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2011年8月 9日 (火)

原爆と原発は同根―ナガサキ・ヒロシマ・フクシマ―

 今日は長崎に原爆が投下されて66年目の日です。先に、アーサー・ビナードさんの講演紹介で書いたように、アメリカはウラニウム型とプルトニウム型の核実験を行い、成功すると、1ヶ月も経ないですぐに広島と長崎に、その効果を確かめるための原爆を投下したのでした。広島にはウラニウム型の原爆を、長崎にはプルトニウム型の原爆を投下しました。

 あれから66年、原爆犠牲者や被爆者の人たちの苦しみは想像を絶するものであったと思います。そのあと、ビキニ環礁で第五福竜丸が死の灰を浴びて被爆しました。そしてこの3月11日の東北大震災で福島第一原発の原子炉が6基破壊されて放射能を撒き散らしています。

 Atom for Peace(原子力の平和利用)という美しい言葉に惑わされて、世界中の多くの国で原子力発電を推進してきました。でも、それはまやかしであるとビナードさんは指摘しました。

 ウランを使って核分裂を行うと、プルトニウムが産生されますが、それは紛れもなく原子爆弾の材料だからです。原子力発電の熱は核分裂を行うときに物凄い熱を出すのでそれを大量の水で冷やします。そのときの熱をたまたま使って発電しているだけだというのです。

 日本には54基の原子炉がありますが、そこで大量にプルとニウムつまり原爆の材料が作られ保存されているのです。

 福島第一原発の大事故以来、放射能による、空気汚染、海水や河や池などの水質汚染、土壌汚染、そこから副次的に農作物や魚介類やさまざまなものが放射能で汚染され大きな社会問題になっています。また、観光などのサービス業にも影響が出ています。

 かつて鳥インフルエンザが広がることが怖れられうがいや手洗い励行などが推奨されました。でも、放射能からの被爆を免れる道はありません。手洗いしようにも水が汚染されているかもしれません。ヴィールスは殺菌できますが、放射能は殺菌?できません。そして幾らでも拡散して行きます。

 東京の地下鉄電車で高濃度の放射能が検出されたというネットの記事もありました。

 国会での東京大学アイソトープセンター長の児玉龍彦教授の参考人発言は衝撃的で、福島原発事故ですでに広島原爆20個分以上の放射能が放出されたということです。

 原爆も原発も共に核利用で全く同じことですから、原爆反対だけではいけなかったのです。吉永小百合さんだけでなく、私も、ほとんどの日本人も今回の事故が起きて初めてその恐ろしさに気づいてのでした。

 広島の原爆式典では、広島市長も菅首相も脱原発と地球上から完全に核をなくすことへの発言が弱かったと指摘されています。

 上の人たちからの発言も大事ですが、私たち市民一人ひとりが核の恐ろしさを理解して地球上からの核の廃絶を目指す決意と行動が求められていると思います。

 ヒロシマ・ナガサキにフクシマを加えて、原爆と原発にノーといい続けることが大事だと思います。私たち自身だけでなく、地球上の全ての生き物や存在物のために!!

長崎平和公園・平和祈念像.jpg

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コメント

既に原爆を保有している国は、北朝鮮も含めて絶対に原発も放棄しない訳です。困ったことですが争いがある限り破滅の道を辿るのでしょう。

北朝鮮の核保有は今も6カ国協議の大きなテーマですが、かって石原 慎太郎はよくテレビ番組で日本もその気になればいつでも原爆は作れる、そのぐらいの技術は持っているので北朝鮮の核の脅しに屈する必要はまったくないと例の調子で豪語?してました。
要するに原発の技術はいつでも原爆に転用できるということですね。平和利用というのは一種のかくれみの
というわけです。先般もテレビ番組で寺島 実郎氏が脱原発を完全実施するとアジアの中で日本はステイタスを失うとまわりくどい言い方をしていましたが、
明らかに軍事的な意味合いも含んでいるのでしょう。
確かに、まともな常識が通用しない国がすぐそばにいますので一定の説得力は持つでしょう。
またついこないだまで菅総理はベトナムに原発を売り込んだと意気込んでいました。いくら脱原発を彼が叫んでもどれだけ人々の心に響くでしょうか?

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