないが、よいことは大いに見習うべしである。
新聞のリードには、「脱原発デモが各地で続く。今まで社会運動に参加して来なかった『アマチュア市民』たちが、インターネットでゆるやかにつながる。組織を持たない人びとの怒りを新たなメディアが束ね、路上へと押し出す風景は、米国や中東で起きている若者のデモと相似形だ。」とある。
デモは、9にちの夕方東京・渋谷の公園通りであったそうだ。「太鼓、トランペット、フライパンなど、思い思いの『楽器』を奏でながら、デモ隊が練り歩いた。」のだ。
初めてデモに参加の人が多かったようだ。「こんなに楽しい世界があるのだとはまった」と語っている。それでいいのだと思う。これまでのデモは、労働組合や平和団体などが主催をして、シュプレヒコールやスローガンを叫ぶ形であったが、メーデーは多少異なるにしても楽しんで参加するというより義務感で参加するようなところがあった。
老いも若きも子どもも楽しく参加し、その中で原発や放射能の恐ろしさを学び、世の中を変えようという行動をするのはとてもよいことだ。
このデモを呼びかけたのは、井出実さんという人だという。警察への届出など実務をやり、インターネットで呼びかけた。当初100人規模で届けたら、ネットや口コミで広がって600人も集まったのだから凄いことだ。
これからこうしたことが日本でも頻繁におきるようになると、政治家も無視できなくなるに違いない。署名活動や集会やデモなど従来の活動は政治を動かすまでには行かなかったが、インターネットで広がりを見せればきっと効果が現れるだろうと思う。今後が楽しみだ。
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