NAMASTEのインドカレーとナン
1年半ほど前に、八事にあったインド・ネパールカレー店へ日本語教室の仲間と行ったことがあった。ネパールから来た学習者が、その店で夫と働いていたので、食べに行ったのである。
カレーにナンとサラダと飲み物がついて790円だったと思うが、とてもおいしかった。ナンはお代わりができたのでみんなで分けてお代わりをした。
おいしいので、また来ようと言っていたのだが、その機会がないまま、いつの間にか店がなくなっていた。
新瑞橋のサティに行くとき、時々西側の通りを歩くと、交差点から100mぐらいのところに、インドカレーの店があるのを見つけた。でも、ちょっと入り難そうなので入らなかったが、ひょっとして閉店した八事の店と同系列の店かもしれないと思うようになった。
店の前には、ナン食べ放題でカレーとサラダで500円というチラシを張り、黒板にもそう書いてあった。それで一度入ろうと思うようになった。
昨日の朝は、食事を家で食べないでインドカレーとナンを食べに行った。店の名はNAMASTEである。11時の開店の少し後に行ったら客は誰もいなかった。店の中は、壁にインドの装飾画が貼ってあり、インドの音楽が流れていた。
厨房にはインド人のコックがいて、店にはもう一人のインド人がいた。テーブル席とカウンターがあったが、テーブル席に座った。
メニューを見ると、ランチタイムは、500円と飲み物つきで840円、その他にシーカバブーやタンドリチキンなどの単品も450円ぐらいであった。私は、500円のカレーとナンを注文した。「カレーは、普通の辛さか辛いのか・・・」と聞いたので、普通のにした。
しばらくすると、バスケットに入れたナンとカレーと刻み野菜が運ばれてきた。手でナンをちぎろうとしたが、焼き立てなので熱かった。なんとかちぎってカレーにつけてほおばったらとてもおいしかった。
最初のナンを食べ終わると、さらに注文したら、「普通の大きさか、ちょっと小さいのか。」と聞いてきたので、2枚目だから小さめにした。「食べ残して捨てるともったいないから。」というと、「ゴミにするのはもったいない。」と言った。
ウエイターの日本語は、あまり上手ではなかった。ここのカレーは、インドカレーかと聞いたら、そうだと言った。そして、インド・ネパールというのは、ネパール人が高い金を出して日本に来て、作り方を習って店を出しているのだと言った。
店員やシェフは客が来なくても時々、「らっしゃいませ!」と大きな声を出していた。そのうちに、一人若い女性が出前を頼みに来た。4人前注文していた。
私が食べ終わる頃、若い女性とその母親らしい人が3人はいってきた。それぞれ辛いの、普通の、甘いのと注文していた。
この店と八事にあった店とは無関係だそうで、伏見にある店が同じだと言った。そういえば先日伏見に行ったとき、NAMASTEがあったことを思い出した。
新瑞橋の店は、開店以来12年になると言っていた。私は気づかなかったのだと思った。
インドのビールやワインもあると言って見せてくれた。チラシを貰ったら最近値下げをしたと言った。500円でナンかご飯を食べ放題というのはなかなかいいと思った。ちょっと入るのに抵抗があるかも知れないが、入ってみれば安くておいしいナンが食べられる。「また来ますよ。」と言って店を出た。
NAMASTEというのは、インドの挨拶の言葉で、おはよう、こんにちは、こんばんは・・・何にでも使えるのだそうだ。NAMASTE !
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