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2011年9月23日 (金)

霞ヶ関が政策を決めるというのはこういうことなのか!

 一昨日のblogで鉢呂経済産業大臣の辞任について取り上げた。ニュース・コメンタリーを見て、東京新聞の長谷川幸洋記者が電話インタヴューに答えている中で大変重要な発言をしているのを知った。

 それは、霞ヶ関の官僚がどのようにして政策を決定しているかということであった。

 各省庁にはさまざまな諮問機関が設置されている。例えば、経済産業省の総合エネルギー調査会もその一つである。何とか審議会というのもその類だと思う。

 鉢呂元大臣は、総合エネルギー調査会の人選が12:3で圧倒的に原発推進派から選ばれているのを知って、公平性を保つために脱原発派の委員の数を増やそうとした。それが霞ヶ関官僚の反発(つまりは背後にある経団連などのもっと大きな力)を買ったというのだ。

 その文脈の中で、長谷川記者は、このようなことは霞ヶ関では当たり前のことだと指摘した。だから今回その一つがはっきりと示されたことは大事なことであると言うのだ。

 長谷川記者によると、この手の会では常に政策推進に賛成派が圧倒的に人選され、反対派はつけたしだという。しかも、会合を開く日時を反対派が出席しにくい日を選ぶという姑息なことまで平気でやるのだそうだ。

 結局、○○審議会とか調査会・・・・とかいう諮問機関は、体よくお墨付きをもらうための飾りの機関にしか過ぎないのだ。全ては官僚の思うままに決められるのだ。だからヤラセがあっても少しも不思議ではないのだ。みんな自作自演なのだ。

 霞ヶ関官僚の力がそんなにも強く、政治家でも太刀打ちができないということを初めて知った。

 そうしてみると、国会ではどうでもよいような質問と答弁ばかりが繰り返されているのも納得である。政治家は大事なことは官僚に握られているから、やることがないので何かやっているように取り繕っているのだ。

 民主党が政治主導と言いながら、いつのまにか官僚に骨抜きにされてしまった。自民党・公明党はもともと政治主導など考えたこともなかった。

 災害救援や復興、原発問題など重要な喫緊の問題が遅々として進まないのも官僚頼みにも理由がありそうだ。

 売れっ子解説者の池上彰さん、こういう大事なことを説明してもらいたいですね。

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コメント

民主党政権も国民の期待を裏切って本性が分かりました。こうなるといったいどの政治家に頼ればよいのかと思ってしまいます。

ことごとく期待を裏切った民主党ではあるが、唯一、事業仕分けは国民の溜飲を下げた政策であった。驚くべきことに、その中でレッドカードを突きつけられた事業の中で、官僚の巻き返しによって知らない間に復活している事業が数多くあるとTVタックルで暴露されていた。
こうなると事業仕分けは単に政治的パフォーマンスであったのかとも言いたくなる。
「日本中枢崩壊」という話題の本をものした改革派官僚の古賀茂明氏も経産省を退職することになった。公務員制度改革も遅々として進まない。
政治主導する経験も力量もないことを思い知った民主党が政権に止まる理由は何もないが、では国民はやはり官僚主導も止むなしと先祖がえりを望むのであろうか。だとするならばこれだけの国会議員はどう考えても多すぎると思わざるを得ない。


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