珍しい野菜
毎週月曜日と火曜日だけ近所の米屋で野菜を売ることは以前にも書いたことがある。はるばると三重県の多気郡から野菜を仕入れてきて委託している人がいるのだ。
そこで売られる野菜の中には、ときどき市販されていない野菜が売られることがある。今回は、昔なつかしい黄瓜と縞模様の入った瓜、黒西瓜、お化けのようなズッキーニ、真っ白いナス、黄緑色のナス、瓢箪のようなカボチャなどがあった。
黄瓜は子どものころは瓜と言えば黄瓜であったが、このごろは見かけなくなった。甘みが薄いからであろうと思う。試しに買って食べてみたら懐かしい味が舌によみがえり、ほのかな甘みが口の中に広がった。甘みの強い瓜が幅をきかせる中捨てたものではないと思った。
みどりの縞がある瓜は黄瓜とよく似た味で甘みは少ないが捨てたものではなかった。サラダにするとよいということであった。
ズッキーニは長さが50cmくらいもあり、黄色とみどりのまだらの模様がついている。普通売られているものとは想像もつかないくらい別物に見える。あまりにも大きいので買うのがためらわれる。一度買ってみたが味は悪くはなかった。
黄緑色のナスは米ナスくらいの大きさがあり、触ると柔らかい。料理法によってはとてもおいしく食べられる。
真っ白いナスは硬いが煮物にして食べたら普通のナスのように食べられた。
キュウリも昔懐かしい太くて大きくて柔らかいキュウリである。昔はこういうきゅうりばかりであったが、いつのまにか見かけなくなり、緑色の硬いまっすぐなきゅうりばかりになってしまった。この柔らかい感触が何ともいえないのに。
黒西瓜は、野菜を運んでくる人が、「これはいちばんいい西瓜だと言ったので買ったのだが、皮が厚くて種が多く甘みが薄くて全く駄目であった。1000円も出して買って損をした気分であった。
ここで売られる野菜は、珍しいのが多いので、当たりはずれがあっても食べてみたくなるから買っている。
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