ためしてガッテン式健康法
NHKのためしてガッテンは、この1か月余りの間に、健康法に関する番組を2回放映しました。
1回は、食事のときに野菜を先に食べるとよいという内容でした。野菜から食べることによって、糖などの摂取が抑えられるというものでした。それが体重を減少させたり、糖尿病を改善したりできるということでした。
ご飯やパンや麺類などから食べると、炭水化物が先に摂取されるので太ることにつながるのだと言っていました。
そのことをほかの人にも話しましたら、すぐに実践をしているという人もいました。私も、食事は先ず野菜を食べることにしています。
もう一つは、結論からいうと、「30回噛め」ということです。食事のときに噛むことが大事だということは、古来から言われ続けてきたことです。最近でも、よく売れている健康法の著者はみなよく噛むことを勧めています。
噛むことの大事なことは、洋の東西を問わず、認めれれていることですが、ガッテンの今回の提起は、別の観点からの証明でした。
それは、ヒスタミンが食欲を抑えるという発見で、大分医科大学名誉教授の坂田利家さんが発見したものです。実験のネズミの脳内のヒスタミンを減らすとネズミの食欲が増し、増やすと食欲が減るということでした。
では、ヒスタミンを摂取すればよいかというとそうは行かないのです。ヒスタミンは口からは摂取できないし、厄介な副作用をもたらすのです。ではどうすればよいかといいますと、30回噛むことだというのです。30回噛むことにより、脳の中にヒスタミンができ、それが食欲を抑えるのだというのです。ガッテンでは、なぜ30回なのかという説明がなかったのが大変残念です。なぜなら30回よりも多くても駄目だと言うのです。本当かなと疑いたくなります。
ただ、この発見がもし本当だとすれば、実践は難しくはありません。30回噛む習慣をつければよいからです。実際、番組では習慣を作るまでには苦労がいると言っておりました。
番組が実験したところでは、食事の前にガムを10分間噛むと食欲が抑えられると言っていました。しかし、そんなことをしなくても30回噛むことで食欲抑制物質のニスタミンが脳内にできるというのでした。
私は、野菜を先に食べることと30回前後噛むことを実践することにしました。さて、効果が現れるかどうか楽しみですが、今のところ体重は減る様子が見られません。
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