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2011年8月 1日 (月)

第37回国語教育研究集会(名古屋児童言語研究会)

 7月29日に、ウイル愛知で名古屋児童言語研究会が主催する第37回国語教育研究集会が開催されました。暑い夏の日なのに朝早くから、大勢の先生たちが参加していました。

 名古屋児童言語研究会は、全国規模の国語教育研究組織である児童言語研究会の支部として45年ほど前に結成されたものです。発展するに連れて夏休みに大規模な国語教育研究集会を開催するようになりました。当時私は事務局長といして骨を折りました。始めのころは隔年に開催していましたので、今年は37回目の研究集会ということでした。

 名古屋市に革新市長として本山元名古屋大学教育学部教授が当選した時、私たちは名古屋市の公会堂で研究集会を開き、本山市長に講演をして頂きました。全国から450名近い先生たちが集まった歴史的な研究会となりました。

 児童言語研究会の国語の指導法は、もともとは東京都立大学の教授であった国語学者の大久保忠利さんや横浜の奈良小、東京の先生たちによって提唱されたものです。

 「一読総合法」と言って、教科書の文章を読む時に、自分の頭を働かせて読んだ部分を膨らませていって最後まで読み終わったときに全体を理解するというやりかたです。

 一般に多く見られる読み方は、「三読法」と言って、文章を何度も読み、教師の発問に従って読んでいくというやり方です。

 それに対して、「一読総合法」は児童主体の読みです。教師が押し付けたり、強く介入したりはしません。あくまでも子どもたちが脳をフルに回転させて読んで行くように指導されます。

 文部省が指導要領を改定するたびに、指導方法を変えて右往左往する先生が多くいる中で、私たちは一貫して同じ指導方法を深め、発展させて来ました。背景には心理学や当時はまだ誰もかえりみなかった脳科学の研究成果も参考にしていました。

 その後脳科学は大きく発展をして来ましたが、その成果からも「一読総合法」の先見性が認められます。

 また、この間にコンピューターとインターネットが大きく情報世界を変えました。そこで求められているのは「メディア・リテラシイ」の重要さです。それにも早くから対応してきました。

 私が名古屋の夏の研究集会に参加したのは3、4年ぶりだと思います。丁度時間があいていたので、久し振りに後輩たちが頑張っている様子を見に出かけたのでした。

 講演には、アメリカ人のアーサー・ビナード氏を招聘していましたが、外国人を依頼するのは初めてだと思います。とても興味深い内容の話でした。 

 午後は、説明文の部会に参加しましたが、教員になって3年目の若い教師が実践報告をしました。周到に準備されていて、ビデオで見た授業は活気に溢れていて、深い読みをしていました。

 次は、アーサー・ビナード氏の講演の印象深い部分を書くつもりです。面白いですよ。

 ―つづく―

 

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