探偵ナイト・スクープで初めて知ったセミの羽化
以前にも書いたが、我が家の猫の額のような庭でも、梅雨が終わり夏が訪れると地面のあちらこちらに穴があく。近くの庭木にはセミの抜け殻がたくさんくっついている。だから、セミの穴だと推定していた。
一度セミの羽化を見てみたいと思っていたが、まだ一度も見たことがない。きっと朝早く暗いうちに穴から出て来て羽化をするのだとばかり思っていた。
先ほど、11日に放送された探偵ナイト・スクープを見たら、セミの羽化を見たいという小学生の要望を取り上げていた。
それを見てセミは夕方から地面に穴を開けて出てくるのだということを初めて知った。大阪城公園でロケをしたのを放映したのだが、夏の5時半頃まだ明るいうちに地面の穴の中でセミの幼虫が動いていた。穴を開けるのにどのぐらいの時間がかかるのかは分からなかったが、開いた穴から出てくるまでに20分余りだと言っていた。
穴から出てくると近くの木まで歩いていき、木に登っていく。その頃は陽が沈んで薄暗くなり始めている。我が家の庭のセミの抜け殻を見ると、ずいぶん高いところまで上っているのから、低いところのまでいろいろである。どうやって場所を決めるのか興味のあるところだがわからない。
番組では、高速度カメラで撮影した画像を見せてくれたのでよく分かった。セミが殻を割って背中からのけぞるように脱皮し、傍にとまっていると次第に羽が伸びてくる。羽はとてもきれいである。番組では40分ぐらいかかったと言っていたが、随分と早く羽が伸びるものだ。
探偵ナイト・スクープのお陰で、この歳になって初めてセミの羽化を知ることができた。今年は駄目だが、来年の夏は必ずセミの羽化を見てみようと思った。折角、絶好の場所があるのだから。日没を挟んでの2時間ぐらいが観察に適した時間帯らしい。きっと、蚊にさされるだろうなあ。
※今分かったのだが、インターネットで調べればよかったのだ。
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