情報年齢が分かる?
29日に、日本語教室があり、その後ボランティアで恒例の勉強会をした。
今回のレクチャー担当は、比較的若いMさんであった。授業で学習者から受けた質問をもとにして、それに付け加えて、今の若者を中心にして使われているコトバを紹介した。
「先生、『ピンクい』というコトバがありますか?」と質問されたそうだ。どうやら若者の間でふんだんに使われているらしい。私は知らなかった。
ピンクは外来語だし、それに「い」をつけて形容詞にするのは変だが、若者の新感覚が現れているという意見もあった。
「それ、キレくない?」は、よく聞くが私などにはよい日本語だとは到底思えない。
「それ、違くない?」という言い方もあるのだそうだ。
最近は、略語や俗語がどの程度わかるかで、情報年齢が分かると言われているという。
次の《ことわざ・慣用句》は、私達もよく使うものが多い。
みみたこ, イマイチ、 ダントツ, やぶへび、 ジコマン、 ドンマイ、
ダメモト、 ドタキャン、 たなぼた、 かもねぎ、
私が子どもの頃よく使ったドンマイが今でも使われているとは思わなかった。
《名詞》
ツンデレ、 インフラ、 ヘビロテ、 マンキツ、 コーデ、
トリセツ、 アラサー、 スマホ、 リア充、 鉄板、
上の中で知っていたのは、インフラ、トリセツ、アラサー、スマホだけであった。
若者の間で新しい表現が次々に作られて広まっていくようだが若者と付き合いのない我々は知らないことばかりだ。KYは古くなった感があるが、これとてマスコミで取り上げられたから知ることができたのだ。
解答
ツンデレ→ツンツンデレデレの略で人によって態度が変わること
ヘビロテ→ヘビイ ローテーション=よう使う、お気に入り
マンキツ→漫画喫茶
コーデ→コーディネーション
リア充→リアル世界が充実していること
鉄板→確実さ
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最近のの流行語は、略語が多いですね。携帯でメールやツイートするせいかもしれません。
投稿: らら | 2011年10月31日 (月) 18時06分
言葉を切り取るようにして使う若者言葉の解釈をNHKのラジオやつい先日までNHKテレビでも聞いたことがありますが、ダメモト・ドタキャン・タナボタ・イマイチ等は情報年齢40歳ぐらい?の気持ちになって使っているのでしょうか?ダサイなどはずいぶん前に覚えていますので30歳ぐらいでしょうか?言葉1つで若返れますならどんどん使おうかしら…と思いましたが、生まれてからずっと脳に浸み込んでしまいました言葉が先に出てくるので、きっとダメモトでしょうね。この頃人との待ち合わせ場所をミスドの前と言い、使ってみると若返ったようで面白いです。習慣になっているものはなかなか直せないですね。若者にそんなに媚びなくても自分の言葉を毅然として使っていきましょう!
投稿: fumiko | 2011年10月30日 (日) 22時38分