歯の咬合と噛むことの大切さ―ためしてガッテンを見て―
9日のNHKためしてガッテンは面白く見ました。最初に古い白黒の映像で上野動物園にいた老齢でよぼよぼのロバが入れ歯を作ってもらって草を食べられるようになったらとたんに元気になり、それから3年も生きたそうです。
同じようなことは人間にもあり、食べられなくなって胃ろうで命をつないでいた人が入れ歯をきちんと作ってもらって口で食べられるようにしたら見事に回復したそうです。
歯が全くなくて腰が曲がってよぼよぼの人が入れ歯をきちんと入れたら噛んで食べられるようになり、姿勢もよくなり、畑の仕事もできるまでになったという例も出ていました。
他にもいろいろな人の例がでていましたが、結論は、咬合と噛むことが脳の海馬や前頭葉や感覚野など5箇所ほどを刺激して総合的に身体の動きをよくするのだということでした。
噛むことの大切さは私が学生の頃にも言われていました。それでガムを噛むとよいと言われていました。ためしてガッテンの実験では上の歯と下の歯が噛み合わない噛み方は効果がないそうで間に食物などが入ってきちんと噛むことが大事だということです。
ご飯でも玄米だとよく噛まなくてはなりません。ですから玄米は栄養面だけでなく、噛むという行為からもよいわけです。
昔から食べるときにはしっかり噛むことが大事だといわれてきましたが、昔の人は大した物だと思います。
しっかりと噛むと記憶力もよくなるし、アルツハイマーの予防にもよいようです。幸い歯はまだ奥歯が1つないだけであとはそろっていますので、これからは噛むことを意識的にしていこうと思います。
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コメント
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ためしてガッテンでも強調していましたが、自分の口で食べられるkとが非常に大事だそうです。ロバでさえ元気になったのですから。
お義母さんは、義歯でも自分の口から食べられるのでいいのだと思います。好き嫌いがあることは、口で選別をしているので、生きる力がるということでしょうね。
投稿: らら | 2011年2月12日 (土) 16時54分
ららさんの言われるように、昨日100歳の義母を病院で昼食時に介助して食べるのを見ていましたら12時に食事が全粥でおかずは豆腐に刻んだ野菜を入れただし汁があんかけのようにかけてあり、とても美味しそうでした。義母の食べ方は直ぐに食べる前に「おいしっ!」と一言必ず発します。あるときは「嬉しい!」とも言いますが、皆さんが笑いますが、喜びの表現です。義歯を口に入れてあげると、もぐもぐと牛のように口を良く動かして食べますが、気に入らないものはぱっと前あてに吐き出します。嫌いなものや飲み込めそうない物を・・・生きる力を感じて家に帰りました。
投稿: kaori | 2011年2月12日 (土) 09時48分