行ってみたい東京おもちゃ美術館
先週のNHK爆笑問題の「爆問学問」で「東京おもちゃ美術館」を取り上げていた。興味をひかれたので録画をしておいて見た。
期待通り、とても面白い番組であった。東京四谷の廃校を利用して作られたという。元学校だから部屋はたくさんあるからゆったりと展示ができるし、利用者が参加することもできるようだ。
参加型の美術館で、展示物の手を触れたり、おもちゃで遊んだり、作ったりすることができるそうだ。
番組の中で、館長さんが話した言葉にとてもよいのがあった。それは、「おもちゃとは人と人をつなぎ心をまじあわせるものだ」という趣旨のことであった。
確かに、昔のおもちゃはどれ一つを取ってもその通りであった。
私が子どもの頃のことを思い出してみると、ショウヤ(私たちは、シャッケン)と言っていた。ビー玉(私たちは、ラムネ)と言っていた。お手玉、おはじき、毬つき、凧揚げ、独楽・・・・。どれも友だちと一緒に遊ぶ道具であった。それもなるべくたくさんの方が面白かった。
私は、ビー玉やショウヤが結構強くて、学校では「本ちゃん」と言って、相手からせしめたものを自分の物にすることを禁じていたが、私たちはそんなことはお構いなしであった。ショウヤもビー玉もおはじきも引き出しに一杯集めていた。
子どもたちは、夕方暗くなるまで近所の路地などでそうした遊びに夢中であった。
私たちは、相手に勝つためにいろいろと工夫をしたものであった。たかがショウヤされどショウヤであった。ビー玉やおはじきもおなじであった。勝つためには工夫と技術が必要であった。
ショウヤにしろ、ビー玉にしろ、遊び方もいろいろとあった。今ゴルフが盛んだが、地面に穴を掘ってビー玉を転がして一周するゴルフのような遊び方もあった。
当時のおもちゃは極めてアナログであったが、それだけに温かみがあった。私は、今の子ども達が大好きなゲーム機は一度も触ったことがないし、パソコンのゲームもやったことがない。興味をひかないのだ。
東京おもちゃ美術館のホームページアドレスは、
http://goodtoy.org/ttm/index.html
東京都新宿区四谷4-20 四谷ひろば内
お子さま連れで徒歩7分
※ 駐車場の用意はございません。公共の交通機関をご利用ください。おもちゃ美術館のこだわり
様々な道具や材料を活用したおもちゃ創作を通じて、古くから継承されている先達の「知恵」や「技」を伝え、創意工夫の楽しさ・自らの手を使うことへの興味をひきだします。
中学校、高校などと連携してインターンシップ協定を結び、おもちゃ美術館での活動の場を提供します。
手工芸や創作の技能を指導するとともに、いろいろな人々との関わりの中で人間力を磨き、自己実現にむかうサポートをします。赤ちゃんとのスキンシップ遊びから、世界各国のおもちゃ遊びまで子どもと楽しむ知識や演出力などを、専門家の指導により身につけていただきます。
遊び主導の子育ては、親の心をも穏やかに健やかに育てます。「手作りおもちゃマイスター」や「おもちゃドクター」などシニアボランティアの育成に努めます。
積み重ねてきたさまざまな知識や技術、人生経験は間違いなく次世代を担う子どもたちにとっての宝物になります
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