鼓膜を振るわせるセミの大合唱!
今年の梅雨は一気に開けて一転して暑い夏になった。熱中症にかかる人の数も新記録だとか。
梅雨が開けてから、待っていましたとばかりに、我が家の小さな庭のあちこちに直径1.5cmぐらいの穴があき始めた。セミが地中から出た穴である。
長い地中生活を終えたセミは朝暗いうちに近くの木などに登って殻を割って出てくる。葉の先などにセミの抜け殻が並んでついている。
セミは猛暑が好きだとみえて朝早くから鳴いている。7時過ぎに庭に出てみたら耳をつんざく物凄い音で鳴いている。鼓膜がガリガリと震える感じである。モミジや金木犀に止まってセミが羽を振るわせているのだ。見ると他のセミに負けまいとして渾身の力を振り絞って羽を震わせているようだ。
この頃は何故か羽が透きとおってみどりの筋が入っているセミである。多分クマゼミだと思う。以前はクマゼミがいなくてアブラゼミばかりであったが、アブラゼミはいなくなってしまったようだ。
妻が木に張った蜘蛛の巣を払ったところ、一斉にセミが飛び立ち、小便を放射していったそうだ。まるで雨のように顔にかかったと言っていた。
私の子どものころ、セミを取りに行って小便をかけられたことがなんどもあった。
私はアブラゼミよりクマゼミの方が好きなのだが、これだけけたたましく鳴かれるといささかうんざりである。
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セミの声がなつかしいですか?録音して聞けるようにしておけばよかったですね。朝、九時過ぎまではやかましく鳴いています。
投稿: らら | 2010年7月24日 (土) 08時23分
すごくなつかしい。
読んだだけで、蝉の声が耳に響いてきます。
こんなに暑いのに、ここでは蝉の声はめったに聞きません。
蝉の声が聞えないから、暑さがやわらぐのかも知れません。
年中夏だから、「夏になった」と感じなくてもいいのかも知れません。
暑さの中で聞く蝉の声がなつかしいです。
投稿: Ninja | 2010年7月23日 (金) 08時31分