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2011年6月26日 (日)

化けの皮がはがれた「減税日本」

 鳴り物入りで、一気に名古屋市議会第一党に踊りでた「減税日本」だが、その後は、いろいろと醜態を晒している。

 最初は、市会議員報酬を800万円にすることについて、選挙で公約をしてそれで当選をしておきながら、新しい議員はボーナスが少なくなると聞いてゴネた。

 次は、団長の則武元議員が、議員歳費を巡って以前から費用弁償を受けとっていたことがばれて結局議員辞任に追い込まれた。

 そして、市議会議長に選ばれた中村幸太郎議員が、則武元団長の不明朗な政務調査費の処理について「問題はなかった」と発言し、自民、民主の猛反発で、議長を辞任せざるを得ない状況に追い込まれている。

 さらに、瑞穂区選出の金城裕議員が、未承認の効能をうたったマグネット製の健康器具を販売するため、自身のホームページ上に広告を掲載していたとして、薬事法違反の疑いで名古屋市から行政指導を受けていたことがわかった。

 減税というだけで投票をした名古屋市の選挙民にも大きな責任がある。まるでモノに憑かれたみたいに河村市長の催眠術にひっかかってしまったのだ。

 大阪府でも同じことが起きた。橋本知事の政策に賛同する会派が多数を占めた結果、君が代で起立を強制するという条例が成立した。

 以前からこうした動きに大きな危惧をもっていたが、国政での民主党や自民党などのだらしなさが地方での反乱に拍車をかけたようである。

 今こそ、国政でも、地方でも、真面目に真剣に国民や市民のために自分の利益をかえりみず政治に取り組む本当の政治家が出ることが望まれる。

 名古屋市では減税日本が醜態を晒したからこれで投票した市民も目覚めて欲しい。大阪府では、これ以上ファシズムに向かわないことを願う。 

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政治・経済」カテゴリの記事

コメント

 人数揃えで慌ててかき集めたせいか、ろくでもない候補者もまじっていたのでしょう。有権者には、判断の材料がないことも、流される原因だと思います。

慌ててかき集めた?減税日本の候補者の中にはとんでもない連中が混じっている恐れは十分あると危惧していたが、それが現実になってとても残念である。
彼らに投票した市民も河村市長の全部ではないにしても彼の公約に共感し、名古屋市議会の閉塞状態を打開してくれるのではないかと期待して投票したのではと思う。冷静によく考えて、じゃあ誰に投票したらよかったのと言うのが率直な印象かもしれない。
この事態で、それみたことかと旧勢力が勢いを取り戻し、せっかくの改革の芽が頓挫してしまう可能性大で
ある。大山鳴動して鼠一ぴき。元の黙阿弥という諺が
リアリティを持つ昨今の状況である。
それにしても民主主義の原点である選挙が国政を問わずこれだけ期待が裏切られると、もっと他にいい方法がないのかとの思いを禁じ得ない。

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