理解できない円高、何とかできないものか?
円高になってどのくらいになるのだろうか、先週は一時83円90銭ほどまで円高が進んだ。
日本の経済はデフレだと言われ、経済が低迷している。株価も9000円を割って8000円台である。それなのに円高が定着してしまった。
円高なので輸出に依存する日本は外国に物が売り難いし、利益が圧縮されるので困っている。一方、輸入には都合がよいのだが、安い輸入品でさらにデフレを加速するという人もいる。
朝日新聞や日本経済新聞などの解説を読んでもピンと来るものがない。為替介入をしようにもアメリカやEUの協調が得られないから無理だと言われる。
円高で日本企業は中国やタイなどに工場を移して凌ぐところが多くなってきていると聞く。産業の空洞化がますます進むわけだ。
日本では製造業の仕事が相変わらず少ないし、新規卒業者の就職も厳しい状況が続いている。
日本の経済状況からみると円が強い理由がさっぱり理解できないのだ。経済音痴からみるとアメリカに仕組まれているのではないかとさえ思えてくる。
先日のテレビ東京のモーニングサテライトで、アメリカ経済紙の女性記者が、円高こそチャンスだと言っていた。また、サンデーモーニングでも寺島氏か誰かが円高を生かさない手はないと指摘していた。
今週の週間ポストの広告を見ると、円高を利用して、外国を買いまくれと書いてある。
つまり、外国企業を買収するとか石油や資源などをこのさい買い溜めするとか、そういう手段をとるチャンスと捉えよという点で一致している。
円高は外国旅行以外にもメリットもあるのだからそれを生かすべきであろう。
折りしも、民主党は代表選挙にかまけてしまい、大事な政治の方を忘れてしまっている。何とも腹立たしいことである。
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