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2010年9月10日 (金)

イラク戦争は何だったのか?

 先週、アメリカのオバマ大統領は、ホワイトハウスの執務室からイラク駐留の終結を宣言した。これは異例のことであるとサンデー・モーニングでは評していた。おそらく、2003年3月にブッシュ大統領がイラク侵攻を宣言したとき、大統領執務室からアナウンスしたのを倣ったのであろう。

 アメリカのイラク侵略は、後にブッシュ前大統領自身がテレビのインタビューで答えて、「私としても、イラクに大量破壊兵器がなかったこと、アルカイダとフセインイラク大統領とは関係がなかったことを知り、不思議に思った。」と語っている。

 パウエル元国務長官だけでなく、ブッシュ前大統領自身もイラク侵略の大義名分がなかったことを認めたのだ。イラク侵略を支持した小泉元首相と違って、率直と言えば率直だが、何とも無責任な話である。

 本来なら、(フセインの立場に立てば)侵略戦争の張本人として弾劾されるべきものでる。

 アメリカは63兆円もの軍事費を使い、支援した日本も多額の資金や自衛隊を提供した。もし、その金が国内の経済振興などに使われていたらどんなにかよかったことだろう。

 それだけの金を使って、アメリカの戦死者は4416名に達し、イラク民間人の死者は15万人以上になるといわれる。

 そして、今なおイラク国内は混沌としており、連日テロが起きていて、とても米軍の全面撤退は難しいだろうと言われている。

 朝日新聞の記事によると、フセインが支配したイラクはアラブ諸国では一番幸せであったという。高等教育も医療も無料であったし、市民は平和に暮らしていたのだ。それが3月の米軍侵攻によって1ヶ月で崩壊してしまった。そして、今なお地獄の生活を余儀なくされている。

 イラク戦争には反対であったといわれるオバマ大統領は、それでも演説の中でブッシュ氏を讃えた。いったいどういうことなのだろうか。

 おそらく後世に厳格な歴史評価ができる歴史家が現れれば、ブッシュ前大統領のイラク侵略は完全な戦争犯罪であったと評価されるであろうと思う。

 ベトナム戦争、湾岸戦争、イラク戦争、アフガニスタン侵攻など強大な軍事力を背景にしたアメリカのやったことはみな正義をかざして行われた点に注目すべきである。そして犠牲者は相手の国民だけでなく、自国の多くの国民にも及んでいることを忘れてはならない。

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