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2010年8月30日 (月)

中国政府は何故偽物の横行を放置するのか

 24日のテレビ愛知の「ガイアの夜明け」を見た。中国や台湾で偽物や海賊版が横行していることを扱ったものであった。

 かねてから台湾や中国では、日本の有名ブランドの登録商標がされていて日本が大変に困っていることが報道されていたが、相変わらず改善されていないという。

 番組では、「漁民」という日本料理のブランドを取り上げていたが、台湾では2件もそっくりそのまま使った料理店グループがあるのだそうだ。

 松阪牛、鹿児島など有名な地名やブランドが次々に中国で商標登録をされているのも問題である。これについては以前にも取り上げた。国際的信義として、常識では政府はこういう商標登録を許可してはならないと思うのだが、中国政府は平気で許している。そして一端許可したらクレームがあっても取り合わない。まことにおかしなことである。

 さらに、中国では、ホンダ、トヨタ、三菱、日産などの自動車やスズキ、ヤマハなどのオートバイの偽物や、パナソニックや三洋やシャープなどの家電製品の偽物も大量に出回っているという。 

 化粧品もそうだし、ありとあらゆる日本製品のコピーが、横行している。携帯電話では、ノキアや韓国の製品までも偽物が作られ、しかも、最近は技術力が向上したのか、客のニーズに応えて改良して出荷しているそうだ。

 とにかく儲けるためには手段を選ばないというのが、中国人のやり方である。こうして闇で作られた製品は、アフリカなど世界に輸出されている。輸入に規制がないアフリカの国々では一大偽物マーケットができあがっているという。

 不思議なのは、中国政府がこうした国際信義にもとる行為を根絶しようとしないことだ。というより放置をしていると言った方が正しいかも知れない。中国は関税と貿易条約の加盟国で、海賊版などは作るのを防がなければならない立場にあるはずだ。それなのに何故放置しているのであろうか。

 中国人は、日本製品が自国の製品よりも優秀であることをよく知っている。だから、日本に旅行に来る中国人は秋葉原などで、100万円、150万円と買い物をして自国に持ち帰っている。

 金がある人は、日本製品を金に糸目をつけずに買い、金がない人は偽物の粗悪品を買うという構図になっているようだ。

 しかし、中国政府は、即刻法律を改め、偽物を絶滅するべきである。これから中国はさらなる経済発展を目指すならば喫緊の課題である。

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経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

このコメントについて、本文で取り上げさせていただきます。また、コメントをよろしく。

投稿: らら | 2010年9月 2日 (木) 08時27分

「偽物を平気で作ってはいけない」というのが西欧が発明者、生産者の立場を保護する為に長年かかって作ってきたモラルです。買う方は、法で保護された高い価格で買わざるをえません。
 それによって品質が保たれるのですが、日本ではしばしばモラルがこわれ、偽物を売りつけます。「いいものだ」と云って、偽物を売りつけるのですから、「偽物とわかるものを作って偽物と知って買う」と云うほうがわかり易い気もします。
 ブランド志向といって、他人がいいといえばなんでもいいと思って買物するその仕方が問題ではないか。金持ちは高い物を買い、貧民は悪い安物を買わざるを得ないのは、いつの時代、どこの国でも同じです。
 国が誰を法で保護するかという問題だと思うのです。
 どちらがいいのか、どちらでもいいのかは、後日また考えます。

投稿: Ninja | 2010年8月31日 (火) 10時12分

 中国的商法ということは新しい視点です。いずれ取り上げてみたいと思います。
 私が問題にしているのは、偽物を平気で作るという国民性?です。政府も本気になって止めさせようとせず放置していることです。

投稿: らら | 2010年8月31日 (火) 08時22分

7月から政府は中国人のビザの条件を緩和して日本に来やすくしました。これまでの年間300万人から、何と1500万人を期待してのことです。中国人を上得意にしようということです。

投稿: らら | 2010年8月31日 (火) 08時14分

 いいか、悪いかの判断はさておいて、中国の商法と西欧の商法があるように思います。日本は西欧の商法ですが、東南アジアは中国商法だと私は思います。
 というのは、日本では売る方が売る物について責任を持ちます。悪い物を売ればたちまち信用を失い、商売が出来なくなります。ここでは(タイですが)買う方に責任が持たされます。値段に合えば買えばいいし、気に入らなければ買わなければいいのです。
 基本的には、値段は双方の話し合いで決めます。日本でも昔はそうでした。私の祖父は明治時代に医者をしていましたが、お金は金持ちから取るからいいと言って、金のない人には心配せずにくるようにと言っていたそうです。
 どちらかが値段を出すと、それから交渉して折り合ったところで売買されます。定価のあるものは殆んどその値段で売り買いされます。日本のような定価と売価という二重価格はまずありません。
 私の家内は古着市場で200円とか300円とかの古着は買いますが、日本で安売り衣料品店の衣類(中国製)は質が悪いといって買いません。買物をする時に値段が質にあっているかどうかで判断しているようです。
 日本ではブランドで、売るほうの権利が保障されているので、儲けるためには偽物をつかませることが問題でした。いいものなら、ぼろ儲けをしてお金を貯めこまなくても、薄利多売をすればいいのにと思います。買うほうが宣伝に乗せられて買わせられるのではなく、必要な物を買うようにすればいいのではないかと、単純にそう思います。
 中国商法の商習慣が否定されなければならないものかどうか、考えてみる余地もあるのではないでしょうか。

投稿: Ninja | 2010年8月30日 (月) 12時47分

以前海外旅行に日本人がお土産に時計を買ってくると日本製で笑いあった覚えがありますが、今は中国の人達が日本製を求めて日本に旅行に来る時代なのですね。変わりましたね。

投稿: kaori | 2010年8月30日 (月) 08時26分

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