芸術文化センター主催X'masコンサート無事終了
12月18日(土)の午後1時半からと3時からの2回、愛知県芸術文化センターの主催で「アートプラザX'masミニコンサート」と題してX’masコンサートが行われた。ソプラノの加藤佳代子先生と私たちの昭和男爵コーラスが出演した。
12時に控え室に集まり、声出しをした。その後13時20分頃に地下2階に下りた。会場となったのは、アートプラザの前の広い場所で,そこに簡単なステージが作られ、電子ピアノが設置されていた。
椅子が50脚ほど並べてあって、既に満席で周りにたくさんの立ち見の人がいた。
13時28分に整列して待機をした。それから司会の人が私たちの紹介をして、ステージに上った。この場所はエスカレーターの上り口になっていてエスカレーターが2階まで行っているので、天井が高くなっていた。
リハーサルのとき、音がよく反響するので、指揮者から、「自分の歌い方に酔わないように。」と注意があった。
本番では、にこやかにリラックスして歌うように言われたが、なかなか難しかった。指揮者の加藤先生はさすがに慣れたものでにこやかな笑顔で指揮をした。伴奏は小森真紀先生であった。
それぞれの曲を歌う前に団員が分担して簡単な曲の説明をしてから歌った。
最初が明るいメロディーの軽快な「高原列車が行く」で、その感じが出るように歌った。
2番目は、「水色のワルツ」できれいな曲だ。作曲者の高木東六がきれいなメロディーの好きな人であった。
3番目は、「雪の降る街」で指揮者の考えで一般に歌われている歌い方とは違ったリズムで、雪の中を歩くリズムを表現した。
4番目は「島原地方の子守歌」で、これは伝統的な子守歌ではなく、歴史の浅い歌だがとてもいいメロディだ。
日本の歌が終わった後、クリスマスの歌を2曲歌った。一つは、3部輪唱で「Dona Nobis Pacem」(私たちに平和を)、次が、指揮者の加藤先生がソロを歌い、私たちがバックコーラスを歌った。曲は、カッチーニの「Ave Maria」でとても美しい曲で、先生のソプラノの歌声がホールに響いてとてもきれいであった。
最後に会場の観客と一緒に「聖夜」を3番まで歌った。3番には加藤先生の別のメロディーが加わって素敵であった。おそらく聴きに来た人たちも初めての経験だったのではなかろうか。
第一回目は、約30分であった。通り道なので立ち止まって聞く人もあり、観客と身近なステージでよかった。
3時からの第二回目は、観客は1回目より少なかったが、少し慣れたせいか1回目よりリラックスして歌えたように思う。
こういう栄の真ん中で、しかも芸術センターの一角で歌うことができて幸せな気分であった。
録音してきたものを改めて聞いてみると、周囲はかなり雑音が強いが、その中で一生懸命に歌っている。電子ピアノの音も想像していたのと違ってなかなかよかった。オルガンの音も出せるのでこのような場所にはぴったりだ。小森先生の伴奏はそれぞれの曲に合わせたものでとても歌いやすかった。高原列車やAve Mariaの前奏、後奏のところなど何度聞いてもきれいな演奏で好きだ。
今回のコンサートは、ストリートパフォーマンスのようなところがあったが、私はかつてカナダを旅行したときに、公園なので幾つかの野外コンサートを見たので、こういうコンサートのやり方もよいと思う。
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