選挙民を愚弄する減税日本
先だって減税日本のいい加減さを取り上げたが、その次の日に、女性議員の薬事法違反が発覚した。
中村孝太郎市議会議長は、結局退任せず居座っている。それどころか、4月分、5月分の給与から公約の半額を超過した金額について、議員団で約束した返金がされていないことが判明した。
それについて、中村議長は、多忙であったことと奥さんに管理を任せていたことを理由にして釈明をした。
減税日本は、リコール後の選挙で、議員報酬の半減を第一の公約にして大挙当選を果たした。しかし、その後の行動を見ていると、団の中は金を巡っていろいろともめているし、議員を辞める羽目になった人も出たし、薬事法違反も2人出た。
人間誰でも金は欲しいものだが、一旦公約をして当選したからには、それを守りぬくというのが選挙民に対する信義であろう。
減税日本の愛知県議会議員も議員報酬半減では訳のわからない、煮え切らない態度をとっている。
公約にはしていないと言い張っているが、当選者の11名は選挙演説でそれを第一に挙げて当選したのだ。今更何を言うかと言いたい。
河村名古屋市長がリコールに成功したのは、自分自身が潔く報酬を半減したからである。その追い風に乗って、報酬半減で当選ができたことを忘れてもらっては困るのだ。
この際、誰かが音頭をとってもう一度リコールをしたら、今度は減税日本はほとんどが落選するであろう。
有権者を愚弄するなと言いたい。
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