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2010年10月 7日 (木)

尖閣諸島は日本固有の領土

 ベルギーのブリュッセルで管首相と中国の温家宝首相との廊下会談が実現したのはよかった。

 ただ、この中で温首相は、「尖閣諸島は中国の領土だ。」と主張した。それに対して管首相は、「尖閣諸島は日本の固有の領土であり、日中間には領土問題は存在しない。」と明確に述べた。これは当然のことである。

 尖閣諸島は、1884年(明治16年)に沖縄で茶・海産物問屋を営んでいた古賀辰四郎が初めて探検した。その後、1895年1月に閣議決定をして、日本の領土として沖縄県に編入された。終戦ごろまではかつお節工場があって数百人が住んでいたという。

 日本の領土になった1895年から75年間は日本の領有に異議を唱えた国はなかった。

 中国が領有権を主張したのは、1971年12月である。それは島の周辺の海域に石油などの資源があることがわかったからそれを欲しくなったのだ。それまでは中国のどの文献を見ても尖閣諸島は日本の沖縄県に属するとしているそうだ。

 前にも書いたが、温家宝首相が言った強盗の論理とは、まさに中国のことであり、天に向かって唾を吐いている。

 日本政府は、堂々と粘り強く国際社会や中国に対してこの事実を説明し、中国の非を世界の国々に理解してもらう努力をすることが大事である。その点に関しては以前にも触れたが、自民党政権の怠慢を指摘しなければならない。

 この海域には、中国の船団や監視船が出没していると言われるが、領海侵犯や違法な操業には断固たる措置を取るべきである。

(写真は魚釣島)

奥から魚釣島、北小島、南小島

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コメント

 そうですね。孔子が出たり、孟子が出たり、中国の思想は近隣の国に大きな影響を与えてきましたが、現代の中国は拝金主義、帝国主義に変わってしまったように感じます。グローバルな時代に世界と仲良くやっていく先導をしてもらいたいのに残念です。

中国は昔は儒教の国で信義を重んじましたが、現在は世界に覇権を求めて、巧みに進出する、力で勝てると思う時に武力で進出する国です。
伺いを立ててまずいと思えば引っ込み、時期をみる、しかし狙った物は執拗に食い下がるとおもいます。今のところ日米の同盟が効いているのでしょう。その面からいえばアウトローの国でしょう。

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