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2011年9月16日 (金)

超低金利に驚く―この経済不安定時代になにがいいのか―

 築40年以上の我が家の浴室などをリフォームすることになって契約をした。前金が必要なので、郵便定期預金を解約した。最初金利が1年で0.4%であったのが、年々減ってきたそうで、200万円を解約した時には、利子はたった87円であった。

 87円というのは、今年の1月から9月までの分である。余りの低金利に我が眼を疑った。これでは利子がないのと同じである。聞いてみると普通預金は無利子だそうである。

 定期預金なら多少はましかと思って預けておいたのだが、今にして思えば大変な間違いであったようだ。

 幸い、この10年ぐらいはデフレなので低金利でも目減りは僅かである。思えば郵便局の定額預金が10年で倍になった時代が懐かしい。

 私の知り合いで、リーマンショック以前に退職金を投資信託にした人がいるが、あの金融ショックで元手を減らしてしまったそうだ。

 人のことは言えなくて、私も、リーマンショックの直前に銀行と相談して、保険の一種に入ったが、3年で元が取れるはずが、元を取るどころか、逆に25%ほど目減りしてしまった。

 そういうことがあるから、何がいいか分からない。元が残っただけでもいいと考えるべきかも知れない。

 株はこのところEUの経済危機が叫ばれて、大変不安定で、日経平均は昨日最低を記録した。ニューヨークのダウも大きく上げたり下げたりで大変に不安定である。

 松坂屋美術館に行きたいがために買って持っている株が値下がりで含み損が増えるばかりだし、イオンのラウンジを使いたいために知人の勧めで買ったイオン株も同じく大損している。優待などを当てにして買ったのが大はずれであったのだ。

 8月に出たある週刊誌によると、9月に日本に経済の大危機がやって来ると書いてあったが、9月の市場の様子を見る限りその予言が当たりそうである。

 日本の経済は借金が増えるばかりで少しもよくないはずなのに、為替は対ドル、対ユーロで円高に向かったままだ。数年前にイタリア旅行をしたとき、1ユーロ165円であったのが嘘みたいに今や105円になってしまった。

 それでもあの藤巻健史氏は、円安になると言い張っているが・・・。

 こうなると年金生活者としては、デフレが続くことが望ましい。経済評論家の荻原博子氏が言うように、なけなしの現金をそのままキープするのがよいのかもしれない。

 

 

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コメント

 リーマンショック以上の経済危機が来るというアナリストもいます。格付け会社と結託して大きな金を動かしている連中がどう動くかということですが、」素人には分かりません。尤もリーマンの時には世界のプロが何ともできなかったのでした。

ペイオフが解禁になったとき、、銀行は投信などを薦め、銀行は堅いと信用していて購入したのですが、殆ど下落しています。特にリートはたこ足配当をしていたのが配当も下がってきたので乗り換えられますかと言ってきました。凄い下落でそのまま置くことにしましたが、サブプライムローン、リーマンショックを思い出しました。
又リーマンショックが再来するのでないかと感じます。ヘッジファンドが暗躍して素人では全く予想も出来ません。兎に角損するようになります。今は動かないで静かにしていた方が良いような気がします。

エコノミスト、アナリストなどの言うことは全く当てんありません。当たるも八卦みたいなものです。バブルやリーマンショックや今回のEU経済危機でよく分かりました。やはりこればかりは、自己判断と自己責任であり、運ですね。

今から5年前、2006年の著名な経済雑誌の年初の
経済予測には以下のように書かれていました。「2002年から始まった今回の景気拡大は2005年12月で48カ月に及び(中略)もとより株式市場は絶好調、1万5000円台に回復し、また都心の時価も底を打ったとみられる。(中略)どうやら少なくとも向こう3年、極端に暗い未来は待っていないであろう。バブル崩壊から完全に立ち直った日本経済は「黄金の3年」を迎えると。千歳一遇のチャンス?とばかりに私も見よう見まねでいくつかの金融商品に投資しました。お金に仕事をしてもらって、自分は遊びましょうと虫のいいことを考えたのが大失敗のもとでした。投資は自己責任なので誰を恨むわけにもいきませんが、それにしても経済予測ほど当てにならないものはないと痛感させられました。でも同じ紙面に2006年の世界経済のカギを握る要警戒域の米国不動産市況という記事がでていました。これがサブプライムローン問題につながり、リーマンショックの引き金を引いたわけです。もう少し預金金利が高ければ、私を含め多くの人たちはリスク商品で損害を被ることはなかったのにとうらみつらみも言いたくなります。

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