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2011年4月28日 (木)

福島第一原発事故が人災であることの証明

 福島第一原発の大事故が発生してから、多少離れたところに住む私でさえ毎日が気が気でない。テレビニュースをつけては今日はどうなっているかとチェックしている。そして、大事になっていないと少しホッとする。

 何事もない名古屋の人間でこうだから、福島原発で避難している人びとには筆舌では言い表せない毎日であろうと思う。

 奇しくも4月26日は、チェルノブイリ原発事故から25周年であった。現地では今もなお事故の苦しみから逃れられないという。

 チェルノブイリで原発事故の処理に携わった元作業員の科学者セルゲイ・ベリヤコフ氏は「チェルノブイリと驚くほど似た要因を感じる。いずれも人災という点だ。」(27日朝日朝刊)と述べている。

 私のような原発に全く知識がない者でも、そもそも福島第一原発が大事故に至ったのは、停電のときのバックアップの電源が全く不十分であったことが第一の原因だと分かる。

 それなのに、26日の中日新聞朝刊第一面トップ記事によると、現存の国内9つの電力会社の原子力発電所の停電対策はお粗末なものだという。電源車両が配置されているだけであるが、その能力は、幾つかのメーターを働かせることができる程度で、とても原子炉を制御できるものではないというのだ。原子炉や関連設備を動かすにははるかに大きな電力が必要だという。

 つまり、今、もし、どこかで地震があり原発が停電したらそれでお手上げだと言うことである。

 今回の東日本大震災で福島原発が被災する前は同じ状態であった訳で、図らずも今回の世界を震撼させた大事故が人災であったことを証明するものである。

 それなのに現存の原子力発電所への停電対策が進んでいないということはおそろしいことである。東海大地震を待つまでもなく関東・東北では大きな余震が今も頻発しており、次の大津波もありうると警告が出ている。

 もし、もう一つでも原発事故が起きたら、それこそ日本中がパニックになるほどであろう。

 今更おきたことを嘆いても仕方がないが、次の対策は一刻も早く施してほしい。

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コメント

一旦事故が起きた場合のコストや人々の不安、不自由さが証明されたわけですから、原発は減らして最終的にはなくして欲しいと思います。

終息の見通しさえつかない原発事故を踏まえて行われた新聞の世論調査によりますと、原発に代わる新しい電力エネルギーが開発されてない現在、安全さえ確保できれば原発は必要であり、また今後も推進していくべきだという意見が確か4割程度ありました。
先の地方選挙でも敦賀市の市長はこれまで原発を積極的に推進してきた人が市長に再選されました。
一方、東京では脱原発を掲げる保坂氏が区長に当選し
注目を浴びています。
やはり、原発の誘致で大変潤った地域、人達の思いは
複雑なのでしょう。
即、停止は現実的でないにしてもこれ以上原発は増やさない。むしろ減らす方向を目指していくというのが、今回の事故から得た妥当な意見のように思いますが?

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