浜岡浜岡原発廃炉・停止静岡県集会に参加した友人から
友人からの手紙を紹介します。
「7月23日、静岡市の駿府公園で『浜岡原発廃炉・停止静岡県集会』が開かれ、それに参加しました。公園は、人。人、人で埋め尽くされました。取締りの警察官の吸うもびっくりするほど多く配備されていました。
5000人以上の参加者があり、これは静岡市始まって以来の集会参加者だそうです。湖西市長三上元氏の賛同表明演説、福島県農民根本敬氏の賛同演説は感動的なものでした。
三上氏は、浜岡原発隣接自治体首長として、もし、浜岡原発に福島第一原発のような事故が起これば福島原発より格段と出力規模の大きい浜岡原発の及ぼす被害ははかりしれず、湖西市全域が避難しなければならない事態になる。
そうすれば職場、商店、学校、役所・・・・根こそぎ無期限に奪われ、遺伝子の損傷を受け、子々孫々に影響を受ける。そのようなことになる可能性を絶対除去しなければなrない。しび意味で浜岡原発は葉色にもっていかなければならない・・・・。このような主旨でした。
福島原発以前は、浜岡周辺市長で浜岡原発廃炉を主張しえいたのは三上氏のみだったそうです。今では、焼津市長、御殿場市長、裾野市長などが賛同メッセージを寄せるまでになっています。
共産党の志位委員長も科学的なデータを示しながら、浜岡原発廃炉を訴え、説得力のある演説でした。その他、各県の代表者がリレートークをしたあと、デモ行進を中電静岡支店まで行いました。
おりしも大暑の日、炎天下で3時間は、熱中症寸前という感じでした。
この大集会を商業マスメディア・NHKは全く報道しませんでした。7月2日に東京目一次神宮公園で行われた原発廃止全国集会の2万人集会も、マスメディアはどこも黙殺しました。これでは日本の言論の質が問われます。
私は、今後も『枯れ木も山の賑わい』よろしく、原発廃炉をめざす集会、デモにくわわりたいと思っています。」
ーコメントー
脱原発や原発廃炉・停止の集会やデモなどについては、マスコミがほとんどもしくは一切報道しないという自主規制について一部の週刊誌が取り上げていたようですが、私も、この手紙をもらうまで全く知りませんでした。
かつての報道管制のように大企業にとって不利なことは抹殺してしまうという言論封殺はとても怖いものです。
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巧みに世論を操作されているようです。中国のように露骨でないが、陰湿です。NHK「きょうの健康」には、原発を危険だと主張する人たちは危険だということが書いてありました。理由は危険だという根拠が証明できないからだそうです。
投稿: らら | 2011年7月27日 (水) 20時17分
中国の高速鉄道事故の政府の対応を見るにつけ、日本は言論、集会、結社の自由、報道の自由が保障されたとてもいい国と思えてきます。しかしブログに書かれているような脱原発の大規模な集会が行われていることは私もまったく知りませんでした。報道する自由もあれば、報道しない自由もあるということでしょうか?今、日本で最も関心事になっている原発に関する各地での動きについて賛成、反対の動きをもっと公平に報道すべきではないでしょうか。民間の巨大メディアはやはり電力会社から多額の広告宣伝料を貰っているので、またNHKは政府に遠慮して国策に反する動きに関する報道は夫々控えているとみなされても仕方がないと思います。事実はどうなっているのか、積極的に情報を求めないと誤った判断をしてしまうことを
危惧しています。
投稿: Toshi | 2011年7月27日 (水) 09時50分