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2011年6月28日 (火)

素敵な詩を2編―手紙―と―FUKUSHIMA―

 朝日新聞6月25日夕刊に、柴田トヨさんの次の詩が掲載されました。

      手紙

      ―天国の両親に―

 おとっさん おっかさん

 トヨは百歳になりました

 二人が見守っていてくれた

 おかげです

 

 連れあいも そちらに逝って十八年

 一人暮らしは きついけど

 多くの人に支えられて

 とても幸せ

 健一も 元気ですよ

 六十六歳になったの

 私に詩作を教えてくれた

 だから寂しくはないわ

 おとっさん

 焼酎ばかり 呑んでいてはダメよ

 おっかさん

 働きすぎないでね

 

 連れあいは どうしてます?

 私のこと

 心配してくれてるかしら?

 郵便配達の そよ風さんが

 外で待っているわ

 ペンを置きます

追伸

 トヨはもう少し

 こちらで がんばります

 まだ 連れには

 来ないでね

 もう一つは、おけらさんのblogで見つけたものです。作者名はありませんでした。

 私たちは福島です。
 私たちは福島をあきらめない。
 福島の光を、東北の雲を、歴史を、命を、
 優しさを、父母を、阿武隈川を、星の瞬きを、子どもたちの笑顔を、
…これらの全ての「福島」を信じる。
 3.11。あの日から「福島」を取り戻すために、
 私たちは八月の真中に集まり、世界へと宣言しよう。
 夢をあきらめない、私をあきらめない、福島をあきらめない、日本をあきらめない。
 福島の青空に見あげよう。
 光と雲と命を。
 父なる青空よ。
 母なる大地よ。
 FUKUSHIMAの野原で、
 FUKUSHIMAの大地で、
 FUKUSHIMAの鼓動を、
 あなたを、
 待っています

 

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コメント

柴田トヨさんの詩集は、私も読みました。90歳から詩を作り始めたのは凄いことですね。

 とよさんの詩集はお見舞いにもらって読みました。素晴らしいですね、その詩集はリハビリで知り合った98歳のおばあさんにあげました。
 みんなあきらめないで、生きて欲しいです。
 脱原発も諦めないで実現させてほしいです。

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