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2010年9月28日 (火)

実りの秋の異変―異常な暑い夏の影響か

 今年の夏の異常な暑さも「暑さ寒さも彼岸まで」の諺どおり、彼岸が過ぎると一気に気温が下がった。それはありがたいことであるが、一方、いろんな異変が起きているように感じる。

 彼岸花は彼岸が来るとまるで魔法のように赤い花を咲かせるのであるが、今年の彼岸花はまだチラホラである。その上花が小さく弱弱しい。あの毒々しい激しさがない。例年より10日ほど遅れているという話だ。

 毎朝歩く道筋に大きなお屋敷があって、その塀から蜜柑の木が乗り出している。ところが毎朝道端に蜜柑が落ちているのだ。見ると皮がはじけて中の実が見えているが、その実も割れている。

 昨年までは、道に落ちるのはもっと前の時期で直径2cmから3cmの大きさのころであった。それが今年はもう落ちるはずがない大きさに育った実が割れて落ちているのだ。

 農家が作っている蜜柑ではないので何とも言えないが、おそらく蜜柑農園でも似たような現象が起きているのだろうと想像する。今朝も産地直送の野菜を売る店に行ったが、青い蜜柑が3つで350円もしていた。やはり品数も少ないようだ。

 柿も小さな柿が、1個80円もしてとても買う気にはならない。昨日、栗を貰ったが、今年の栗は実が小さいと話していた。

 テレビで新潟県の米の出来について報道していたが、今年は1等米が少ないのだそうだ。

 トマトは相変わらず品薄で物凄く高いし、リンゴも高い。梨は言わずもがなである。

 葉物野菜は相変わらず出回っていなくて極端に品薄である。大根も高い。

 それで、ふっと頭をよぎったのは、来年も今年のような猛暑であるなら同じようなことがまたおきるのではないかということだ。

 野菜、果物、魚など食料品が品薄で値段がベラボウに高くなるだろうと恐れている。気象ばかりは人間の力ではどうしようもない。運任せであるが覚悟を決めて対処しなければならないだろう。

 

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コメント

お宅の果樹も夏の猛暑にダメージを受けているのですね。今年の暑さは尋常ではなかったし、諸方面に大影響を与えていますね。来年が怖いです。

我が家の蜜柑もららさんの写真の蜜柑と同じようになって、皮が割れて中身が出ていました。
温州蜜柑が初めてなったのですが、柿も熱い最中からばたばた落ちていましたが、今も落ちていてあまり残りそうにありません。
異常気象に植物も戸惑っているのでしょう。

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