議員歳費日割り先送りに怒りを覚える
日本の国会議員はどこまで自己中なのか、議員歳費の日割りがまた先送りだそうである。自民党がやれなかったのは当たり前のことだが、事業仕分けで名を売った民主党が、議員歳費のことになるとまたもや先送りで取り組みに及び腰である。何とも情けないことである。これだから民主党は支持を失うのだ。
七月の参議院議員選挙で当選した新議員たちは26日から31日の僅か6日間の議員活動で7月分の計229万7000円を全額支給されたのだという。内訳は、歳費129万7000円、文書通信交通滞在費100万円だそうだ。
議員歳費が一ヶ月に229万円余も支給されるというのも、その額の大きさに驚くばかりである。国会議員は寝ていても巨額の収入が保障されているのだ。今でも夏のボーナスがもらえない中小企業の労働者が多くいるというのにだ。
もし、日割りを導入していれば、約44万円の支給にとどまり、約185万円の無駄が削減されるはずでだという。44万円でも一般の会社員から見れば高嶺高額な金額である。
昨年の衆議院選挙ではたった1日で480人の議員に8月分の全額がしきゅうされたという。
こうしたことが、改善されないでいまだに続いているというのが不思議でならない。こういうことこそ自らが改めるべきなのに、相変わらず放置されているというのは、議員は金が欲しくてたまらないからだ。だから国の財政のことなど全く考えないで貰えるものは貰ってやれ、なのだ。国の税金を合法的に取り込んで私腹を肥やしているのだ。
このような悪しき慣行はその気になればすぐにでも超党派で改められるはずである。ねじれなど関係ないのだ。今度の国会で超党派ですぐに議員歳費の日割りを決めてもらいたい。
その次には、どう見ても多すぎる議員が貰う経費についても抜本的な減額をしてもらいたい。消費税率を上げるまでにやらなければならない無駄遣いの仕分けはまだまだあるのだ。
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