確定申告をe-taxで―物凄く大変だった
私は確定申告をe-taxでやり始めてから今年で4年目です。このe-taxというのに毎年大変苦労をしていますが、今年は更に大変でした。
先日の朝日新聞の「声」欄にe-taxが大変だという投書が載っていましたが、その通りでした。4年目になるから少しぐらいはやりやすくなっていると思ったのが大間違いでした。
まず、朝九時過ぎにやり始めましたが、3年以上経つと「電子認証」をやり直さなければならないとHPに書いてありました。それで確認をしようとしたのですが、一筋縄ではいきませんでした。あれやこれややってみて結局有効期限が切れているかどうかを確かめられず、区役所まで行きました。すると期限が切れていました。
そのうえ試行錯誤をしたので、ロックがかかっていました。仕方がないのでカードの初期化をしてもらいました。ついでにパスワードも変更しました。
後で分かったのですが、このパスワードというのは電子証明のパスワードで、「公的認証システム」のパスワードだということでした。つまり、E-taxの暗証番号とは別物なのです。それが分からなかったのでまた苦労をすることになりました。
「電子証明」には500円の証明書料を取られました。しかも、かなり時間がかかったのです。家に帰ってきたら10時を回っていました。
それから確定申告をやり始めたのですが、入り口でにっちもさっちも行かなくなりました。先ほど述べたパスワードと暗証番号の違いが分からなかったことと3年経つと暗証番号が使えなくなるからでした。仕方なく国税局のサポートに電話をして、かなり待たされてやっと通じました。そのサポートを受けながら何とかクリアすることができました。3年で暗証番号が失効するというのはそのときに初めて知ったのでした。
確定申告を書く画面に入ってもいろいろと分からないことだらけでした。これまで3回もe-taxをやったというのに何の役にも立ちませんでした。
それでまたやむを得ずサポートを頼みました。それによって何とか書くことができました。やっていくと折角書いたのにクリック1つで元の木阿弥という羽目に何度もなりました。昨年になかったような計算を要求されるところもありました。
結局、全部で6時間もかかってようやく税務署に申告の送信を終わる事ができました。e-taxは便利だと国税庁は宣伝をしていますが、分からないことだらけです。
使用するブラウザはWINDOWS EXPLORERでなければうまくできないとか、Javaをダウンロードしないといけないとか最後にPDFが表示できないことがあり、ツールからオプションに入っていファイルの削除をしなければいけないとか・・・・いろいろと障害がありました。
知人にe-taxでの確定申告の難しさを話したら、手書きのほうが簡単だと言っていました。本来なら簡単であるべきe-taxが難し過ぎるというのは何とも皮肉です。
e-taxをもっと簡単に使いやすくしてもらいたいものだとつくずく思ったことです。
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