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2010年10月 4日 (月)

 三世世襲で出来たキム王朝とそれを笑えない日本の三世世襲

 朝鮮民主主義共和国は、先日の42年ぶりとかで開かれた朝鮮労働党代表者会議において、金正日主席の三男のキム・ジョンウン氏を後継者に位置づけた。

 これで北朝鮮は、三代続いての世襲となり、金王朝とも揶揄されている。ここに到るまでの過程はおどろおどろしく滑稽でさえあった。

 徹底した秘密主義で、ジョンウン氏の漢字名さえ発表されていなくて平仮名表記であった。中国の政府関係者は、「正銀」だと言ったといっていたが正恩であることがわかった。当初わかっていたのは、スイスに留学したことと推定の28歳の年齢と、母親が在日朝鮮人の高さんであることぐらいであった。

 写真もやっと公開されたが、代表者会議に集まった人びととの記念写真と大会のビデオの一部だけであり、それも正恩氏だとは書かれていない。

 その写真で見る限り、祖父の金日成元主席によく似た風貌である。頭髪を祖父のスタイルに改めたというから、丸々と太った顔つきも祖父に似せるために食べたいだけおいしいものを食べているのかもしれない。韓国紙は整形をしたと報じているようだ。

 服装も父親の正日主席が国防色の人民服で、正恩大将は故日成主席と似た黒の人民服である。こうしたところにも権威付けをしようという細かい工夫がされているようだ。

 だいたいどんな服でも着られる身分でありながら人民服というのは欺瞞も甚だしい。他の軍人高官はきらびやかな軍服に身を包んでいるのだから堂々と大元帥にふさわしい服装をしたら・・・・と思うのだ。

 金正日主席の妹金敬姫を大将にして、党などの重要な地位につけ、その夫の鄭氏も重要なポストのつけてバックアップ体制を確固たるものにしたといわれる。(しかし、その敬姫大将はうつ病でアル中だとか。)

 こうした一連のやり方を見ていると、朝鮮民主主義・・・・という名が泣く。民主主義とは名ばかりで主体思想は全体主義と同義語であると理解される。

 おりもおり、朝鮮民主主義人民共和国憲法から「共産主義」の文字が消されたという。共産主義と言いながらもともとまるで別個のやり方をしてきたのであるから驚くことは何もない。それどころがマルクスやレーニンなどから見ればこれで共産主義がすっきりしたと天国で喜んでいるに違いない。

 驚いたのは金正恩氏が母親の高さんと2度も来日して、日本全国を見て歩いたということである。

 日本政府はこの事実を知っていたのかどうか、以前に長男の正男氏が不法入国したことがあったが、北朝鮮にはやりたいようにやられている。日本という国はすきだらけの国であることが鮮明である。だから拉致問題もたやすく起きたのだといえよう。

 北朝鮮の三代世襲による王朝形成を批判するマスコミの論調が多いが、翻って日本を見ると、日本でも、政界を見ると、鳩山王朝、小泉王朝、岸王朝、吉田王朝・・・・などなど三世世襲が行われ、2代世襲は当たり前のことである。

 このような閉鎖的な世襲制を許している国は国の活力を失っている。北朝鮮然り、日本然りである。日本が経済的にも政治的にもどんどんと下降しているのはこうした問題とも無縁ではないと思う。

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