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2010年12月26日 (日)

初めての経験ー教会で歌ったこととクリスマス・ミサ―

20102

 クリスマス・イヴに、私の属している昭和男爵コーラスは、カソリック恵方町教会で歌った。これは日頃教会の部屋を練習に使わせていただいているお礼の意味も兼ねていた。

 イヴのイベントは、夕方6時から始まった。まず、短い映画があり、その中で「きよしこの夜」にまつわるエピソードが紹介された。一つは、イヴの休戦と言われるもので、もう一つは、芸術文化センターの公式blogでも紹介されたきよしこの夜が作られたことにまつわるものであった。

 イヴの休戦のエピソードについては、全く知らなかったので驚いた。第一次大戦のときドイツとイギリスが対戦した戦場で起きた出来事である。

 ドイツとイギリスの兵士たちは、お互いの距離が数十mという近さで戦っていた。兵士たちは、戦争がなければ今頃クリスマスイブを楽しんでいるはずだと思いながら切ない思いで戦っていた。

 銃声がやんで、ドイツの兵士たちは、きよしこの夜を歌い始めた。その歌声が聞こえてきたイギリス軍の陣地では耳を疑った。そして、暫くするとイギリスの兵士たちもきよしこの夜を歌い始めた。両方の歌声は一緒になって戦場に流れていった。

 そのうちにどちらからともなく塹壕を出ていっしょになり、踊りを踊ったり歌を歌ったりしたという。翌日のクリスマスにはサッカーをやったとも言われている。

 このエピソードを知って素晴らしいことだと思った。ビルマの竪琴にも似たようなことがあったと思う。

 さて、映画の後、キャンドルサービスがあり、一人ひとりがローソクを持っった。そして、みんなできよしこの夜を歌った。伴奏は我が合唱団のピアニストがオルガンを弾いた。

 きよしこの夜は、名前も歌詞も普通に知られているのとは違っていたが、スクリーンに映し出された歌詞を見ながら歌った。

 その後が昭和男爵コーラスの出番で、赤い毛氈の祭壇の前に並んで3曲歌った。Dona Nobis Pacem、Ave Maria, あら野のはてにであった。

 教会は天井が高く音の反響がよいので気持ちよかった。指揮者の加藤先生がバルコニーにあがってソプラノソロでAve Mariaをきれいな声で歌い我々がバックコーラスを担当した。

 次は、寸劇があった。イエスキリストが誕生するエピソードを劇にしたものであった。ヨセフとマリアが住民登録をするためにユダヤのベツレヘムに向かうが、宿はどこも満員で断られとまるところがなかった。マリアが産気づいたのでしかたなく馬小屋でお産をし、布にくるんで飼い葉桶に寝かせた。天使たちは野宿をしていた羊飼いたちに、ダビデのまちで救い主がお生まれになったことを告げ、その御子を見つけるであろうと言った。

 寸劇のあとふぐに、6時半からイヴのミサが始まった。参加は自由であったが、私は興味があったので参観した。

 白い服を着た聖職者が2人とアシスタントらしい人が1人祭壇に上った。1人が開始の言葉を述べ、みんなは開始の讃美歌を歌った。それから、祭壇の真ん中の人が机上においた分厚い大きな書物を開いてその一節を読み、みんなで関係した歌を歌った。それが繰り返された。歌は歌集になっていて参会者に貸し出された。

 中心の説教は、「平和と喜び」についてであった。「平和も喜び」も通常のものと違いもっと幅広い深い意味をもつということを説明された。それから洗礼があり信者たちが祝福を受けた。

 最後はみんなで「もみの木」を歌って終わった。カソリックのミサには、ニューヨークの大聖堂でのミサを見たことがあるが、イヴのミサは初めてで、もちろん国内のミサも初めての経験であった。

 キリスト教徒にとってキリストの誕生がどういう意味を持つかが分かった。今もラジオからメリークリスマスとかクリスマスソングが流れ続けている。一般の日本人は、ただのエンターテイメントとして、街でもテレビでもラジオでも騒いでいるが考えてみればおかしなことである。

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