小沢一郎氏の党員資格停止処分が決まったが
民主党小沢氏の処分問題にやっと結論が出た。処分としては、3番目に軽い「党員資格停止」であった。
常任幹事会では32名の幹事のうち約10名が強力に反対をしたようである。また、小沢氏に近い輿石参議院会長は「何が起こるかわからんぜ」と捨て台詞を吐いたとか。
民主党政権発足以来小沢問題はずっと政権運営に陰をおとしてきた。国民はうんざりである。民主党への期待が大きく下がったのもこの問題があったからである。民主党政権は誰がやってももう駄目だというところまで来ている。
13日のサンデーモーニングでは、コメンテーターの1人、毎日新聞の岸井氏が、「小沢氏が金銭問題でクロであることは、政治家はみんな知っていることだが、言わないだけだ」と言っていた。それに対し、浅井信雄氏は、「国民ももう気づいていますよ」と応じていた。
小沢氏は、自分は潔癖だから、裁判で無罪の決着がつくとうそぶいているが、秘書が3人も起訴されている。ヤミ献金をしたといわれる水谷建設の水谷功元会長は「胆沢ダム下請け工事受注で小沢事務所と一億円で合意した。裁判ででもどこでも証言をする。」と明言している。
岸井氏は、「小沢氏は自ら党を離れるべきであった。」と厳しく言っていた。せっかく民主党が政権をとったのに、こんな自民党時代と同じ金がらみで国民の期待を裏切ったのだから潔く党を離れるべきであろう。
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私の感じるところは、21日のblogに書きました。今の政治状況は、絶望的です。それに対して何もできないのが残念です。
投稿: らら | 2011年2月20日 (日) 21時26分
政治の世界の白と黒は我々庶民の認識とは違うのでしょうか。
水清ければ魚住まずと言います。清濁合わせ飲んでこそ総て上手く行くと言うのでしょうか。
悪い事をしても良い結果になれば良いと言うのがベテランの政治家、小沢さんのシンパとおもいます。 しかし小沢氏を押す人は相当な知識人にも多く、私欲は無く、国と人民の為の政治家だと自認している小沢氏の自信は善悪はべつに小沢派なるもをつくるのでしょう。
真面目に考えるのが馬鹿らしくなります。
投稿: maron | 2011年2月20日 (日) 05時30分