ウーマノミックス―女性の活躍する場の拡大が大事―
11日のNHKクローズアップ現代では、いつもより時間を延長して、「ウーマノミックス」について取り上げていた。Wooman+Economicsを合わせた造語だという。
女性の働きやすい職場環境作りをすることと女性を管理職などにどんどん登用することによって女性が持つ力を引き出すことが大事だということであった。
女性が活躍する国ほどGDPが上がるというデータも示していた。それによると日本は一番悪い方であったし、女性の活用でも120番目より下であったと思う。
これから人口が減り、高齢化し、労働力が減少することが危惧されているが、女性を社会にもっともっと進出させることで労働力を補うだけでなく、男性にない女性の発想力や仕事への対応によって、新しい発展を期待できる。実際番組では、女性の活躍で業績が上がった例などを紹介していた。
人口の過多な中国でさえ夫婦は共働きだし、今経済発展中のインドでも女性が働いている。
先日の新聞によると、若い女性は以前のように主婦志向が増えているのだという。男性に稼いでもらって自分は家庭を守るという我々の時代の考え方に回帰しているよすだ。
これは大変もったいない話である。私は、女性は男性以上に素晴らしい能力や脳力を持っていると思う。
文化的な興味は断然女性が強い。コンサート、観劇、展覧会などに行くのは女性が多い。余暇の文化活動や学習活動に参加するのも断然女性が多い。
そういう女性のパワーを仕事に活用することが大事である。男女雇用機会均等法や同一労働同一賃金の法もできているが、もっと工夫をして、本当に女性が働きやすい仕組みをつくることが大事である。
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