釣りとの出会い
今はやらないが、一時釣りに凝ったことがあった。釣りを始めたきっっかけは、40歳ごろだったと思うのだが、天竜川の畔の宿に1泊したことであった。
妻が子どもを連れて広島の友人のところに出かけたので、私も一人で駒ケ岳に出かけた。そのとき、天竜川の川辺に宿をとった。
その宿は民宿のようなもので、入り口のところに竹の釣り竿が何本か立てかけてあった。宿の主人に聞くと、宿泊した人に貸すために用意したあるのだと言った。それで、一度天竜川で釣りをしてみようと思い立った。
竿を借りて天竜川に下りて行った。天竜川はかなり流れのきつい川であった。浅瀬のところで教えてももらった餌の川虫を探した。確かクロカワムシといった。体長が2cmぐらいの黒っぽい水生昆虫であった。
石を起こしてその虫をつかまえて針先につけて釣りを始めた。辺りには自分以外には釣りをしている人はいなかった。流れに沿って餌を流していたが簡単には釣れなかった。
かなり時間がたって手元に手ごたえを感じた。さっと竿をあげると、体長6cmぐらいのきれいな魚が陽をあびてキラッと輝いた。何というきれいな魚だろうと思った。
その日、魚は2匹釣れただけであったが、大変に満足をした。釣った魚は持って帰るわけにはいかないので逃がした。
後で分かったのだが、その魚はシラハエ(学名オイカワ)であった。
そのときの魚の美しさは今も脳に焼き付いている。それがきっかけでその後何とかしてまた釣ってみたいと思うようになった。
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