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2011年5月 5日 (木)

アゲハ蝶の羽化―我が家の部屋で越冬―

 4月26日ごろと5月3日のいずれも朝、アゲハ蝶が羽化をしました。

 これらのアゲハ蝶は、昨年の12月に妻が庭でアオムシを見つけてリビングのシクラメンに置いたものです。

 最初に羽化した方は、妻が庭のグミの下に落ちていたアオムシを拾ってシクラメンの鉢においたそうです。ところがいつも間にかいなくなってしまったのですが、ある日天井を見るとサナギがぶら下がっていたそうです。それでそのサナギをとって花の台の横にセロテープでくっつけておいたのです。

 後で羽化した方は、アオムシが庭の花柚子の葉っぱについていたのを、ヒヨドリに食われると可哀想だと思って、やはりシクラメンの花においたのだそうです。それが自分で動いて、先にセロテープでとめたサナギの隣に行ってサナギになったものです。

 私は、そんなところにサナギがあるのを全く知りませんでした。サナギは約4ヶ月もたって羽化をしたのでした。そのとき妻が蝶になったのを知らせてくれたので、初めて知ったのでした。こんなところで冬を過ごして羽化をするとは!・・・とおどろきまました。

 最初のが羽化して飛び立ったとき、妻はもうひとつのサナギは空だと思って取ろうとしたのですが、私がまだ入っているから取っては駄目だと言ったのです。その通りで、5月3日に羽化をしたのでした。

 こちらの方は弱弱しくてカーテンにとまっていました。カーテンに糞をしたので妻がシクラメンに移しました。でも、なかなか飛び立とうとはしませんでした。3時間ぐらいしてやっと外に出て近くのラベンダーの鉢にとまりました。そこで密を吸っているような様子を見せました。

 それから網戸にとまっていましたが、そのうちに飛び立って行ったようです。

 2羽のアゲハチョウは今頃どこでどうしているのでしょう?

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コメント

有難うございます。
 約5ヶ月もの間さなぎでじっとして何も食べずにいてある日殻を抜けて蝶になるなんて凄いと思いました。自然は不思議です。

ほっとするような優しい家庭での小さな蝶をふ化させてみえますららさんの家庭のぬくもりが伝わりますね。あおむし・ゲジゲジ・とかげの子供たちが庭の草むらにいっぱい出てくる頃ですね。

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