自転車の片ブレーキは交通違反とは!初耳だ
チュートリアルの福田さんが、ブレーキのない競技用自転車で公道を走り、警視庁により交通違反の切符を切られた。ブレーキがない自転車で一般道路を走れば交通違反であることは、明々白々である。
このニュースは、29日の朝日新聞夕刊で報じられたし、NHKニュースでは、29日夜のニュースでも30日の朝のニュースでも大きく取り上げられた。
NHKニュースで初めて知ったのだが、自転車は、前後二つあるブレーキのうち片方でも壊れていると自転車に乗って走行してはいけないのだという。警察に見つかると交通違反になるということだ。
私は、このことを今回初めて知った。実は、私が40年近く愛用しているプジョーの自転車は、先だって走行中に後のブレーキのワイヤーが切断し、ブレーキが利かなくなった。それで前のブレーキだけで乗って家に戻ってきた。
もし、途中で警察官に呼び止められたら交通違反となるところであったのだ。
今回、チュートリアルの福田さんというある程度の有名人が交通違反になったので、大きく取り上げられたのだが、それによって片方でもブレーキが壊れると違反になることが分かった。
ただ、朝日新聞の場合は、単にチュートリアルがブレーキのない自転車に乗り違反をしたという事実だけを報道したのみで、自転車のブレーキが片方でも壊れたら交通違反に問われるということには触れていなかった。片手落ちの報道である。
NHKはニュースで2度にわたって大きく取り上げただけでなく、自転車のブレーキは両方正常でなければ違法であることを強調したのでよかった。一般人は自転車の交通法規については経験的にしか知らないから、折にふれて今回のNHKのように注意を喚起してもらわないと困るのだ。
今回のNHKには、「アッパレ!」をあげよう。朝日新聞には、「喝!」だ。
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